Blackboard Learnは、クラウドの管理機能に指定されたパラメータを使用してクラウドサービスに接続します。これらのパラメータによりこのBlackboard Learnインスタンスが一意に指定され、Blackboard Learnと利用可能なクラウドサービスとの間にセキュアな通信リンクが設定されます。

クラウドサービスには、以下のものが含まれます。

  • ソフトウェア更新 : 管理者パネルから更新にアクセスしてBlackboard Learnにインストールできます。
  • ユーザプロフィール:ユーザが各自のIDを作成して表示できます。
  • [ユーザネットワーク]ページ:他のユーザを検索して表示できます。
  • Blackboard Open Content : クロスプラットフォームのLearning Objectリポジトリです。これは、共有や再利用が可能なコンテンツを格納し、複数の学習管理システム (LMS) プラットフォーム内のコースにアクセスできるようにします。

クラウドへの接続

クラウドは、使用しているBlackboard Learnのインスタンスに接続する必要があります。[管理パネル]で、[クラウド管理]セクションの[クラウドコネクタ]を選択します。以下の表に、利用可能なユーザインターフェイスの要素を示します。

クラウドの接続
要素説明
Blackboard Learnインスタンス
外部URL所属する学校が公開するBlackboard LearnのURLを入力します。
表示名所属する学校を識別するための表示名(学校の正式名称など)を入力します。この名前は、[ユーザネットワーク]ページおよび[スペース]ページでユーザに表示されます。
説明オプションで、このBlackboard Learnインスタンスの説明を入力します。
インスタンスのタイプ使用している環境でこのBlackboard Learnのインスタンスを使用する方法を指定します。[開発]、[ステージング]、または[テスト]を選択します。

本番クラウドに移動する場合は、[本番環境に移動]を選択します。本番クラウドに移動するための有効なURLを指定します。

サイトID使用しているBlackboard Learnのインスタンスには、登録後に一意のサイトIDが割り当てられます。
リージョナルクラウドリージョナルクラウドの設定は、Blackboardクラウドのリージョナルツールを有効化するために必要です。リージョンによっては、Learnの一部機能がご利用いただけない場合があります。教育機関は、データの地域性に関する現地の適用法を順守する責任があります。

この選択は1回のみで、やり直すことはできません。自分の地域がリストされてない、または質問がある場合は、選択を行う前にBlackboard Client Supportまでお問い合わせください。

クラウド接続ステータス
設定の保存変更した設定を送信する準備ができたら、このボタンを選択します。
本番環境に移動このインスタンスを本番クラウドに移動する場合は、このボタンを選択します。本番クラウドに移動するには、有効なURLを指定する必要があります。

このインスタンスを本番クラウドに移動すると、すべてのクラウドデータが削除され、このインスタンスがクラウド本番サーバーから参照されます。ユーザは、自分のプロフィールとスペースを再度作成する必要があります。

このLearnインスタンスの外部URLが、パブリックにアクセスできるURLであることを確認してください。また、次のような正常処理のメッセージがページに表示されることも確認します : 「このBlackboard Learnのインスタンスは、クラウドに正常に接続しました。」(警告またはエラーメッセージが代わりに表示された場合は、Blackboard Client Supportに連絡して、この問題を解決してください)。

インスタンスのタイプ

利用できるインスタンスのタイプは、本番、および非本番 (ステージング、テスト、および開発) です。

デフォルトでは、[クラウドコネクタ]ページは非本番サーバーを参照しています。すべてのクラウド機能のインターフェイスに、このインスタンスが非本番環境にあることを示すウォーターマークが表示されます。

お使いのインスタンスを、本番サーバーを参照するように移動できます。[クラウドコネクタ]ページで、[本番環境に移動]を選択します。インスタンスを非本番環境から本番環境に移動すると、非本番サーバー上のすべてのデータは削除されるので、本番サーバー上で再度作成する必要があります。これは、ユーザは、自分のプロフィールとスペースを再度作成する必要があることを意味しています。

インスタンスが本番サーバを参照するようになると、非本番サーバに戻すことはできません。非本番サーバに戻す唯一の方法は、お使いのマシンをクローン化することです。不明な場合はClient Supportをご利用ください。

アップグレードする前に、[インスタンスの種類]が正しく設定されていることを確認してください。

  • ステージング、テスト、または開発に設定されているLearnインスタンスは、いずれも新しいクラウドサーバに移行されます。また、各インスタンスの現在のソーシャルラーニングクラウドのデータはすべて失われます。本番インスタンスは、引き続き現在のクラウドで動作します。

