Blackboard Partner Cloudによって、各種コンテンツの統合が1つの登録およびアクティベーションプロセスに合理化されます。Blackboard Partner Cloudによって、新旧のBuilding Blockバージョンの管理に伴う困難が解消されるとともに、新しいパートナー機能と製品更新の配信も促進されます。同時に、学生の機密データはプライベートかつ安全に維持されます。

この技術の導入にあたって、Blackboardはベストプラクティスを組み込みながら、すべてのパートナー統合に対して、次のような一貫性のあるネイティブBlackboard Learnワークフローを継続的に導入します。

  • シングルサインオンによって、教員と学生は1回のログインですべてのコースリソースを利用できます。
  • 成績表の自動更新によって、すべての課題の成績がBlackboard成績管理に表示されるため、教員は時間を節約できます。
  • 深いリンク機能によって、教職員は情報の配信をより効果的に制御できるようになり、学生はコースでの作業に簡単にアクセスできるようになります。
  • 学生データについては、Family Educational Rights and Privacy Act (FERPA) などの個人情報保護法に準拠して、学生の機密情報が安全に保護されます。

現在利用可能なパートナー統合

教育機関は、無償のPartner Cloud Building Blockを使ってPartner Cloudを利用できます。最初にBuilding Blockをインストールして、利用できるように設定する必要があります。続いて、教職員と学生が利用できるように、個々のパートナー統合を設定します。


技術要件

  • Partner Cloud Building Blockは、Blackboard Learn 9.1 Service Pack (SP) 13以降のライセンスを付与されたクライアントが利用できます。
  • Partner Cloud Building Blockでは、クラウドサービスが有効になっている必要があります。プロフィールなど、その他のクラウド機能はオプションです。
  • Partner Cloud Building Blockが正しく機能するようにするには、最新のパッチをインストールする必要があります。
  • Blackboard Learn環境は、ファイアウォールまたはセキュリティソフトウェアを通じて、外部のクラウドサービスからアクセス可能であることが求められます。これには、クラウドにアクセスする必要があるテスト環境や開発環境も含まれます。

Blackboardクラウドの詳細


よくある質問

教育機関で、Cengage Learning、McGraw-Hill、Pearson、WileyPLUSなど、レガシ版の発行者Building Blocksを使用している場合はどうなりますか?

McGraw-Hill Higher Education、Pearson、WileyPLUS、およびCengage Learning用のレガシ版コンテンツパートナー統合Building Blocksは、一定期間存続します。教育機関で、現在これらのBuilding Blocksを使用している場合は、そのままPartner Cloud Building Blockをインストールして、Partner Cloud統合にアクセスできます。

Partner Cloud統合はFERPAに準拠していますか?Blackboard Learnとパートナー間では、Partner Cloudを通じてどのような情報がやり取りされますか?

Blackboardとパートナーは、Partner CloudのパートナーコンテンツとBlackboard Learnを協力して統合するために、学生情報に関連するFERPA法とプライバシーの問題を非常に意識しました。その結果、共有および保存できるデータは、教育機関に関する情報と暗号化された識別子に限定されています。学生の機密情報は、BlackboardとMacmillanに共有されたり、クラウドに保存されることはありません。

Blackboard LearnとPartner Cloudのパートナーシステムの統合は、学習ツールのオープンな相互運用性を規定するBasic LTI (Learning Tool Interoperability) 基準に従って行われます。Partner Cloud Building Blockは、教育機関名、Shared Secret、利用者キーをパートナーに渡します。Blackboard Learnでは、デフォルトで学生の機密情報(Blackboard IDなど)をパートナーと共有することはありません。パートナーシステムでシングルサインオンを確立するために、Blackboard Learnは業界標準の暗号化を使用して、一意の識別子のみをパートナーに送信します。この識別子はBlackboard Learnによって暗号化されるため、パートナーからは完全に識別不能であり、Blackboardユーザが直接トレースされることはありません。

地域のキャンパスのBlackboard管理者は、Blackboard Learnとパートナー間で共有する追加情報の量を完全に制御できます。たとえばBlackboard管理者は、コースやユーザの名前を共有するかどうかを選択できます。共有すると、この基本情報がユーザに表示され、全体的な使いやすさが向上します。ただしこれらの情報は、ローカルのBlackboard管理者が明示的に許可しない限り、共有されることはありません。

Blackboard Learnとパートナー間で送信されるすべてのデータは、署名され、SSLを介して安全に送信されます。このようなセキュリティによって、情報が常に100%安全に保護されることになります。Blackboard Learnに導入されたパートナーの課題が完了すると、パートナーは得点を暗号化し、暗号化された識別子を使用して、TLSを介してBlackboard Learnに送信します。Blackboard Learnはパートナーから得点を受け取り、Blackboard Learn成績管理に記録します。

Partner Cloud Building Blockを無効にすると、コースでいずれかのPartner Cloud統合を使用していた教員と学生には、どのような影響がありますか?

 Partner Cloud Building Blockを無効化またはアンインストールすると、Blackboard Learnコース内でパートナーコンテンツのリンクが利用できなくなります。教員は、これらのリンクを削除するか、学生に対して非表示にする必要があります。コースツール領域内のパートナーリンクは、自動的に消去されます。

パートナー統合によっては、教員と学生は、該当するパートナーWebサイトを通じて、パートナーアカウント資格情報を使用してパートナーコンテンツに直接アクセスできる場合があります。その場合でも、学生の参加情報やパフォーマンスデータが失われることはありません。

教員はどのようにPartner Cloud統合を開始できますか?

個々のパートナー統合を設定してPartner Cloud Building Blockを通じて利用可能にすると、教員はBlackboard Learnコースからパートナーコンテンツにアクセスできるようになります。すべてのPartner Cloud統合には、すべてのコースコンテンツエリアの[発行者のコンテンツ]タブで[Content Market]を選択することでアクセスできます。教員が最初にパートナーコンテンツにアクセスすると、パートナーに登録し、パートナーコンテンツとBlackboard Learnコースを関連付けるように要求されます。これは1回限りの登録プロセスです。

学生はどのようにPartner Cloud統合を開始できますか?

教員がコースにパートナーコンテンツを追加すると、Blackboard Learnコースに直接リンクが埋め込まれます。学生がこのリンクを最初に選択すると、パートナーに登録して購入済みのアクセスコードを入力するか、その時点でコードを購入することが要求されます。これは1回限りの登録プロセスです。その後、学生が埋め込みのリンクを選択すると、パートナーコンテンツに直接アクセスできます。

教育機関でプロフィールを有効にすると、Partner Cloud統合に関する教員と学生のユーザエクスペリエンスにどのように影響しますか?

 教育機関でクラウドプロフィールをオンにしている場合、Partner Cloudにアクセスするユーザは、Partner Cloud統合に最初にアクセスするときに、Blackboard Profileを確認または作成することが求められます。その場合、教員は[発行者のコンテンツ]タブから、学生は埋め込みのリンクからアクセスできます。  ユーザは、この画面でBlackboard Profileへの接続をスキップするよう選択することもできます。この手順は、特定のパートナーに対する登録プロセスの直前に実行されます。

 教育機関がクラウドプロフィールを有効にしていない場合、ユーザには、Partner CloudにアクセスするときにBlackboard Profileへの参照が表示されません。このシナリオでBlackboard Profileに渡されるデータは、ユーザのLearnアカウントに関連付けられている一意のIDだけです。このシナリオでは、個人識別情報はBlackboard Profileサービスに保存されません。 プロフィールには、名前、Eメールアドレスなどは保存されず、そのユーザ用に作成された一意のIDだけが保存されます。