正解の表示
アセスメント設定を選択すると、学生の提出後、自動的に採点される問題の正解を学生に表示することができます。たとえば、複数の答案のアセスメントで間違えた問題だけを学生に表示して、正解は表示したくない場合があります。また、すべての学生が提出を完了するまで正解を非表示にすることもできます。
アセスメント設定パネルでは、[正解を表示]および[得点を表示]はデフォルトでは選択されません。したがって、問題ごとの正解と得点は学生に表示されません。学生にアセスメントのコンテンツとともに解答を確認させたい場合は、設定パネルに戻って[正解を表示]を選択します。[得点を表示]は自動的に選択されます。正解を表示する場合は、得点も表示する必要があります。問題ごとの得点を表示して正しい解答を表示しない場合は、[正解を表示]チェックボックスをオフにします。
設定した期限日はこの設定に影響しません。すべての学生に正解を示す準備ができたら、チェックボックスを選択します。
学生がアセスメントを完了し、確認のために戻るとアセスメントの上部にバナーが表示されます。これは、すべての学生が提出した後に教員が正解を公開することを知らせるものです。成績が投稿されるまで、提供したフィードバックは表示されません。
学生に問題なしでアセスメントのバナーを表示したくない場合は、作成時に[正解を表示]のチェックボックスを選択します。
自動フィードバック
自動フィードバックを使用すると、自動採点された個別の質問タイプに対してフィードバックを提供できます。学生は、教員が設定したリリースタイミングに基づいてフィードバックを自動的に受信します。現時点では、質問レベルでフィードバックを追加することができます。
トグルを選択して自動フィードバックを有効化します。教員のフィードバックを正解へのフィードバックと不正解へのフィードバックに入力します。不正解へのフィードバックは部分的な評価の回答に対しても表示されます。デフォルトでは、自動フィードバックは学生の提出後に表示されます。リリースタイミングの設定を変更するには、編集アイコンを選択します。提出後または特定の日にフィードバックを表示します。 [正解を表示]を選択する場合、自動フィードバック設定は正解を表示する日時と同時か、それよりも前に表示する必要があります。
アクセスコードについて
アクセスコードを使用してアセスメントのセキュリティ階層を追加します。
学生およびグループがアセスメントを受ける時期を制御するためのアクセスコードを発行できます。現時点では、アクセスコードはシステムによってランダムに生成されます。アクセスコードはカスタマイズできません。
アセスメントはテストと課題を指しますが、SCORM項目は含まれません。
例 :
アクセスコードは、一部の学生に他の学生よりも前にアセスメントを受けさせたい場合に追加します。アクセスコードは学生の最初のグループに対してのみリリースできます。後でアセスメントを受ける学生は、受けるまではアセスメントをプレビューできません。
例 :
アクセスコードは、監督されているアセスメントに対して追加できます。学生はID証明を示し、教員または監督者からコードを受け取り、クラスルームでアセスメントを受けます。
学生の複数のグループが別の時期に同じテストを受ける場合、グループごとにアクセスコードを変更できます。学生が後で作業を続行できるよう保存していない場合があることに注意してください。
学生には何が表示されますか?
[コースコンテンツ]ページでは、教員がリリース条件を追加するか非表示にしない限り、すべての学生がアクセスコードで保護されたアセスメントを表示できます。すべての学生が[詳細と情報]パネルを開いて、教員が追加した指示を表示できます。アクセスコードがなければアセスメントを開始できません。
アクセスコードはシステム内のどの場所にも保存されません。学生は教員または教員が権限を与えた他のロールからのみアクセスコードを受け取ることができます。教員は必要に応じてアクセスコードを変更し、学生に伝えることができます。
学生がアセスメントを保存し、後で再開したい場合、同じコードを使用できます。教員が投稿する成績とフィードバックを表示するには、アクセスコードは不要です。
アクセスコードの追加
テストまたは課題の[設定]パネルで、[アセスメントセキュリティ]セクションの[アクセスコードの追加]を選択します。
アクセスコードを[オン]にします。カスタマイズできない6桁のアクセスコードがランダムに生成されます。アクセスコードの横にあるアイコンを使用してコピーするか、更新してコードを変更します。教員のみがアクセスコードを更新、変更することができます。コードをオフにしてから再度オンにしても、コードは同じままです。
[続行]を選択します。アクセスコードは[設定]パネルに表示されます。ゴミ箱アイコンを選択するとコードを削除できます。学生がアセスメントを開始または続行するのにコードが必要なくなります。
リマインダ : 教員または監督者はアクセスコードを学生に提供します。
LockDown Browserダッシュボード
アセスメントのセキュリティをさらに高めるには、Lockdown Browserとアクセスコードの両方をオンにして一緒に動作させることができます。学生はLockDown Browserが起動する前に正しいアクセスコードを入力する必要があります。
タイマーの追加
Ultraコースビューでは、テストに制限時間を追加できます。制限時間により提出に制限時間が設けられるため、学生はテストに集中できます。制限時間が経過すると、テストの答案は自動的に保存され提出されます。
制限時間を超過して取り組むことを学生に許可することもできます。延長時間を指定すると、学生が課題に取り組んでいる最中に接続が切れた場合、再接続することができます。延長時間により、最初に設定していた時間が学生にとってすべての問題を読んで解答するのに十分であるかを確認できます。テストを採点するとき、各学生が課題を完了するのに使用した延長時間を確認できます。また、最初の制限時間後に回答された問題がどれかも確認できます。学生が採点済みのテストにアクセスする際にも同じ情報が表示されます。
