Chimeとは
AWS ChimeはAmazonによって作成されたクラウドメディアサービスで、企業がアプリケーション内で使用することができます。Amazonは世界最大級のクラウドインフラストラクチャプロバイダであり、Collaborate Ultraとの統合によって、次のセッションでの音声、動画、共有コンテンツのエクスペリエンスを高めることができます。
必要な操作次のセッションでChimeを使用するだけです。すぐにお使いいただけます。これが、Chimeとの統合を決めて得られる利点の1つです。こうして音声と動画の問題をAmazonのエンジニアに託し、Blackboardでは指導や学習で進むニーズに対するソリューションのサポートと作成に引き続き注力することができます。
Chimeと統合する理由
少し技術的な話になりますが、AWS ChimeをCollaborateと統合することに決めた理由をお伝えしたいと思います。
Amazonは全世界に多数のデータセンターを所有しているため、Chimeベースの製品を使用するセッションでは最も近いアクセスポイントへのアクセスが可能です。そのため、ほとんどの場合、別の国や大陸にあるサーバと通信する必要がありません。これによって、さらに高速で快適なエクスペリエンスが得られます。
ユーザの見地からは、Collaborate Ultraは何も変わらないままで、インターフェイスと機能を通常どおり体験し続けることができます。
セッションでAWS Chimeの使用を開始する方法
次のセッションのスケジュールを設定する際にAWS Chimeオプションをアクティブ化するか、すでに作成済みのセッションでオプションをアクティブ化するだけです。
新規セッションの場合
- スケジューラセッションのリストから、[セッションの作成]を選択します。
- [セッションの設定]タブに移動し、新規セッションに必要な項目を設定します。
- 下部の[マルチメディア]セクションに移動し、[音声と動画にAWS Chimeを使用する]を選択します。
- [作成]を選択します。
作成済みのセッションの場合
- スケジューラセッションリストから、設定するセッションを選択します。
- [セッションの設定]タブに移動し、新規セッションに必要な項目を設定します。
- 下部の[マルチメディア]セクションに移動し、[音声と動画にAWS Chimeを使用する]を選択します。
- 現在サポートされていない項目はすべてオフにします。
- [保存]を選択します。
Chimeが有効化されましたが、一部の設定はサポートされていません。どうすればよいですか?
AWS Chimeを有効化すると、右上の[セッションの設定]タブで、色が赤に変わり数字が表示される場合があります。これは、新規セッションを作成する前にいくつかの設定を変更する必要があることを意味します。
Chimeで利用できない機能
- アンケート
- ブレークアウトグループ
- セッションの取り組みに関する詳細情報
- 電話のダイアルインによるセッションへの参加
- ポインタは記録に表示されません
- 大規模なセッション (参加者250人超)
- 現在、アクセシビリティ要件 (字幕など) のあるセッションの実施には適していません
これらの機能を無効にしてセッションを作成します。
Collaborateは引き続きインターネットの接続に合わせて動的に調整されますか?
はい、Collaborateはインターネットへ接続の品質の変化に合わせて引き続き調整されます。ご自身や別のユーザのネットワーク接続状況が悪い場合、動画の視聴や共有アプリケーションを一時停止することもできます。ビデオカメラに線が引かれたアイコンが表示され、一時的な接続障害により動画や共有コンテンツが影響を受けていることが示されます。