自分のパフォーマンスレポート
自分のパフォーマンスレポートでは、コースでの自分のパフォーマンスの概要を他の学生と比較して確認できます。総合評価やコース滞在時間の推移を週ごとに確認できます。また、総合評価をコース滞在期間と比較することもできます。コースに費やした時間が長い学生ほど、成績が良くなる傾向があります。このレポートを使用して、追加の支援が必要か、コースのアクティビティを増やすことでメリットを得られるかどうかなどを判断します。
Learn UltraまたはLearn Ultraコースビューの総合評価は、元のバージョンのLearnでは外部の成績と呼ばれます。
このページのトピックは次のとおりです。
「自分のパフォーマンス」についての動画を見る
次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。
[成績]から自分のパフォーマンスレポートにアクセスする
自分のパフォーマンスレポートにアクセスするには、ベースナビゲーションの[成績]セクション に移動します。このレポートは、Ultraコースと元のコースの両方で表示できます。
[成績]セクションでレポートにアクセスすると、総合評価とコース滞在時間の週ごとの推移をおおまかに把握できます。パフォーマンスをクラスメートと比較することができます。
コース名の右にある円グラフアイコンを選択します。
レポートがパネルとして表示されます。
成績
教員がコースに総合評価を設定していない場合、[成績]の折れ線グラフとテーブルは表示されません。
折れ線グラフ
折れ線グラフは、経時的な総合評価をコース内の他の学生と比較してグラフとして表したものです。週の始まりは月曜日とします。当週分の情報は24時間ごとの早朝に更新されます。このため、現在の成績が成績表内の成績と一致しない場合があります。
- 総合評価は紫色で表示され、総合評価のコース平均はグレーで表示されます。
- ドットを選択すると、特定の日付での自分の総合評価や総合評価のコース平均を確認できます。
- 右上の[+]または[–]のアイコンを選択して、ズームインまたはズームアウトします。
グラフに表示される (*)、(!)、および (↓) アイコンは次のものを表しています。
アスタリスク : アクティビティや成績が上位10%以内など、学生へのポジティブな通知を示します。
感嘆符 : クラスでのアクティビティが少ないなど、学生へのネガティブな通知を示します。
下向き矢印 : 成績の低下など、学生のパフォーマンスの低下の通知を示します。
テーブル表示
[成績]のテーブル表示には、次の4つの列があります。日付、コースの平均成績、平均成績の範囲、および総合評価。データは週ごとに分類され、行に表示されます。週の始まりは月曜日とします。当週分の情報は24時間ごとの早朝に更新されます。このため、現在の成績が成績表内の成績と一致しない場合があります。
- コースの平均成績とは、コースの全学生の週あたりの平均総合評価です。
- 平均成績範囲とは、コースの全学生の週あたりの平均総合評価に標準偏差をプラスまたはマイナスしたものです。
- 総合評価とは、週あたりのコースの総合評価です。
アクティビティ
折れ線グラフ
折れ線グラフは、週あたりのコース滞在時間をコース内の他の学生と比較し、グラフとして表したものです。週の始まりは月曜日とします。当週分の情報は24時間ごとの早朝に更新されます。
コース滞在時間は紫色で表示され、コース滞在時間のクラス平均はグレーで表示されます。
- ドットを選択すると、コースに滞在した正確な日付と時間、またはコースの平均が表示されます。
- アクティビティとは、学生の週あたりのコース滞在時間を累積したものです。コース滞在時間は、学生がコース内で何かを選択したときから、学生がコース外の何かを選択するまでの時間がカウントされます。学生が操作を何も行わなかったことによりコースセッションからログアウトした場合は、コース内での最後の操作までの時間のみがカウントされます。
- 右上の[+]または[–]のアイコンを選択して、ズームインまたはズームアウトします。
テーブル表示
[アクティビティ]のテーブル表示には、次の4つの列があります。日付、コースの平均滞在時間、平均時間の範囲、およびアクティビティ時間。データは週ごとに分類され、行に表示されます。週の始まりは月曜日とします。当週分の情報は24時間ごとの早朝に更新されます。
- コースの平均滞在時間とは、コースの全学生の週あたりの平均滞在時間です。
- 平均時間範囲とは、コースの全学生の週あたりの平均滞在時間に標準偏差をプラスまたはマイナスしたものです。
- アクティビティ時間とは、学生の週あたりのコース滞在時間を累積したものです。コース滞在時間は、学生がコース内で何かを選択したときから、学生がコース外の何かを選択するまでの時間がカウントされます。学生が操作を何も行わなかったことによりコースセッションからログアウトした場合は、コース内での最後の操作までの時間のみがカウントされます。
アクティビティストリーム通知から自分のパフォーマンスレポートにアクセスする
[自分のパフォーマンス]レポートには、ベースナビゲーションの[アクティビティストリーム]セクションからアクセスすることもできます。自分のパフォーマンス通知内のボタンを選択してレポートを開きます。このレポートは、Ultraコースと元のコースの両方で表示できます。
アクティビティストリームからレポートにアクセスすると、総合評価をコース滞在時間と比較することができます。パフォーマンスをクラスメートと比較することができます。自分のパフォーマンスレポートには、現在の行動に基づいて推奨事項が表示されます。
現在のクラスステータス
散布図
散布図は、総合評価とコース滞在時間をグラフとして表したものです。表示されるデータは24時間ごとの早朝に更新されます。このため、現在の成績が成績表内の成績と一致しない場合があります。
