学習管理システムの学生に対して、能力ベースでの教育目標の管理および配置を行います。

ゴールパフォーマンスダッシュボードを使用して、学生および教員は、学位、証明書、プログラム内で定められた学習目的の進捗状況を追跡できます。ゴールパフォーマンスダッシュボードは、パーソナライズされた学習機会を提供し、学生は、自分のペースでコンテンツを進めつつ、コンセプトやスキルを習得できます。

このBuilding Blockは、2015年第4四半期のLearn 9.1リリースおよびLearn SaaSで利用可能です。また、2014年4月および10月のLearn 9.1リリースと互換性があります。

Blackboardサービスは、このBuilding Blockの実装および使用時に役立ちます。

学生によるゴールパフォーマンスダッシュボード使用方法の詳細

教員によるゴールパフォーマンスダッシュボード使用方法の詳細


能力ベースの教育とは?

従来の採点では、単一の測定基準である成績と能力を結合していました。学習者があるコンセプトでは十分理解しているが、別のコンセプトで理解が不十分な場合、単一の成績は誤解を招く可能性があります。能力ベースの教育は、能力の証拠を個別に評価するため、真の習熟度を測定することができます。このタイプの測定では、学生用にパーソナライズされた学習環境が促進され、学生は自分のペースで学習することが可能になります。米国教育省は次のように利点を挙げています:

「シートタイム (受講時間) から柔軟性を生み出す構造への移行により、学生は、学習の時間、場所、またはペースを問わず、アカデミックコンテンツの熟達度をデモしながら進めることが可能になります。能力ベースの戦略は、単位の取得または授与の方法について柔軟性を実現し、パーソナライズされた学習機会を学生に提供します。」

ゴールパフォーマンスダッシュボードの機能

ゴールパフォーマンスダッシュボードには以下のような機能が搭載されています。

  • 学生の能力パフォーマンスを視覚化する、コース内およびコース間でのパフォーマンスダッシュボード
  • 所属教育機関がすべて設定できるパフォーマンススケール
  • 学生、教職員、アドバイザの利用で複数のビューを提供
  • 学生および教員のためのコース採点対象の表示
  • 学生およびアドバイザのためのコース間プログラム採点対象の表示

さらに、Blackboard Consulting Servicesの助けを借りて、教育機関はカスタムレポートを実装することができます。これらのダッシュボードにさまざまなデータを含め、Building BlockをBlackboard Analyticsに統合し、別の得点計算を作成できます。


ゴールパフォーマンスダッシュボードのインストールと有効化

  1. Building Blockをインストールして有効化したら、[管理パネル] > [ツール]に移動して、所属の教育機関用にツールを有効化します。

    デフォルトでは、ユーザ個人のゴールパフォーマンスデータが、関連付けられたアセスメントや成績管理列のものである場合、またはシステムロールアクセス権を通じてユーザに権限が付与されている場合、ツールモジュールまたはMy Blackboardメニューにはツールリンクのみ表示されます。ただし、適切なユーザが常にダッシュボードにアクセスできるように、ツールリンクを手動で追加することが可能です。これは、アカデミックプログラムなど、複数コースを対象とした目標をカバーするダッシュボードに役立つ可能性があります。

    • ツールリンクを追加するには、[管理パネル] > [タブ/モジュール] > [ツールパネル]に移動します。
    • [ツールの追加]を選択します。
    • 利用可能なツールのリストから[ゴールパフォーマンス]を選択し、ツールリンクのタイトルを入力します。
  2. アドバイザなど、該当するユーザにアクセス権を付与し、他のユーザのプログラムダッシュボードを表示できるようにするには、ゴールパフォーマンスビューアと呼ばれる新しいシステムロールを使用します。このシステムロールをユーザレベルで割り当て、すべてのユーザのダッシュボードを表示するためのアクセス権を付与することができます。
    • 教育機関がCommunity Engagementにアクセスできる場合は、システムロールを教育機関の階層ノードやドメインに適用して、アドバイザに表示するユーザを制限することができます。この関係は、コースとノードの関係ではなく、ユーザとノード/ドメインの関係に基づきます。
    • Community Engagementにアクセスできない場合、学生の活動状況一覧権限を該当する既存のシステムロールに追加することができます。システム管理者は常にプログラムダッシュボードにアクセスできます。
  3. Blackboard Learn環境において、目標階層および配置データがすでに存在しており、プログラムダッシュボードで直ちに結果を表示したい場合は、[管理パネル] > [システムレポート] > [レポートデータを最新の情報に更新] > [レポートデータを最新の情報に更新]に移動します。

ダッシュボードの設定

  1. ゴールパフォーマンスダッシュボードのスケールをカスタマイズするには、[管理パネル] > [コース設定] > [ゴールパフォーマンスのスケール]に移動します。範囲の追加、名前の変更、色付けができます。教員は、スケールを使用するかどうか、コースでオフにするかどうかを選択できます。最適な結果が得られるよう、プログラムのすべてのルーブリックは同じレベル、範囲、およびラベルにしたがう必要があります。
  2. 目標階層を設定するには、[管理パネル] > [ゴールおよび評価]に移動します。ダッシュボードは、配置ではなく、直接の親/子関係が存在する場所で集計を行うため、集計が予想される能力モデルは同じゴールカテゴリに存在する必要があります。
  3. コースで、質問と項目を目標に配置します。ダッシュボードの計算では、まず最も低いレベルの配置が検索され、配置が見つからない場合、次に最も高いレベルに向けた処理が継続します。ルーブリック行が最初に処理され、その後にルーブリック配置、アセスメントと続きます。テストの場合、システムは、テスト本体に対する配置の前に、個々の質問に対する目標の配置について考慮します。オブジェクトに配置 (たとえば、ルーブリック行) が存在する場合、点数はすべての配置に均等かつ完全に属します。
    • 計算では加重点数は使用されません。代わりに、計算では、満点の点数の合計から割り当てられる点数を使用します。コース間集計について最高の結果を得るには、プログラムを通じて、一貫性を持つ割り当ての点数が必要になります。コースごとに方法を変更するのではなく、同様の論理的根拠とパターンに従います。
    • プログラムダッシュボードの場合、計算には、利用可否の設定に関係なく、有効となっているコースおよび登録での配置が含まれます。