従来のコースビューで利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。Ultraコースビューでは、インストラクタは成績表を常に利用できます。

成績列には、コース内のさまざまなアクティビティの成績が表示されます。Ultraコースビューでは、次の列を作成できます。

  • 総合評価 — 点数、加重項目、またはカスタム式に基づいて、最終的なコース成績を表示します。
  • 採点可能項目 — オンラインで完了した成績項目 (テストや課題など) に対して列が自動的に追加されます。また、授業外で行われたアクティビティなどオフラインで完了した採点可能項目に対しては手動で列を追加することができます。
  • 出欠評価 — 出欠を採点計算に使用する場合、出欠列には学生の現在の出欠評価が表示されます。詳細については、「コースの出欠の設定」を参照してください。
  • 総合計算列点数または加重項目に基づいて計算された得点が表示されます。これは学期の計算で最もよく使用され、学生に総合評価の異なる表示方法 (点数またはパーセンテージ) を提供します。詳細については、「総合計算列」を参照してください。 
  • 計算列特定のアセスメントやカテゴリのみなど、選択した学習活動のカスタム式に基づいて計算された得点が表示されます。詳細については、「計算列」を参照してください。 

総合成績列

総合評価列には、コース全体の成績の対象となる採点および投稿したすべての項目の途中集計が表示されます。この列は成績表の学生名の横に表示されます。これにより、各学生のパフォーマンスを簡単に確認できます。

総合評価の設定

まだ総合評価を設定していない場合は、設定するように促すバナーが表示されます。 

Example of the set up overall grade message

総合評価を使用したくない場合は、[このメッセージを非表示にする]を選択して、このプロンプトを画面から消去します。必要に応じて、総合評価は、[成績表の設定]からいつでも追加できます。

  1. バナーから[設定する]を選択します。[総合評価]ページが表示されます。
  2. [計算タイプを選択]で、次のオプションのいずれかを選択します。 
    • 点数点数ベースの計算は、コース内で相対的に重要度が高い項目と低い項目が学生に明確になるため、透明性を高めるのに役立ちます。計算に含めるカテゴリと項目を選択できます。コースで利用可能な最大合計点数は、計算に含める項目とカテゴリによって決まります。
    • 加重加重計算は、最終成績を100%とし、それに対するパーセンテージとしてカテゴリと成績項目を計算します。コース項目およびカテゴリにパーセンテージ値を割り当て、同じカテゴリの項目に比例して加重するか均等に加重するかを選択できます。詳細については、「 加重計算の作成」を参照してください。
    • 詳細カスタム式を使用して総合評価を計算します。

 総合評価の計算に点数を追加する

  1. [総合評価]ページの [計算タイプを選択]で、[点数]を選択します。 
  2. 項目が含まれるカテゴリは最初にリストされ、含まれている項目の数順に並べられます。カテゴリを展開して項目を表示します。以下のことを実行できます。
    • カテゴリから項目のリンクを解除。これは、項目をカテゴリの残りの項目から切り離して計算に含めたい場合に便利です。 
    • カテゴリ内の項目を総合評価の計算から除外。これにより、コース内で利用可能な合計点数から項目の点数が除外されます。その項目またはカテゴリはグレーになり、計算に含まれないことを示します。ボタンを再度選択すると、項目またはカテゴリが再び計算に含まれるようになります。 
  3. カテゴリごとに[計算ルールを編集]を選択して、現在の設定を確認または更新できます。
    • [得点の除外 ]を選択すると、各カテゴリの指定された数の最高得点または最低得点が計算から除外されます。 
    • [使用のみ]を選択すると、最高得点または最低得点以外のすべての成績が計算から除外されます。
  4. [総合評価の設定]で、総合評価の表示方法 (文字による成績、パーセンテージ、点数、またはコースで作成された成績評価) を選択します。[点数]を選択すると、教員と学生に対して表示される総合評価は、獲得した点数をコースで利用可能な合計点数で割った分数となります。例 : 745/800。
  5. [学生に表示]を選択すると、学生は成績表の情報ボタンから総合評価と計算の詳細を表示できます。 
  6. [保存]を選択します。

