この情報は、Ultraコースビューのみに適用されます。

カリキュラムを作成するのにゼロから始める必要はありません。

コースのコンテンツの作成には時間と入念な計画が必要です。同じコンテンツを使用して複数のコースを指導しているのであれば、コース間でコンテンツ項目やフォルダをコピーすることで時間を節約できます。Ultraコースビューでは、自分が指導している他のコースからコンテンツをコピーできるため、何もない状態から作成を開始する必要はありません。

コース全体をコピーしたり、現在教えている、または過去に教えたことのある他のコースから個々の項目を選んでコピーしたりすることができます。チェックボックスをオンにして、複数のコースの項目をコース全体のコピーまたは個々の項目のコピーと組み合わせることもできます。

この情報はコミュニティにも適用されます。

詳細は以下をお読みください :

Canvas、Brightspace、またはMoodleからコースを移行する方法をお探しですか?


コース全体のコピー

[コースコンテンツ]ページで、[コースコンテンツ]ページの検索オプションの横にある3つのドットのメニューを選択します。ドロップダウンメニューから[項目のコピー]を選択します。

Image of the More options menu on the Course Content page with Copy Items highlighted

コースのリストが表示されます。お探しのコースが最初のページにない場合は、矢印を使用して移動するか、検索バーを使用してください。[コミュニティ] タブを選択してコミュニティを検索することもできます。

コース名の横にあるチェックボックスをオンにして、コース全体のコピーを実行します。

Image of the Copy Items page, with the checkbox beside one course selected

現在作業しているコースからコース全体のコピーを行うことはできません。コース全体をコピーしたい場合は、コースの外に移動してからコピーするようにしてください。

コース全体のコピーを行うと、すべての設定 (期限日、表示状況、リリース条件など) が保持されます。ただし、強制シーケンスが有効な学習モジュール内のコースリンクはコピーできません。これは、ユーザが強制シーケンスオプションの外に移動するのを防ぐためです。コースリンクをコピーすると、関連するすべてのコンテンツもコピーされます。

[コピーを開始]を選択します。

コピーは待ち行列型のプロセスです。[コースコンテンツ]ページの下部に表示されるスピナーは、バリデーションチェックです。コピーが完了するまで[コースコンテンツ]ページで待機している必要はありません。コピーが完了しているかどうかを確認するには、[コースコンテンツ]ページから[その他のオプション]メニューに移動し、[コースタスクとログ]を選択します。

Image of the Course Content page with Course Tasks and Logs highlighted on the More options menu

Blackboard Learnでのコンテンツのコピーに関する動画を見る

次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。

動画 : Blackboard Learnのコンテンツのコピー


個々のコース項目のコピー

[コースコンテンツ]ページで、[コースコンテンツ]ページの検索オプションの横にある3つのドットのメニューを選択します。ドロップダウンメニューから[項目のコピー]を選択します。

Image of the More options menu on the Course Content page with Copy Items highlighted

コースのリストが表示されます。お探しのコースが最初のページにない場合は、矢印を使用して移動するか、検索バーを使用してください。[コミュニティ] タブを選択してコミュニティを検索することもできます。

コース名の横にある矢印を選択すると、コピー可能な項目が表示されます。次のカテゴリを使用できます。 。

  • コンテンツ : そのコースの[コンテンツ]タブにリストされている項目。
  • 掲示板 : そのコースの[掲示板]タブにリストされている項目。
  • 問題バンク : そのコースで利用可能なすべての問題バンク。
  • ルーブリック : そのコースで利用可能なすべてのルーブリック。
  • 成績スキーム : そのコースで利用可能なすべての成績スキーム。

すべてのチェックボックスをオンにしても、個々の項目のコピーであることに変わりはありません。個々の項目をコピーしても、リリース条件と表示/非表示の状態は保持されません。これらの設定を保持したい場合は、コースのリストに戻ってコース名の隣にあるチェックボックスを選択し、[コピーを開始]を選択してコース全体のコピーを行います。

カテゴリを選択して、コピー可能な項目を表示します。次に、コピーしたい項目のチェックボックスをオンにします。コースに対して項目を個別にコピーする場合、コンテンツは[学生に非表示]に設定されます。

Image of the Copy Items page, with several categories of course item selected whereas others are not

コピーしたすべての項目をレビューし、学生に表示したいコンテンツだけが表示され、期日が正しいことを確認します。一括編集機能を使用して、表示設定と期日を一度に更新できます。この機能の詳細については「一括編集」をご覧ください。

強制シーケンスが有効な学習モジュール内のコースリンクはコピーできません。これは、ユーザが強制シーケンスオプションの外に移動するのを防ぐためです。コースリンクをコピーすると、関連するすべてのコンテンツもコピーされます。また、個々のコース項目をコピーしてLTI項目をコピーすることもできません。LTI項目をコピーする場合は、代わりにコース全体のコピーを使用します。

[コピーを開始]を選択します。

コピーは待ち行列型のプロセスです。[コースコンテンツ]ページの下部に表示されるスピナーは、バリデーションチェックです。コピーが完了するまで[コースコンテンツ]ページで待機している必要はありません。コピーが完了しているかどうかを確認するには、[コースコンテンツ]ページから[その他のオプション]メニューに移動し、[コースタスクとログ]を選択します。

Image of the Course Content page with Course Tasks and Logs highlighted on the More options menu