  • Learnインスタンスが本番システムで、同時にそのLearnの[インスタンスのタイプ]が[製品]に設定されている場合、お使いのクラウド設定は適切に構成されており、それ以上の操作は必要ありません。

  • Learnインスタンスが本番システムであるにもかかわらず、Learnの[インスタンスの種類]が[テスト]、[ステージング]、または[開発]に設定されている場合は、ソフトウェア更新の4月バージョンでシステムを更新する前に、[インスタンスの種類]を[本番環境]に変更する必要があります。この手順が実行されない場合、更新後ユーザがソーシャルラーニングのデータにアクセスできなくなります。

  • Learnインスタンスがテスト、ステージング、または開発システムであるにもかかわらず、Learnの[インスタンスの種類]が[本番環境]に設定されている場合は、お使いの本番クラウド環境に更新後のテストデータが混在してしまうことを避けるため、[インスタンスの種類]を[テスト]、[ステージング]、または[開発]に変更する必要があります。

クラウドコネクタのセットアップ時にサポートが必要な場合は、Blackboard Client Supportにご連絡ください。


クローン化したクラウド設定の検出

Blackboard Learnは、クローン化されたクラウド設定を検出して、解決されるまでオフにします。

適切な項目を選択します。

  • キャンセル
  • 再試行 : ネットワークの問題が解決された場合、クラウドへの再接続を試みます。
  • ステージングでは、[新しいサイトの作成]を選択して新しいサイトを作成します。この操作により、現在のクラウドのデータが削除されるので、新しいステージサイト上にデータを作成する必要があります。
  • 本番環境の場合、[非本番環境に移動]を選択してステージングに移動します。この操作により本番サーバー上のデータが削除されるので、ステージングサーバー上にデータを再度作成する必要があります。

クラウド接続のトラブルシューティング

クラウド接続に登録の問題がある場合、[管理パネル]の[ソフトウェア更新]セクションに[詳細情報]ボタンが表示されるとともに、「クラウド接続の設定に競合があります。お使いのLearnインスタンスをクラウドに登録するために、このボタンを選択し、正しく設定してください。」というメッセージも表示されます。[ 詳細情報]を選択して[クラウド接続の設定の確認]ページにアクセスし、変更を行って問題を解決してください。


クラウドの有効化

使用しているBlackboard Learnインスタンスにクラウドが接続した後、クラウドのサービスとツールを使用するためにクラウドを有効にします。

クラウドを有効にするには、次の操作を行います。

  1. [管理パネル]で、[クラウド管理]セクションの[クラウドプロフィールおよびクラウドツール]を選択します。
  2. [オン/オフ]スイッチを選択して、クラウドをオンにします。
  3. プライバシーに関する声明を通読して、[承認]を選択します。

[クラウドの設定]ページが開きます。

[クラウドプロフィールおよびクラウドツール]オプションをオンにすると、ユーザは新しいツールと機能にアクセスできるようになります。


クラウド設定の管理

クラウドは、使用しているBlackboard Learnインスタンスに接続する必要があります。「クラウド設定 (ツール)」の管理者権限により、管理者はクラウドの設定を管理できます。

[管理パネル]で、[クラウド管理]セクションの[クラウド設定]を選択します。以下の表に、利用可能なユーザインターフェイスの要素を示します。

クラウドの設定
要素説明
1.コース名とコミュニティ名の使用
 コース名およびコミュニティ名をクラウドのサービスとツールでどのように表示するかを指定します。
  • コース/コミュニティ名の表示 :海洋学概論
  • コース/コミュニティIDの表示 :SCI110
  • コース/コミュニティ名の後にコース/コミュニティIDを表示 :海洋学の概要SCI110
  • コース/コミュニティIDの後にコース/コミュニティ名を表示 :SCI110海洋学の概要
2.送信
送信変更した設定を送信する準備ができたら、このボタンを選択します。

クラウドの無効化

クラウドを有効にしたのと同じように、[クラウドプロフィールおよびクラウドツール]オプションを使用してクラウドを無効にします。無効にするには[オン/オフ]スイッチを選択します。

クラウドのツールとサービスで作成、集積した情報はすべて、使用しているBlackboard Learnのインスタンスでは使用できなくなります。たとえば、ユーザがプロフィールを作成した後にクラウドを無効にした場合は、使用しているBlackboard Learnのインスタンスでそのプロフィールを表示したり編集したりできなくなります。

クラウドのツールとサービスで作成して集積した情報は、クラウドに保存されているため、クラウドを無効にしても削除されません。たとえば、ユーザがプロフィールを作成した後に、クラウドを再び有効にした場合、ユーザが編集したプロフィールはリストアされます。