テキストのコピーと貼り付けによる紛失の防止

コースにテキストを追加する際、インターネット接続の切断やソフトウェアのエラーが発生しても作業の紛失を防ぐことができます。NotepadやTextEditなど、オフラインのシンプルテキストエディタで入力し、作業内容をコピーしてコースに貼り付けできます。

もしくは、提出または保存する前に、追加したいテキストをすべてコピーできます。コピーするには、テキストを選択して右クリックします。キーの組み合わせを使用してコピーと貼り付けを行うこともできます。

  • Windowsの場合: [Ctrl + A]でテキストをすべて選択でき、[Ctrl + C]でコピー、[Ctrl + V]で貼り付けできます。
  • Macの場合: [Command + A]でテキストをすべて選択でき、[Command + C]でコピー、[Command + V]で貼り付けできます。

Microsoft® Wordからテキストを貼り付けるには?

エディタで直接テキストを入力し、利用可能なオプションで書式設定を行うのが最適です。

Wordドキュメントからテキストをコピーし、直接エディタに貼り付けすると、問題が起こることがあります。元の書式設定が思った通りに表示されないかもしれません。また、エディタにテキストを貼り付けた後、書式設定を削除または追加できない可能性があります。書式設定の問題を防ぐために、エディタのオプションを使用して書式設定を削除し、書式設定をし直すことができます。

エディタにテキストを貼り付けた後、Wordの書式設定を削除するには、テキストをすべて選択し、[書式の削除]アイコンをクリックします。すべての書式設定が削除されることを了解した上で、このオプションを使用してください。箇条書き、番号リスト、インデント、行間、中央揃いのテキスト、フォント形式、サイズすべてが削除されます。

Remove text formatting

また、エディタにテキストを追加する前にNotepadやTextEditなどのオフラインのシンプルテキストエディタに貼り付けることで、書式設定を削除することができます。その後、テキストをエディタに貼り付け、希望通りの書式設定を行います。


テキストの追加

課題、テスト、ディスカッション、ブログ、日誌など、テキストの追加と書式設定ができる場所にエディタが表示されます。

Content editor example for adding text

エディタのオプションを使用して、ファイルの添付、マルチメディアの埋め込み、数式、リンク、表の挿入が可能です。コンテンツの表示方法をクリエイティブに管理しながら、順番や表示を柔軟に変更できます。

デフォルトの表示はWYSIWYG (What You See Is What You Get (見たままが得られる)) になっています。[ソースコード]アイコンを選択してコードを編集または追加するか、[コードサンプルを挿入/編集]アイコンを選択できます。

テキストを右クリックして、よく使用するオプションにアクセスすることも可能です。カーソルの場所やテキストの選択有無によってメニューが変わります。

キーボードを使用してエディタツールバーに移動する場合は、[Alt]+[F10]を押します。Macでは[Fn]+[OPT]+[F10]を押します。最上段の行の左端のアイコンがフォーカスされています。左右の矢印キーを使って、前後に移動することができます。上下の矢印キーでは、別の行に移動できません。矢印キーを使用してその行の最後に移動し、その後、使用可能な上下の次の行に移動します。


リストの操作

エディタで、箇条書きリストと番号リストをテキストに追加できます。

Content editor's number lists available
  • 番号リスト : 利用可能なリストオプションから選択します。
    • デフォルト: 数字
    • アルファベット順
    • ローマ数字
    • ギリシャ記号
  • 箇条書きリスト : 黒丸、白丸、または四角から選択します。

箇条書きリストと番号付きリストの間隔の調整

ソースコードビューまたはWYSIWYG (What You See Is What You Get) ビューでの箇条書きリストと番号付きリストの間隔を調整します。

デフォルトでは、箇条書きリストと番号付きリストには段落の行と同じ間隔が設定されています。リストの各項目で<li>タグが使用されて、箇条書きリストまたは番号付きリストの各項目が作成されます。