現在、グループテストに制限時間を追加することはできません。
[テストの設定]パネルで、[その他のツール]セクションの[時間制限を追加]を選択します。
最初に、制限時間を入力します。制限時間は1から480までの整数で追加する必要があります。小数点には対応していません。次に、2つのオプションのいずれかを選択します。
- 時間切れになると、作業は自動的に保存され、提出されます。: 学生が時間内に提出しないと、システムで自動的にテストが保存され、提出されます。
- 制限時間に達した後も学生は時間を延長して作業することができます : このオプションを選択すると表示されるメニューから、延長時間の長さを以下から選択します。
- 50%
- 100%
- 延長時間無制限
50%と100%のオプションは、テストが自動的に保存、提出される前に制限時間に追加される時間の量を示します。たとえば、制限時間を60分に設定し、延長時間に50%を選択すると、学生はさらに30分間作業できます。最初の制限時間がほとんどなくなるまで、延長時間が与えられていることは学生に警告されません。ポップアップメッセージが表示され、延長時間が与えられていることが警告されます。学生は延長時間を使用するか、テストを提出するかを選択できます。制限時間を経過してから作業を提出すると、部分的な評価が与えられる場合があることが通知されます。
複数の答案を許可している場合、時間制限は答案ごとに適用されます。
[X]を選択して、[テストの設定]パネルに戻ります。設定した制限時間が表示されます。制限時間を選択して変更します。ただし、学生が提出した後は制限時間を編集できません。制限時間をポイントして[削除]アイコンにアクセスし、削除します。制限時間は[コースコンテンツ]ページにもテストの詳細とともに表示されますが、延長時間は表示されません。
制限時間の優遇措置+制限時間
制限時間の優遇措置を受けている学生に対して、課題の時間延長を許可する設定を行うと、時間が合算されます。
学生のワークフロー
学生には、テストの他の詳細とともに制限時間が[コースコンテンツ]ページに表示されます。制限時間は、テストの[詳細と情報]パネルと、作業中のテストの中でも表示されます。
学生が[答案を開始]を選択すると、テストにアクセス可能になる前に、タイマーを開始するためのポップアップウィンドウが開きます。
延長時間を与えている場合、初期設定時間が切れたとき別のポップアップウィンドウが開き、テストをすぐに提出するか、または作業を続けることができる旨が通知されます。制限時間の経過後に提出された作業には部分的な評価が与えられる場合があることも通知されます。最初の制限時間がほとんどなくなるまで、延長時間が与えられていることは学生に警告されません。
学生がそのテストに実際に取り組んでいるかどうかに関係なく、タイマーは進みます。タイマーはウィンドウの下部に表示され、残り時間を把握できます。ドラフトを保存するかテストウィンドウを離れた場合もカウントダウンは続き、時間切れになると作業が保存されて提出されます。
複数の答案
テストの設定で、学生に複数の答案を提出させることを選択できます。複数の答案を許可すると、テストの最終成績の計算方法が変わります。最終成績を計算する方法を選択します。
- すべての答案の平均
- 採点された最初の答案
- 最高得点の答案
- 採点された最終の答案
- 最低得点の答案
グループテスト、またはオフラインで提出物を収集する場合は、複数の答案を許可できません。
[答案の採点]設定により最終成績の自動計算方法が決まりますが、成績を上書きするオプションがあります。各答案は、テストに設定された期限日の影響を受けます。学生が期日後に答案を提出すると、答案に期限超過のマークがつきます。期日前に提出された答案は、期限通りとして表示されます。
上書きできるのは各答案の成績ではなく、最終成績に限ります。
問題と解答をランダム表示する
練習/ドリルのアクティビティをサポートするため、または学生の不正を避けるために問題をランダム表示します。
組み合わせ問題と多肢選択問題の解答のみランダム表示できます。正誤問題の解答をランダム表示したい場合は、多肢選択問題タイプを使用して、解答の選択肢として正と誤を用意します。
1つまたは両方の設定を使用すると、学生ごとに異なるテストが表示されます。テストの[コンテンツ設定]ページに、解答のランダム表示の選択に関するメッセージが表示されます。
質問のランダム表示
[テストの設定]で、[質問のランダム表示]を選択し、学生に対して質問をランダムに表示します。
テストを作成すると、質問が順番に表示されます。学生がテストの答案を開始するたびに、質問が異なる順番で表示されます。[コンテンツと設定]ページに表示される質問番号への参照を含める場合、[質問のランダム表示]オプションを使用しないでください。順序がランダムになることで、質問の番号が変更され、混乱を招く可能性があります。
学生が提出を開始した後に、[質問のランダム表示]設定を選択または解除できます。
テキストブロックまたはファイルを含むテストでは質問をランダム表示できません。
解答のランダム表示
[テストの設定]で、[解答のランダム表示]を選択して、複数回答問題と多肢選択問題の解答を学生に対してランダムに表示します。
テストを作成すると、解答が順番に表示されます。学生がテストの答案を開始するたびに、解答が異なる順番で表示されます。
学生が提出を開始すると、[解答のランダム表示]設定を選択または解除できません。
匿名採点を有効にする
質問のないテストを作成するときは、[テストの設定]パネルで匿名採点を有効にすることができます。採点中、学生の名前は表示されません。匿名で採点されたテストには、テキストとファイルのみ追加できます。
並行採点を有効にする
質問のないテストを作成するときは、[テストの設定]パネルで並行採点を有効にすることができます。
選択した採点者はシステムによってランダムに割り当てられるため、各学生のテストに対して2人の採点者を割り当てられます。採点の作業負荷は、採点者の間で均等に分配されます。採点者は、自分に割り当てられた学生の提出物のみ開くことができます。教員または採点の調整者が学生の最終成績を決定します。