日誌について
日誌は、学生が教員と個人的にコミュニケーションするための個人用スペースです。学生は、自己反省のツールとして日誌を使用することもできます。コースについての意見、アイデア、疑問点を投稿したり、コースの関連教材について議論や分析を行ったりできます。
学生に向けた幅広い日誌の課題を作成することができます。学生は学習プロセスを振り返り、見識や態度の変化を記録として残すことができます。学生は、直面した問題と、その解決方法を説明できます。また、教員はより公式な意味合いを持つ、教員主導の日誌エントリを作成することもできます。掲示板のトピック一覧で焦点を絞ることができます。
日誌は個別のプロジェクトに理想的です。たとえば、創作文のコースでは、各学生がエントリを作成し、教員がコメントを記述します。この方法では、学生は教員のガイダンスや提案を参考にしながら、作文課題のセクションを一定期間にわたって改善できます。学生は、自分のエントリにコメントを作成して、会話を続けることもできます。
このページのトピックは次のとおりです。
Video: Create a Journal
Watch a video about creating journals
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Video: Create a Journal shows how to create student journals.
日誌の作成
[コースコンテンツ]ページで、日誌を追加する場所のプラス記号を選択します。[作成]を選択し、[項目の作成]パネルの下部にある[日誌]ボタンまで下にスクロールします。フォルダや学習モジュールを展開して、日誌を追加することもできます。
わかりやすいタイトルを入力し、学生がコンテンツリストで適切な日誌を検索できるようにします。タイトルを追加しないと、[コースコンテンツ]ページにタイトル「新しい日誌」と日付が表示されます。
- プロンプトを追加し、期待する内容とガイドラインを設定します。エディタのオプションを使用して、テキストの書式設定、ファイルの添付、マルチメディアの埋め込みができます。プロンプトを追加しない場合、この日誌について教員が指示を追加していない旨のメッセージが学生に表示されます。
- 日誌を表示または非表示にします。新しい日誌はデフォルトで非表示になっています。教員が学生に対して日誌の公開を選択するまで、学生は日誌にアクセスできません。事前にすべてのコンテンツを作成し、スケジュールに基づいて学生に表示するものを選択できます。また、日付、時刻、コース成績表のその他の項目のパフォーマンスに基づいて、利用可否の条件を設定することもできます。学生は[コースコンテンツ]ページで、教員が設定した日時に日誌を表示できるようになります。
- 日誌の設定をカスタマイズします。[日誌の設定]パネルで、ユーザにエントリやコメントの編集および削除を許可するかどうかを選択できます。[目標と基準]の下で[ゴールを設定]を選択して、アクティビティが望ましい学習成果を測定できるようにできます。学生に洞察力のある投稿を促すために、日誌を採点対象にすることができます。採点対象の日誌には、さらに多くの設定オプションがあります。
- 日誌を自動生成する。教育機関がAI Design Assistant機能を使用している場合、AIを使用して日誌を作成できます。[日誌の自動生成]ボタンを選択して、作成パネルを表示します。
日誌の自動生成
日誌は、コースのタイトルと説明に基づいて生成されます。
AI Design Assistantが生成する日誌をカスタマイズするには、いくつかの方法があります。
- 説明を入力して (2000文字以内)、日誌の焦点を絞り込む
- 必要な認知レベルを選択する
- 適用
- 分析
- 評価
- 作成
- "ひらめきを与える"では、さまざまなレベルが提供されます
- スライダを動かして、日誌の焦点の複雑さを調整する
- 日誌のタイトルを生成するかどうかを選択する
- [詳細オプション]の横にある矢印を選択して、出力言語を変更します。
認知レベルは、ブルームの分類法に基づいています。
オプションで、AI Design Assistantに日誌のコンテキストを提供してもらうコース項目を選択できます。[コース項目の選択]を選択して開始します。