加重総合評価の計算を追加する

  1. [総合評価]ページの [計算タイプを選択]で、[加重]を選択します。 
  2. [カテゴリでの採点可能項目の加重を設定します]の下で、[比例]または[均等]を選択します。
    • [比例]を選択すると、含まれる列とカテゴリの素点を取得し、その結果を満点の合計で割り、加重列の各項目のパーセンテージを算出します。結果のパーセンテージには各項目の比例加重が保持されているため、点数が高い項目ほど、計算された成績に対する影響が大きくなります。
    • 加重列に含めるよう選択した列やカテゴリの点数が異なる場合、均等は点数をパーセンテージに変換します。このパーセンテージは、加重列に含まれる各項目の等しい値を取得するために平均されます。 
  3. 項目が含まれるカテゴリは最初にリストされ、含まれている項目の数順に並べられます。カテゴリを展開して項目を表示します。以下のことを実行できます。
    • カテゴリから項目のリンクを解除。これは、項目をカテゴリの残りの項目から切り離して計算に含めたい場合に便利です。 
    • 加重を編集するための項目またはカテゴリのロック解除。ロック解除されたすべて項目が自動的に差し引きされ、全体の計算が100%になるように調整されます。 
    • カテゴリ内の項目を総合評価の計算から除外。これにより、コース内で利用可能な合計点数から項目の点数が除外されます。その項目またはカテゴリはグレーになり、計算に含まれないことを示します。ボタンを再度選択すると、項目またはカテゴリが再び計算に含まれるようになります。 
  4. カテゴリごとに[計算ルールを編集]を選択して、現在の設定を確認または更新できます。
    • [得点の除外 ]を選択すると、各カテゴリの指定された数の最高得点または最低得点が計算から除外されます。 
    • [使用のみ]を選択すると、最高得点または最低得点以外のすべての成績が計算から除外されます。
  5. [総合評価の設定]で、総合評価の表示方法 (文字による成績、パーセンテージ、点数、完了/未完了、またはコースで作成された成績評価) を選択します。[点数]を選択すると、教員と学生に対して表示される総合評価は、獲得した点数をコースで利用可能な合計点数で割った分数となります。例 : 745/800。
  6. [学生に表示]を選択すると、学生は成績表の情報ボタンから総合評価と計算の詳細を表示できます。 
  7. [保存]を選択します。

総合評価の詳細計算を追加する

このオプションを使用すると、より柔軟に作業できるようになり、多様な評価方法を利用できます。これは、 1つまたは複数の特定のアセスメントが関連する計算に基づいて総合評価を行う場合に便利です。

  1. [総合評価]ページの [計算タイプを選択]で、[詳細]を選択します。 
  2. 数式の作成を開始します。左のペインで関数、変数、または演算子を選択して右のペインに追加します。

    たとえば、左のペインで[合計]を選択して、その関数を右のペインに追加します。リストを展開して、数式に含める項目を選択します。カテゴリを選択すると、カテゴリ内のすべての項目が含まれます。採点済み項目とその他の計算は個別に選択する必要があります。リストをスクロールしてすべての項目を表示します。[変数]メニューで含める項目を選択します。

    • メニューで選択した後、メニューの外をクリックして終了し、右のペインで選択を保存します。最後に、数式に追加する各エレメントが表示されます。 
    • 数式を並べ替えるには、要素を選択して、新しい場所にドラッグします。
    • 要素を削除するには、要素を選択してから[X]を選択します。 
    • 完全にやり直すには、[クリア]を選択してすべての要素を削除します。
    • 注 : 関数、変数、演算子は何度でも使用できます。
  3. [総合評価の設定]で、次の操作を行います。
    1. 獲得した点数を合計点で割るには、[合計点のうち獲得した点数に基づいて成績を計算します]を選択します。このオプションを選択しない場合、総合評価は、獲得した点を満点の点数の合計で割って算出されます。 
    2. [総合評価の表示方法を選択]で、文字による成績、パーセンテージ、点数、完了/未完了、またはコースで作成された成績評価を選択します。[点数]を選択すると、教員と学生に対して表示される総合評価は、獲得した点数をコースで利用可能な合計点数で割った分数となります。例 : 745/800。
    3. 学生が成績表の情報ボタンから総合評価と計算の詳細を表示できるようにするには、[学生に表示]を選択します。 
  4. [検証]を選択して、数式の正確性を確認します。数式に問題がある場合は赤で強調表示されます。必要に応じて変更します。 
  5. 数式が有効であることが確認されたら、[保存]を選択します。 
An instructor may configure an advanced calculation for the overall grade

値は小数第2位まで示すことができます。

匿名で採点されたアセスメントの得点は、匿名を解除しない限り計算に含まれません。

総合評価の設定を編集する

総合評価列の設定を編集するには、[成績表]から[設定]を選択して[成績表の設定]パネルを開きます。次に、[総合評価の設定を管理する]を選択します。

From grade settings select manage overall grade settings

関連トピック

総合評価の上書き

総合評価の記号

総合評価の学生ビュー

成績の計算


成績項目列

自動採点項目列

コースで採点可能な項目を作成すると、成績表項目の列が自動的に作成されます。採点可能項目ビューから、項目をリスト内の新しい場所にドラッグできます。

手動採点項目列

口頭の発表や校外学習など、提出を必要としないアクティビティの成績項目列は手動で追加できます。これらの項目は、マニュアル列、または手動で作成した項目とも呼ばれます。 

手動で追加した項目にオンラインの提出物はありませんが、成績を割り当ててフィードバックを提供することができます。詳細については、「オフラインでの提出物の収集」を参照してください。

手動で追加した項目は[コースコンテンツ]ページに表示されません。その項目は学生のグローバル成績ページおよびコース成績ページに表示されます。 

  1. 成績表の成績ビューまたは採点可能項目ビューで、成績項目列を配置する場所のプラスボタンを選択し、[項目を追加]を選択します。 
  2. 必要に応じて、タイトル、説明、期日を入力します。 
  3. [成績]で、成績ユニット (文字、点数、パーセンテージ、完了/未完了) を選択します。
  4. 許容される最高点を入力します。
  5. オプションで、項目を成績カテゴリに割り当てることができます。 
  6. 学生の成績ページにこの列を表示する準備ができたら、[学生に表示]を選択します。 
  7. [保存]を選択します。
Example of manually grading an item in the gradebook