自分のデータは紫色のドットで表され、コースの他の学生はグレーのドットで表されます。
次のことができます。
- コースの滞在時間をクラス平均と比較します。コースに費やした時間が長い学生ほど、成績が良くなる傾向があります。
- より良い結果を得るために、コースにさらに長く滞在するのが有益かどうかを判断します。クラス全体の成績が悪い場合は、教員にメッセージを送信してヘルプを求めることができます。
- ドットを選択して、自分の総合評価またはコース平均、コース滞在時間、最終アクセス日からの日数を表示します。コース滞在時間とは、学生の週あたりのコース滞在時間を累積したものです。コース滞在時間は、学生がコース内で何かを選択したときから、学生がコース外の何かを選択するまでの時間がカウントされます。学生が操作を何も行わなかったことによりコースセッションからログアウトした場合は、コース内での最後の操作までの時間のみがカウントされます。
- 右上の[+]または[–]のアイコンを選択して、ズームインまたはズームアウトします。
アクティビティストリームの警告を設定する
教育機関が警告をオンにしている場合、自分のパフォーマンスレポートに関連するアクティビティストリームの警告を受け取ることができます。アクティビティストリームに移動し、歯車アイコンを選択します。右側の矢印を選択して、[成績表とアクティビティ]メニューを展開します。[成績表とアクティビティ]の下にあるチェックボックスをオンまたはオフにして、自分のパフォーマンスレポートに関連する警告を調整します。[成績表とアクティビティ]の左側のチェックボックスを使用すると、設定がこのカテゴリのすべての通知に適用されます。
通知はコースでのみ利用可能であり、コミュニティでは使用できません。通知を受信するには、コースの学生数が10人以上2000人以下である必要があります。
アクティビティストリームの警告メッセージは、コースの総合評価の傾向と最終アクセス日からの日数に応じて異なります。
次の表は、通知メッセージに関連付けられているアクティビティストリーム設定と、通知を受け取る理由を示しています。
成績通知を受け取るには教員が[Ultraでの総合評価]または[元の最終成績]をオンにする必要があります。ただし、他と比較してパフォーマンスが低いという通知は除きます。
アクティビティストリーム設定 | 通知メッセージ | 通知が届く理由 |
---|---|---|
最近のアクティビティがない | 最近、あまり活動していないようです。まだ見ていない新しいコース教材を確認できます。 | 教員が設定した特定の日数内にコースにログインしていません。教員は、学生がコースで活動するよう促すために、この通知を設定します。 |
成績が低いまたは脱落のリスクあり | バリエーション1 : 現在のパフォーマンスを確認するには知識は力です。コースの平均点を確認して自分の位置を把握しましょう。 バリエーション2 : 成績を向上させたいですか?コースの平均点を確認して、自分の位置を把握しましょう。 | あなたの総合評価は、教員が設定したパーセンテージを下回っています。教員は、総合評価が予想を下回った場合に警告するようにこの通知を設定しています。 |
成績低下 | コースの成績が少し下がっています。成績を上げるためクラスメートと勉強してみましょう。 | 総合評価が先週分と比較して10%以上下がっています。 |
コースアクティビティが少ない | 最近、あまり活動していないようです。まだ見ていない新しいコース教材を確認できます。 | 先週コースに滞在した時間は、コースで最も低い5%に該当します。 |
成績上昇 | 素晴らしい調子です!努力が実っています。このまま続けましょう。 | 総合評価が先週分と比較して10%以上上昇しています。 |
上位10%のコースアクティビティ | 努力が実っています。あなたはこのコースで最も熱心な学生の1人です。このまま続けましょう。 | コースに滞在した時間は、コースで最も高い10%に当てはまります。 |
上位10%の成績 | 抜かりはありません!あなたの成績はこのコースの平均を上回っています。このまま続けましょう。 | 総合評価はコース内のほとんどの学生を上回っています。総合評価は、コースの総合評価の上位10%に入ります。 |
アクションの実行
高パフォーマンス通知
パフォーマンスが良好、または向上している場合、メッセージは現在のパフォーマンスの維持を推奨するものになります。
コースで良好な成績を収めている場合、そのモチベーションを維持しましょう!また、教員にメッセージを送信して、教員に手伝いを申し出たり、コースの他の学生のメンターになる意欲があることを伝えたりすることもできます。教員にメッセージを送信するときは、メッセージの目的を記載しておくと役立ちます。
「スタディヘルプを申し出る」セクションは、元のコースの「自分のパフォーマンス」レポートには表示されません。
低パフォーマンス通知
パフォーマンスが期待より低い場合、警告によって成績の向上に役立つアクションが推奨されます。
コースの成績が期待したほど良くなくても、心配したり、がっかりしたりする必要はありません。情報は力です。これで、コースに特別な注意を払う必要があることがわかりました。パフォーマンスを向上させるために、次のことを実行できます。
- コースをチェックして、不足しているアクティビティを完了します。
- コースコンテンツを見直し、今後のアセスメントに備えて学習します。
- クラスメートと学習グループを形成することを検討します。
- 教員にメッセージを送信して、学習教材を求めたり、学習メンターをリクエストしたりします。
「改善するには」セクションは、元のコースの「自分のパフォーマンス」レポートには表示されません。