日付に基づいたコンテンツのリリース

[コースコンテンツ]ページで、コンテンツリストの各項目やフォルダの表示/非表示設定にアクセスできます。表示/非表示メニューで、[条件付きで利用可能]を選択して項目のパネルを開きます。

キーボードの[Tab]キーで表示/非表示リストを選択し、[Enter]キーを押してメニューを開きます。[Alt/Option]キー + 上下矢印キーでオプションを選択します。

コンテンツの表示、非表示を選択したり、ルールに基づいて学生にリリースしたりすることができます。

正確な日付、特定の日付まで、または定義された期間中に、項目やフォルダをリリースできます。

:コンテンツは特定の順序で表示されます。クラスで説明した後でのみコンテンツにアクセスできるようにする必要があります。学生に先に作業させないようにします。

:最終テストを、所属教育機関で予定されている最終テスト週間にリリースします。

日付と時刻を選択後、学生がアクセスできるようになる前に、学生にコンテンツを表示または非表示にすることもできます。

  • 学生に表示。学生がアクセスできるようにする前にコンテンツを学生に表示することを選択した場合は、[コースコンテンツ]ページの項目に日付と時刻の選択が表示されます。学生はコンテンツがリリースされる日時とアクセスできなくなる日時を確認できます。学生のアクセス期間が終了した後も、コンテンツは学生に表示されますが、アクセスすることはできません。
  • 学生に非表示。学生がアクセスできるようになるまでコンテンツを学生に表示しないことを選択した場合は、コンテンツは学生がアクセスできるようになるまで表示されません。学生は、コンテンツにアクセスできなくなる日時を確認できません。学生のアクセスが終了した後、コンテンツはビューから非表示となります。

フォルダを特定の日付にリリースするよう設定した場合、その日になるまでは、たとえアクセスできるようになる前に学生に表示されるようフォルダを設定してあったとしても、学生はフォルダ内のコンテンツを展開したり、表示したりすることができません。リリース日以降、すべてのコンテンツに日付の制限がなければ、学生はフォルダ内のコンテンツを表示できます。


パフォーマンスに基づくコンテンツのリリース

[コースコンテンツ]ページで、コンテンツリストの各項目やフォルダの表示/非表示設定にアクセスできます。担当コースの項目列または成績表列において学生が特定の得点に達した場合、項目またはフォルダをリリースすることができます。また、コースコンテンツ項目を開いたとき、表示/非表示設定が画面上部に表示されます。

:学生は学習活動を特定の順序で、理解度を実証して完了する必要があります。たとえば、学生がB以上の評価を獲得しないと次の項目に進めないようにします。

学生に公開するコンテンツの一部を特定し、表示/非表示メニューで[条件付きで利用可能]を選択します。[条件付きで利用可能]パネルで[パフォーマンス]を選択し、担当コースの別項目での学生の得点に基づいてコンテンツをリリースします。ルールの基準にする採点対象項目を選択します。[採点の要件]リストに、項目の成績スキーマと最大得点値に基づいて得点範囲が表示されます。

:100点が得られるクイズに基づいて、条件付きリリースのルールを作成するとします。学生が第1章のテストにアクセスするには、70点以上を得点する必要があります。

Course content Release conditions panel expanded to show options
  1. 第1章のテストの表示/非表示メニューで[条件付きで利用可能]を選択します。
  2. [パフォーマンス]を選択し、[採点済みの項目]メニューでクイズを選択します。
  3. [採点の要件]で、学生がクイズで得点する必要がある成績を選択します。この例では要件を70点以上とします。
  4. ルールを保存します。

学生が練習テストを完了して70点以上得点すると、第1章のテストにアクセスし、答案を提出できます。

コンテンツに対して複数の条件を選択した場合、学生がすべての条件を満たすまで学生はコンテンツを利用できません。

適した採点要件が見つからない場合は、カスタム成績範囲を指定できます。[カスタム範囲]を選択すると追加フィールドが表示されます。カスタム範囲を使用すると、項目の成績スキーマおよび最高点に基づいてルールを設定するか、得点のパーセンテージを使用することができます。

表示/非表示設定

条件付きの利用可能ルールを作成すると、学生がその項目にアクセスできないときに、その項目を[コースコンテンツ]リストに表示させるかどうかを選択できます。

[学生に表示]を選択すると、学生がアクセスできるようになる前にコンテンツが表示されます。学生は、コンテンツにアクセスする前に満たすべき条件を確認できます。

[学生に非表示]を選択すると、学生がアクセスできないうちはコンテンツを非表示にします。この設定を選択した場合、条件は学生に表示されません。[学生に表示]が設定された、コースのその他のコンテンツと同様、コンテンツは開くことが可能なときだけ表示されます。

学生には何が表示されますか?

