この情報は、Ultraコースビューのみに適用されます。
学生がアセスメントを受けるたびに、問題をランダムに選択して表示するよう指定できます。
アセスメントを作成する際、問題プールを使用して、各学生が異なるバージョンのアセスメントを受け取れるようにします。
Ultraと元のコースビューのアセスメント用語の比較
次の表に、2つのコースビューのアセスメント問題機能の名前を示します。
Ultraコースビュー | 元のコースビュー |
---|---|
問題プール | ランダムブロックおよび問題セット |
問題バンク | 問題プール |
問題の分析 | 項目分析 |
問題プールについて
[問題プールを追加]ページでは、現在のコースの他のアセスメントや問題バンクの問題を閲覧、プレビュー、フィルタリング、および選択することができます。問題は表示できますが、問題プールをアセスメントに追加するまで編集はできません。
- キーワード検索を使用して、追加する問題を見つけます。
- プールから学生に表示する表示する問題の数を選択します。たとえば、50個ある問題のうち3個を表示するとします。問題は、学生ごとに異なる3つの問題が表示されるように、ランダムに分配されます。
- プール内のすべての問題を表示することができます。問題は、学生ごとにランダムに表示されます。
- 選択が完了したら、プール内のすべての問題に同じ満点の点数を設定します。
- プール内の問題は削除できます。問題はプールからは削除されますが、コースには残ります。
- 学生用の表示では、他の問題と同様に、プールからランダムに選択された問題が表示されます。学生は、問題がプールからのものであることはわかりません。
次の設定または条件が存在する場合、アセスメントに問題プールを追加することができません。
- アセスメントにルーブリックを追加してある。
- [提出物をオフラインで収集]を選択してある。
- 学生が課題を開いた。
問題プールの追加
アセスメントでは、プラス記号を選択し、メニューから[問題プールを追加]を選択します。問題プールが、アセスメントの指定した場所に挿入されます。
[問題プールを追加]ページ
小型のデバイスでは、[フィルタ条件]パネルはデフォルトで閉じられています。
[問題プールを追加]ページで、[フィルタ]を選択して[フィルタ条件]パネルを開きます。プールに含めるアセスメント、問題バンク、および問題タイプを選択します。選択すると、選択した項目の数がパネル上部の[フィルタ]の横に表示されます。[X]を選択すると、パネルが閉じ、問題を表示する領域が増えます。
[フィルタ条件]パネルでは、キーワードで基本検索を行うことができます。キーワードを1つ入力すると、別のフィールドが表示されます。キーワードによっては、検索結果の数が増える可能性があります。結果には、単数形および複数形の単語や時制 (-ingや-edなど) が含まれます。部分語と「contains」論理は、この基本検索では機能しません。
問題の表示
[問題プールを追加]ページで、問題を展開して表示することができます。
問題の選択
[フィルタ条件]パネルで選択を行うと、選択した項目の数が[フィルタ]の横に表示されます。右側のアクティブなフィルタエリアで、追加する問題を選択します。選択した問題の数は、画面の下部に表示されます。
[すべてクリア]を選択すると、フィルタ条件の選択がクリアされます。選択した問題は選択されたままになります。
選択した問題を削除するには、チェックボックスをオフにします。あるいは、[すべて選択]と[すべてクリア]を使用して、すべての問題を一度に削除します。
メモ :
- [問題プールを追加]ページで問題や点数を編集することはできません。
- 目標が関連付けられている問題は、点数の横にトロフィーのアイコンが表示されます。目標の関連付けは問題とともに追加されます。
[問題を追加]を選択します。問題プールがアセスメントに表示されます。学生に表示する問題の数と点数を入力します。点数は、プール内の各問題に割り当てられます。同じプール内の問題に、点数を個別に割り当てることはできません。
[保存]を選択して、問題プールをアセスメントに追加します。
Edit points
プール内の各問題に割り当てた点数は、提出物の提出後でも編集することができ、再採点がトリガされます。
重要な点数編集シナリオ :
たとえば、10点が配点されたプール内の作文問題を採点し、複数の学生に成績を投稿するとします。プールにある各問題の点数を5に変更することにしました。一部の学生の作文問題に5点を上回る点数を割り当てていた場合、この点数は適用されたままになります。作文問題の各学生の点数を個別に変更することができます。
テストで使用する問題プールを編集する
学生がアセスメントを開く前であれば、問題プールの個々の問題を追加、削除、および編集することができます。プールから問題を削除しても、問題はコースから削除されません。また、プールを削除したり、アセスメントの別の場所にプールを移動したりできます。
[ドラッグして並べ替え]ボタンを選択して、プールの行を新しい場所に移動します。問題の番号は自動的に更新されます。
キーボードを使用して項目を移動することもできます。
- [Tab]キーを押して、項目の[ドラッグして並べ替え]ボタンに移動します。
- [Enter]キーを押して、移動モードを有効化します。
- 矢印キーを使用して、位置を選択します。
- [Enter]キーを押して、移動先に項目をドロップします。
- プール内の問題を表示するには、[問題を表示]を選択します。問題を追加、削除、編集することができます。メニューを開いて[編集]を選択し、問題の点数などプールに変更を加えます。
- 別の問題プールを追加する場所のプラスアイコンを選択します。
- [削除]を選択して、アセスメントからプールを削除します。
[問題プール]ページの左上の領域に、プール内の問題の数が表示されます。プール内の各問題のソースアセスメントがリストされます。
[編集/再採点]を選択すると、影響を受ける他のアセスメントの数を示す通知が表示されます。問題プールの問題を編集すると、問題が使用されているすべての場所で編集結果が表示されます。同じことが、ソースアセスメントの問題に編集を行った場合にも当てはまります。これらの編集は、問題が表示されるすべての問題プールに影響します。
学生がアセスメントを開いた後、または提出した後は、プールの問題を追加/削除したり、アセスメントからプールを削除したりすることはできません。また、プールをアセスメントの別の場所に移動することもできません。提出物が存在する場合、問題を編集したり、再採点したり、最高評価を与えたりすることができます。たとえば、正解を変更した場合、その問題が使用されているすべてのアセスメントで問題が再採点されます。
最高評価を与えるオプション
教員が明確に説明しなかった問題や、講義やテキスト教材を正確に反映していない問題については、全員に最高評価を付与できます。
プール内の「問題を表示」リンク、または学生の提出ページから、問題に対して最高評価を与えることができます。ソースアセスメントまたは問題プールの問題に最高評価を与えた場合、その問題が表示されるすべての場所で最高評価が適用されます。
問題のメニューで[編集/再採点]を選択すると、[問題に最高評価を与える]チェックボックスを選択できます。最高評価を付与した後で、チェックボックスをオフにして自動採点に戻したり、以前付与された手動採点に戻したりできます。
更新は、既存の答案、回答中の答案、およびその後の提出物に影響を与えます。学生の成績が更新されても、新しい成績や取り消しがすぐに表示されないことがあります。
最高評価を与えた場合、個々の問題の学生の得点を変更することはできません。得点を調整するために、各学生のアセスメントの得点を上書きすることができます。
学生への最高評価の表示
採点が完了し、学生に正解を表示すると、学生はどの問題に最高評価が与えられたか確認できます。[最高評価の付与]は成績ピルの横に表示され、解答セクションにも注記されます。
ULTRA : 問題プールの動画を見る
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動画 : 問題プールの使用では 、Ultraコースビューのアセスメントに問題プールを追加する方法について説明します。