ユーザアカウントへのログイン試行回数が多すぎると、セキュリティ上のリスクが生じる可能性があります。Blackboard Learnでユーザアカウントを不正アクセスから保護するため、管理者はアカウントをロックするタイミングを決めることができます。[管理パネル]の[セキュリティ]セクションで、[アカウントのロック設定]を選択します。

アカウントのロック設定を選択する

以下の表に使用できるフィールドを示します。[r]は、必須フィールドを示します。

フィールド 説明 アカウントのロックを有効にする ログインが複数回失敗した後にアカウントをロックします アカウントのロックアウトを有効または無効にするラジオボタンを選択します。デフォルトでは、ロックアウトは有効になっています。 アカウントのロック設定 最大ログイン試行回数 [r]

アカウントのロック前に許容される無効なログイン試行の最大回数。デフォルトでの最大値は5です。アカウントのロック期間が期限切れになると、最大ログイン試行回数がリセットされます。

ログイン期間 [r]

ユーザがログインを試行できる期間を秒数で指定します。ログインは最大ログイン試行回数まで試すことができます。初期設定は300秒です。ユーザがこの期間中に正常にログインできなかった場合、アカウントがロックされます。

アカウントのロック期間 [r]

ユーザのアカウントがロックされる期間を分数で指定します。初期設定は360分です。

0を指定すると、管理者が手動でアカウントをロック解除しない限り、永久にロックされた状態のままとなります。

パスワードリセット時のロック解除

[有効]が選択されている場合、ユーザがパスワードをリセットしてアカウントのロックを解除できます。[無効]が選択されている場合、ユーザがアカウントのロック期間が期限切れとなるまで待機するか、管理者がアカウントをロック解除することになります。