コンテンツがアクセス可能になる前に、条件付きで利用可能な項目を学生に表示することを選択できます。

学生がアクセスできないときにコンテンツを表示する場合、学生がまず満たす必要がある条件が表示されます。項目はコースカレンダーおよび[成績]ページにも表示されます。コンテンツは学生のアクティビティストリームには表示されません。

学生がアクセスできないときにコンテンツを表示しない場合、そのコンテンツはどこにも表示されません。

学生に非表示となっている項目にルールを設定すると、学生にアクセスルールを満たす機会が与えられません。ただし、条件付きで利用可能な項目は、表示/非表示の設定に基づいて[コースコンテンツ]ページに表示される場合があります。この場合、学生には、コンテンツがアクセス不可であり、教員に連絡するようにとのメッセージが表示されます。

破損したルールの修正

条件付きリリースのルールは、ルールの基準となっているコンテンツが削除されると破損します。[コースコンテンツ]ページに警告が表示され、ルールの破損により学生がコンテンツにアクセスできないことが通知されます。[条件付きで利用可能]パネルを開き、新しいルールを設定します。

ルールの削除

条件付きでリリースのルールを削除するには、コンテンツ項目の表示/非表示メニューで[学生に表示]または[学生に非表示]を選択します。新しいルールを設定する場合は、もう一度[条件付きで利用可能]パネルを開きます。


コンテンツを順番通りに公開

学習モジュールは、コースの中でコンテンツを整理して入れておくためのコンテナとして使用できます。学生はモジュール内のコンテンツ項目間をわずかなクリック操作で移動できます。

教科書や他の教材がコースのカリキュラムの基盤となっている場合、モジュールを使用すると教材のペースに合わせてコンテンツを論理的かつ効果的にグループ化することができます。このペースとロジックをサポートするため、モジュールの教材に指定した順番でアクセスするよう学生に求めることができます。

学生がモジュールで作業を開始していない場合は、シーケンス条件のみ設定できます。学生が作業を開始した後に、条件を削除することはできますが、再適用することはできません。

  1. [コースコンテンツ]ページで、他のコンテンツと同じ方法でモジュールの表示設定にアクセスできます。表示設定メニューで、[条件付きで利用可能]を選択してモジュールのパネルにアクセスします。

    キーボードの[Tab]キーで表示/非表示リストを選択し、[Enter]キーを押してメニューを開きます。[Alt/Option]キー + 上下矢印キーでオプションを選択します。

  2. [条件の設定]セクションで、[シーケンス]を選択します。このオプションは、学習モジュールにのみ適用できます。
  3. 日付やパフォーマンスに基づいて学生がモジュールを利用できるよう設定することもできます。
  4. 保存]を選択します。条件付きで利用可能なルールは[コースコンテンツ]ページにコンテンツと並んで表示されるので、いつ学生がそれを利用できるようになるかがわかります。

モジュールにあるコンテンツのアクセスを個々にコントロールします。モジュールの中でコンテンツの表示と非表示を切り替えることができます。表示/非表示の設定は、モジュールが表示されている場合でも保持されます。また、他の条件に基づいてこのコンテンツを利用可能にすることもできます。

1つの学習モジュール内で矛盾した条件を設定しないように注意してください。日付やパフォーマンスに基づいて他の利用可能条件を設定する前に、学習モジュールの項目の順番を検討してください。

学生に何が表示されるか

モジュールが表示されている場合、学生はそのモジュール内に表示されている、期限日を含むすべてのコンテンツも見ることができます。順番通りにコンテンツを開いて完了する必要があることを知らせるメッセージが、その他の設定済み条件とともに学生に表示されます。


ユーザまたはグループごとのコンテンツのリリース

教員および権限を与えられたロールは、学生の最終目標に合わせて、コンテンツへのアクセスに差をつけることができます。Ultraコースにすでに存在する条件付きの利用可否の設定ルール(日時およびパフォーマンスベースのルール)に新しく加えられたオプションとして、教員と同僚の教職員メンバは特定の学生に特定のコンテンツへのアクセスを許可できるようになりました。前述の既存のルールのどちらか、あるいは両方を選択して組み合わせることもできます。

他の使用可能なアプリケーションの中でも、この機能は特定の学生に救済措置を設け、同じコースに参加する学部生と大学院生に異なるコンテンツを与えるなど、教員にとって非常に役立つ手段となります。