Content editor example for spacing list items

WYSIWYGビューにおける間隔の調整

WYSIWYGビューでは、リストの作成後に箇条書きリストまたは番号付きリストの各行の最後にマウスポインタを置き、[Shift]+[Enter]キーを押します。各リスト項目の間に1行分の間隔が追加されます。このキーの組み合わせを使用し続けると、1行分ずつ間隔が追加されます。コードビューでは、それぞれの行間に<br /><br />が表示されます。このコードは、箇条書きリストまたは番号リストの各項目の閉じタグ (</li>) の内側に表示されます。

Content editor example for spacing list items using the shift key

コードビューにおける間隔の調整

リスト項目間の間隔を制御する場合、コードビューで操作する必要があります。[ソースコード]アイコンを選択し、コードウィンドウを開きます。各リスト項目のタグに値を追加することができます。箇条書きリストまたは番号付きリストの各項目の下に間隔が追加されることで、リストの項目間に間隔が作成されます。

Content editor example for spacing list items via code view

同じ方法を使用して段落の間隔を調整できます。


水平線の挿入

コンテンツエディタで、追加するコンテンツに線と水平方向の罫線を入れることができます。

[横線]アイコンを選択して、現在のカーソル位置に、テキスト領域の幅全体にわたって引かれる細い水平線を追加します。


スペルチェック

このオプションを利用可能にするかどうかは、教育機関が判断します。

自動スペルチェックオプションをアクティブ化するには、[スペルチェッカー]アイコンを選択します。メニューから言語の辞書を変更できます。教育機関と教員はスペルチェックを無効にできます。所属教育機関が読み込むスペル辞書を選択します。

スペルチェッカーがアクティブになっているときに確認すべき語がある場合、新しいウィンドウが開き、スペルミスの可能性があるすべての語、またはロードされた辞書に見つからなかった語が1語ずつ表示されます。テキスト領域の背景にも、それらの語が赤い波線で表示されます。提案された代わりの語について、変更する、無視する、すべてを無視する、またはスペルチェックウィンドウを閉じることができます。

Content editor spelling menu example

変更する場合は、リストから提案された代わりの語を選択し、[変更]を選択します。スペルチェッカーにより、要確認となっている次の語が表示されます。すべての語がチェックされたら、[スペルチェッカー]ウィンドウが閉じます。

確認すべき語がない場合、スペルチェッカーにより[ミススペルが見つかりませんでした。]というメッセージが表示されます。


リンクの追加

Webサイト、お使いのコンピュータのファイル、または教育機関がアクセス権を持っていればコンテンツ管理などのコースのファイルリポジトリへのリンクを指定できます。

テキストまたはオブジェクトを選択し、[リンクの挿入/編集]アイコンを選択して新しいリンクを追加するか既存のリンクを編集します。リンクを削除するには、リンクをクリックして[リンクの削除]アイコンを選択します。右クリックメニューを使用して、リンクの作成および削除を行うこともできます。リンクのアドレスを入力するか貼り付けるときは、http://プロトコルを使用する必要があります。

すでにリンクが設定されているテキストまたはオブジェクトを選択しないと、リンクの編集アイコンは灰色で表示され、使用できません。

[リンクを開く]メニューで、新しいウィンドウなどリンクを開く場所を選択します。ユーザがリンクを選択したときに表示されるウィンドウまたはフレームのオプションのタイトルを入力することもできます。


テキストの検索と置換

[検索]アイコンを選択して、一致するテキストを検索し、オプションで他のテキストと置換します。

テキストの検索

ポップアップウィンドウで、検索するテキストを[検索]ボックスに入力します。

歯車の設定アイコンを使用して、3つの検索オプションのいずれかを選択できます。オプションは、大文字と小文字が区別される[大文字、小文字を区別]、[完全一致のみ検索]、[選択内を検索]です。テキストが見つかると、テキストボックス内で強調表示されます。

[検索]を選択すると、テキストのすべての一致箇所が特定され、自動的に強調表示されます。右上隅の[X]を選択すると、ウィンドウが閉じます。

テキストの置換

[置換]ボックスに、検索するテキストと置き換えるテキストを入力し、操作を選択します。

  • 置換: 見つかった次のインスタンスを置換します。
  • すべて置換: 一致したすべてのインスタンスを置換します。

[検索]ボタンを選択すると、置換せずに検索できます。