元のコースビューからのコピー

コースのリストが表示されます。お探しのコースが最初のページにない場合は、矢印を使用して移動するか、検索バーを使用してください。[コミュニティ]タブを選択してコミュニティを検索することもできます。コース全体のコピーまたは個々のコース項目のコピー方法の詳細については、上記の「コース全体のコピー」または「個々のコース項目のコピー」を参照してください。

Ultraプレビューモードのコースでは、[コンテンツのコピー]オプションは利用できません。コピーできるのはUltraコースビューの他のコースのコンテンツのみです。Ultraプレビューモードでコースをコピーする場合は、変換を元のビューにロールバックするか、Ultraビューへの変換を完了します。

参加データは、コースを新規または既存のコースにコピーする際には含まれません。

次の表は、コンテンツタイプが元のコースビューからUltraコースビューにどのように変換されるかを示しています。N/A (使用不可) というラベルの付いた項目は変換されません。これらの項目はコピー対象として選択できないか、例外としてフラグが付けられます。

サポートされているコンテンツタイプと機能
元のコースビューのコンテンツタイプ変換後コース全体のコピー個々の項目のコピー
コース バナーコース画像はいいいえ
コースメニューのコンテンツエリアフォルダはいはい
コンテンツメニューの空白ページ文書はいはい
コースメニューのモジュールページN/AN/AN/A
コースメニューのツールリンクN/AN/AN/A
コースメニューのコースリンクN/AN/AN/A
コースメニューのサブヘッダN/AN/AN/A
コースメニューの区切り線N/AN/AN/A
項目文書はいはい
ファイルファイルはいはい
音声ファイルはいはい
画像ファイルはいはい
動画ファイルはいはい
URLリンクURLリンクはいはい
学習モジュール学習モジュールはいはい
授業計画フォルダはいはい
シラバスN/AN/AN/A
コンテンツパッケージ (SCORM)SCORMパッケージはいはい
コンテンツフォルダフォルダはいはい
空白ページ文書はいはい
FlickrマッシュアップURLリンクはいはい
テストテストはいはい
問題プール問題バンクはいはい
アンケートフォームありあり
課題課題はいはい
自己レビューと相互レビューN/AN/AN/A
ブログN/AN/AN/A
日誌日誌はいはい
WikiN/AN/AN/A
[メンバに新規のスレッド作成を許可]が選択されている掲示板フォーラム。掲示板はいいいえ
[メンバに新規のスレッド作成を許可]が選択されていない掲示板フォーラム。フォルダはいいいえ
[メンバに新規のスレッド作成を許可]が選択されていないフォーラム内の掲示板スレッド。掲示板はいいいえ
連絡事項連絡事項ありあり
ゴールゴールはいいいえ
ルーブリックルーブリックはいはい
カテゴリカテゴリはいいいえ
採点結果シンボル採点結果シンボルありあり

コンテンツのコピーに関する問題と例外

システムでコンテンツのコピーに何らかの問題が発生した場合は、[コースコンテンツ]ページの上部にエラーレポートが表示されます。コンテンツのコピーが失敗した理由をさらに詳しく確認するには、[例外を表示]を選択します。ほとんどの例外は重要ではなく、調整する必要はありません。[例外レポート]パネルで、カテゴリ別に例外を表示します。カテゴリを選択すると、コピーされなかった項目のリストと簡単な説明が表示されます。一部の例外については、新しいコースでこの項目を手動で作成する必要があります。たとえば、アンケートとWikiは元のコースからUltraコースに変換されません。アンケートの場合は、GoogleフォームやMicrosoft Formsに置き換えることができます。Wikiの場合は、コラボレーションのユースケースにMicrosoft IntegrationまたはGoogle Integrationを使用することができます。


Ultraでのコンテンツのネストとフラット化のロジック

コンテンツのネストとは、[コースコンテンツ]ページのコンテンツ項目内に他のコンテンツ項目を含める方法を指します。Ultraコースビューのコースではデフォルトで、[コースコンテンツ]ページで最大3レベルの階層にネストできます。たとえば、フォルダ内のフォルダは2レベルです。学習モジュール内のフォルダ内のフォルダは、3レベルの一例です。これは、使用できるレベル数に制限がなかった元のコースビューとは異なります。この変更によりコース構造がシンプルになり、学生のエクスペリエンスが向上します。所属教育機関では、コンテンツのネストのレベルを追加することができます。教育機関がこのオプションを使用しているかどうかは、Ultraの管理者に問い合わせてください。変換プロセスの詳細については、「Ultraへのコースの変換 - 一括変換」のトピックを参照してください。

フラット化プロセスは、Ultraコースにコピー、インポート、または変換するときの項目の移動方法を指します。このプロセスでは、ネストの深さが2レベルを超える項目はすべて、Ultraコースでサポートされている最下位レベルに移動します。

A learning module, showing visibility options and the Edit menu

3レベルのネストを有効にしている教育機関の場合、ネストの深さが3レベルを超える項目はすべて、サポートされている最下位レベルに移動します。

このプロセスより、元のコースビューからUltraコースビューにコースを変換するときに問題が発生する可能性があります。有効なレベルより下のレベルのコンテンツがすべて、Ultraコースビューでサポートされている最下位レベルに移動するため、フォルダは、子項目が移動しないで済む最上位レベルに移動します。