CollaborateをBlackboard Learn LMS (学習管理システム) と統合する理由

CollaborateをLearnに統合すると、教員と学生は単なる学習ツール相互運用 (LTI) を超えるエクスペリエンスを享受することができます。セッションは安全で、有用で、使いやすくなります。そしてこのエクスペリエンスは、より深い統合を構築し続けることで今後さらに改善されていきます。

安全かつオープンなセッションにシームレスにアクセスすることで、双方の世界を最大限に活用できる

コースから参加することで、学生は安全にセッションに参加できます。学生はLMSを通じて認証され、安全なセッションリンクのみが提供され、使用可能となります。同時に、教員はゲストリンクを使用して、コースに登録していない同僚や外部の専門家を誰でもQ&Aセッションに招くことができます。これらのゲストリンクからのアクセスはいつでも無効にすることができます。

セッションやミーティングにクラスとして参加するのが簡単かつ便利になる

学生はコースから直接Collaborateセッションにアクセスできます。教員が招待状を送る必要はありません。コースルームはいつでも利用可能です。教員は自らが望まない限り、セッションを新規に作成する必要がありません。コースに登録しているすべての人に、セッションへのアクセス権がルームでの正しい権限レベルで自動的に与えられます。サインインし直す必要はありません。また、教員は出欠の追跡を自動化することができます。

統合により、教員はCollaborateとコースとの間で出欠の追跡を自動化することにより、管理の時間を節約できます。

教員は、何をもって学生を出席、遅刻、欠席とするかを決めます。次にCollaborateは出欠の追跡を行い、その情報をコースの[出欠]ページに送信してレビューと評価を行います。

記録が自動的に利用可能となり、セキュリティで保護されたアクセスが可能

セッションの記録が終わると、自動的にコースに投稿されます。セッションの記録は、デフォルトではコースに登録している人のみ利用可能です。教員はパブリックアクセスを許可し、記録のリンクを共有することを選択できます。教員は誰が記録にアクセスできるかを一目で把握でき、いつでも権限を編集できます。

コースグループに基づいてブレークアウトグループを作成

Blackboard Learnのコースで作成されたグループは、コースのCollaborateセッションでブレークアウトのために利用できます。教員は既存のコースグループを使用して事前にブレークアウトグループを作成することで、時間を節約できます。既存の学生のコラボレーションを基に構築します。この統合により、教員が余分な作業を行わずに学生が同じグループに留まることができます。Collaborateセッションでは、教員が同じように柔軟に作業でき、Learnのグループに影響を与えることなく必要に応じてグループを調整できます。たとえば、グループ間で出席者のバランスを取ることができます。

CollaborateとBlackboard Learnとのグループ統合は、SaaS導入環境で利用可能です。次の両方のエクスペリエンスに適用されます :

  • 元のコースエクスペリエンスのグループセット (スタンドアロングループ以外)
  • Ultraコースエクスペリエンスのコースレベルグループ

Learnコースでのグループコラボレーションにツールを利用する

コース内の作業グループでは、教員が望む場合、Collaborateを独自のツールで使用できます。最終的に、コースの学生に独自のプライベートグループスペースを与え、グループのツールでミーティングを行えるようにします。グループセッションは自己管理となり、学生がオンラインでプレゼンテーション練習を行うのに最適です。教員による作業はグループスペースを利用可能にすることだけです。

  • Learnの元のユーザエクスペリエンスでは、Collaborateは各グループに独自のプライベートルームを用意するグループツールとしても使えます。
  • LearnのUltraコースのエクスペリエンスでは、グループ課題で会話をアクティブにして、学生が掲示板とプライベートのCollaborateルームを使えるようにできます。さらに、グループの誰かがすでにルームにいるときにはその旨が通知されます。

統一されたデータプラットフォーム

Learn SaaSの教育機関は、Blackboard Dataを活用して、LearnやCollaborateなどのツール間で学習データを把握することができます。Blackboard Dataの統一された標準データモデルによって、基本データセットにアクセスして探索し、エコシステム全体からの情報を組み合わせた見識を得ることができます。

開発者層では、教育機関のデータに基づいてカスタマイズしたクエリと分析を作成できます。

レポート層では、事前構成済みの一連のレポートが提供されます。これらのレポートは、Blackboardツールで実施された学習活動を示し、使用と導入に関する質問の解決に役立ちます。

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