システムの全体的な健全性について把握します。

導入の証拠は成功のために極めて重要です。導入率を分析して、ユーザがシステムを最大限活用しているか確認します。それに応じてシステムを調整し、教育機関と登録されている学生がビジネスおよび学習のゴールを達成できるような魅力のある強固な学習環境に対して報奨を与えます。

例 : 導入率が低いと、教職員の現在のコースシェルの利用方法の調査が実施される場合があります。この調査により、積極的な取り組みに関する議論や決定、コースの利用可否の設定、コースのライフサイクル、SIS実践、学生の意識がわかります。

改善を行った後、再び導入率を調べて、変更が良い効果をもたらしたことを確認します。

Blackboard Learnは、システムの有効性を追跡するために一連のツールとレポートを用意しています。

  • システムの利用状況と導入
  • 導入の投資利益率 (ROI)
  • システム監視とパフォーマンス

システムの利用状況と導入

成功を測る基本的なインジケータは、ユーザのアクティビティとログイン率です。

  • ユーザアクティビティの概要 : 全ユーザについて、平均ログイン回数、タスクに費やした時間、コースごとのユーザアクティビティの統計を含む、システム全体とコース単位のアクティビティを確認します。
    項目分析の例

    ユーザアクティビティの概要データの分析が終わると、次の答えが得られます。

    • 学生はLearnでどれくらい時間を使っているか?
    • 学生はコースまたはタスクにどれくらい時間を使っているか?

    この情報により、Learnアクティビティ全体についてより深い分析が可能になり、コース設計やブランディングに関する決定を促進できます。

  • 単一コースの学生の概要 : コースにおける個々の学生のアクティビティを確認します。データには、コースで学生が費やした合計時間や学生のアクティビティの詳細情報が含まれます。たとえば、学生がアクセスした項目とコンテンツエリア、それらの所要時間が表示されます。
  • グループ内のユーザアクティビティ : グループでのアクティビティやユーザの参加を確認します。
  • ユーザ統計:このレポートは、月ごとおよび日ごとの平均ユーザ数 (学生および教員) を表示します。
  • 全体的な使用状況の概要:Blackboard Learnシステムの全体的な使用状況の概要を確認します。
  • 教科書の情報 : Blackboard Learnのコースで使用される教科書に関する情報を確認します。
  • 学資援助レポート : 学資援助レポートBuilding Blocksを使用して、単一コースまたは複数コースのユーザ参加レポートを作成できます。このレポートでは、米国教育省によって規定されたReturn of Title IV Funds (R2T4) ルールに準拠して、学生のアカデミックコントリビューションのレポート作成に必要なデータが提供されます。詳細については、「学資援助レポート」を参照してください。

所属教育機関がCommunity Engagementにアクセスできる場合、次のレポートにアクセスできます。

  • 追跡レポート : このレポートは、教育機関がCommunity Engagementにアクセスできる場合に限りアクセスできます。このレポートは、コースおよびコミュニティの詳細な利用状況の統計を提供します。

教育機関にBlackboard Learn Analyticsがライセンス付与されている場合、次のレポートにもアクセスできます。

  • 時間および日付ごとのログイン : このレポートにより、曜日や時間ごとの利用状況のパターンを見つけやすくなり、ヘルプデスクサポートやダウンタイムの計画など、運用上の決定にも役立ちます。

導入の投資利益率 (ROI)

ユーザがただログインしただけでなく、ビジネスや学習の有効性を強化するような形でシステムを使用していることを確認します。

  • ユーザアクティビティの概要 : 全ユーザについて、平均ログイン回数、タスクに費やした時間、コースごとのユーザアクティビティの統計を含む、システム全体とコース単位のアクティビティを確認します。
  • 全体的な使用状況の概要:Blackboard Learnシステムの全体的な使用状況の概要を確認します。

教育機関にBlackboard Learn Analyticsがライセンス付与されている場合、次の追加のレポートにアクセスできます。

  • Learnコース概要 : このレポートにより、学生の成績に関する詳細情報を、同じコースまたは同じ主専攻の他の学生と比較しながら把握できます。
  • 学生概要 : このレポートにより、特定のコースのデザイン、および学生のコースの利用状況を分析します。また、コースについて同じ学部・学科や同じコース番号の他のコースセクションと比較しながら分析します。
  • アクティビティマトリックス : このコース対話マトリックスレポートを使用して、コース内のアクティビティと成績のパターンを分析し、さまざまな利用状況や成績のプロフィールを持つ学生を特定します。
  • 利用状況パターン

システム監視とパフォーマンス

管理者コンソールは、Blackboard Learnユーザインターフェイスからさまざまな情報を監視したり収集したりするために便利です。以前は、コマンドラインからのみアクセスできていました。この情報はパフォーマンスとシステムの健全性を分析するために重要です。

  • CPU使用率 : このページでは、Blackboard Learnアプリケーションサーバの長時間にわたるCPU使用率を確認できます。システムモードのCPU使用率は、OSによって使用されるCPU使用のオーバーヘッドです。ユーザモードのCPU使用率は、Blackboard Learnが使用するJVMを含めたアプリケーションサーバで実行されているプロセスに関するCPU使用率です。
  • データベース : データベース接続プールの使用状況とパフォーマンスの問題の可能性がある長時間実行されるSQLクエリに関する詳細情報。
  • EhCaches : Blackboard Learnは、JavaオブジェクトキャッシュフレームワークのためにehCacheを使用します。このページでは、ユーザは長年にわたるLearnのすべてのehCacheのパフォーマンスの特徴を確認できます。
  • Java仮想マシン : Java仮想マシンは、ヒープメモリ領域と非ヒープメモリ領域の異なるプールにメモリを分離し、ガベージコレクションを使用してそれらのメモリ領域を管理します。Java仮想マシンで実行されるすべての動作はスレッドとして実行されます。このページでは、長時間にわたるメモリ領域の使用状況、ガベージコレクションのパフォーマンス、スレッドの使用状況などを確認できます。
  • JMXブラウザ : JMX MBean階層の参照
  • ログ : 管理コンソールからシステムログをリアルタイムで監視します。
  • モニター : サポートするモニターおよび関連するリスナーの詳細情報。
  • スレッド : Java仮想マシンに存在する現在のスレッドのリストを操作します。
  • スケジュールタスク : Blackboard Learnのスケジュールタスクは、バックグラウンドで実行されるスケジュールされた定期的なタスクです。このページでは、どのスケジュールタスクが実行中であるか、いつタスクが開始されたか、およびどのくらいの時間タスクを実行したかを確認できます。
  • システムキャプチャ : ログ、システムメトリクス、およびスレッドに関するデータをオフライン分析用に収集します。
  • システム情報 : OSおよびJava仮想マシンに関する詳細情報。