コースコンテンツ項目の横にあるボックスを選択して、その日誌のコンテキストに含めます。
フォルダまたは学習モジュールの横にある矢印を選択して、それらの項目を含めることができます。コンテキストの項目の選択が終わったら、[項目を選択]を選択して問題生成に戻ります。
コンテキストピッカーでサポートされているファイルの種類には、PDF、Word、PowerPoint、テキスト、RTF、HTMLがあります。
設定が完了したら、[生成]を選択します。各日誌の正確性と偏りを確認します。コースに追加する日誌を選択し、[追加]を選択します。
日誌を開く
誰かが日誌に投稿すると、[コースコンテンツ]ページのタイトルの横にアクティビティアイコンが表示されます。タイトルを選択すると日誌が開きます。また、直接アクティビティストリームから日誌を開くこともできます。
日誌には 2 つのタブがあります。[日誌]タブに、入力したプロンプトが表示されます。採点対象でない日誌には[参加]タブがあり、採点対象の日誌には[成績と参加]タブがあります。
エントリおよびコメントの表示
[参加]タブのリストから学生の名前を選択すると、その学生のすべてのエントリと教員の回答が表示されます。ページに多数のエントリがある場合は、表示する項目の数を最大20まで調整できます。
採点ピルに成績を入力して日誌を直接採点するか、プラス記号で表示される[フィードバック]アイコンを選択してフィードバック を残すことができます。フィードバックは、投稿をした後も3つのドットのメニューを使用して編集できます。
日誌に新しいエントリまたはコメントを入力すると、[新規]アイコンが表示されます。
エントリの下にある[コメント]を選択すると、テキストボックスが表示され学生のエントリに回答できます。リッチテキストエディタでは、回答の外観をカスタマイズしたり、メディアを埋め込んだりすることができます。エントリにコメントすると、スレッドが作成されます。
また、学生の日誌に新しいエントリを追加することもできます。[エントリを入力]というテキストボックスを選択します。学生は質問やコメントに返信できるようになります。
日誌エントリやコメントに関連付けられた[その他のオプション]メニューを選択して、日誌エントリやコメントを編集または削除できます。編集または削除のオプションを表示するには、エントリやコメントを編集または削除する権限をユーザに付与する必要があります。エントリを編集および削除する権限は、コメントの編集および削除とは異なります。
エントリにコメントが追加された場合、[コメントを非表示]を選択すると、スレッドの最初のコメントのみが表示されます。すべてのコメントを再度表示するには、[コメントを表示]を選択します。[参加]タブに戻らずに学生の日誌エントリ間を移動するには、エントリの上部にある左右の矢印ボタンを選択します。
日誌の編集と管理
教員が日誌内のコンテンツを編集しても、学生には新しいコンテンツが表示されたことが通知されません。
エントリまたはコメントがない場合に限り、日誌を採点済みから未採点に変更することができます。エントリやコメントが送信された後は、日誌のタイプを変更できなくなります。
採点対象の日誌を削除すると、日誌は[コースコンテンツ]ページおよび成績表から削除されます。
日誌の変換とコピー
元のコースビューの日誌、プロンプト、設定は、コースのアーカイブとエクスポートに含まれ、Ultraコースビューに変換されます。元のコースのコンテンツエリアの日誌だけがUltraコースの[コースコンテンツ]ページに表示されます。現時点では、アーカイブをリストアしたときに、コメントと学生のエントリは含まれません。
また、Ultraコースのプレビューの一貫として、元のコースの日誌をUltraコースに変換することもできます。
コピーワークフロー
Ultraの日誌は、担当する他のUltraコースからコピーできる、サポート対象のコンテンツ項目に含まれています。
元のコースからUltraコースに日誌のみをコピーした場合、採点対象の日誌だけが成績表に表示されますが、内容を編集したり、学生に表示したりすることはできません。採点対象でない日誌はコピーされません。元のコースのコンテンツエリアに表示されている日誌をUltraに変換するには、コースのエクスポートまたはアーカイブをお勧めします。