Blackboard Learnは洗練された学習管理システム (LMS) で、テクノロジーのすべての利点を学習環境にもたらします。Blackboard Learnは教育機関のニーズや好みに応じて、高度な構成が可能です。システムが複雑だと、新しい管理者はどこから始めたらいいのか判断が難しい場合があります。Blackboard Learnについて知るには、下記のリソースを見てください。

新着情報を読む

新しいリリースを配布する場合、リリースノートを閲覧して何が含まれているか確認することをお勧めします。リリースに記載された内容を理解することは、ユーザのために変更点を管理するのに役立ちます。

リリースバージョンについて

Blackboard Learnのリリースバージョンは、製品が教育機関でどのようにホストされているかによって異なります。SaaS導入は毎月、本番サーバにリリースされます。セルフホスティングクライアントおよびマネージドホスティングクライアント用のLearn 9.1導入では、年に2回、Q2とQ4に本番サーバにリリースされます。

SaaSリリース番号は採番規則3100.0.0で分類されます。5桁目は、リリースされた月を示します。例:3100.9.0、3100.11.0

Learn 9.1 Q2とQ4リリースはSaaSリリースに従って作成されます。SaaSリリース番号の2桁目には、年2回のバージョンが反映されます。

例:

  • 3000.0.0 = 9.1 Q2 2016
  • 3100.0.0 = 9.1 Q4 2016
  • 3200.0.0 = 9.1 Q2 2017

教育機関のバックアップと復旧を理解する

バックアップと復旧は、システムを健全に保つ上で重要な部分です。教育機関のプロセスと、システムのどのコンポーネントが定期的にバックアップされているかを把握しましょう。また、本番環境で問題が発生する前に、テスト環境を使用してバックアップと復旧のプロセスに慣れておくことも検討してください。

Blackboard Learnのバックグラウンドプロセスを知る

バックグラウンドプロセスによりBlackboard Learnが円滑に実行されるので、管理者が頻繁に注意を払う必要はありません。ActiveMQとETL_refreshは、慣れるために役立つプロセスです。ActiveMQは高性能のメッセージブローカーで、Java Message Service (JMS) 実装です。これにより、Blackboard Learn環境のサーバは相互に通信できます。ActiveMQに依存する領域の例は次のとおりです :

  • 通知
  • コースのコピー
  • 学務情報システム (SIS)

ActiveMQの詳細

学務情報システム統合とのデータ交換

学務情報システム統合は異なるシステム間でデータを迅速に転送するために役立つ貴重なツールです。学務情報システム統合をBlackboard Learnに実装するには、いくつか方法があります。チームが現在学務情報システム統合をどのように処理しているか把握してください。さまざまなオプションの詳細については、ヘルプトピックで確認できます。

Blackboard Learnのメンテナンスとトラブルシューティング

サーバ管理も始めたばかりの場合は、構成の変更を参照してシステム構成の変更に関する参照を確認します。また、メンテナンスやアップグレードの際、どのサービスを停止または起動するべきか、Blackboardサービスで必ず確認してください。

Activity_Accumulatorテーブルはユーザのアクティビティを追跡するもので、ユーザのアクティビティを簡単にクエリしたり、追加のBlackboard Learnテーブルに結合したり、カスタムレポートを作成したりする際に非常に役立ちます。ETL_Refreshプロセスは、データを更新してBlackboard Learnデータベーステーブルに送るメカニズムです。

サポートケースを解決する際、Blackboardサポート からbb-config.propertiesファイルの設定を変更するように要求される場合があります。サポートから、問題に対する解決策を見つけるために、Blackboard Learn環境の各サーバからこのファイルのコピーを送信するように要求される場合があります。また、bb-config.propertiesの更新後にサーバを再起動しなければならない場合があります。