アセスメント設定
Learnには、アセスメントをカスタマイズする方法に関する多くのオプションがあります。テスト、課題、フォームの設定にアクセスするには、新しいアセスメントのページで[設定]を選択します。[設定]パネルが開きます。
アセスメントタイプごとに、使用できるオプションが異なります。アセスメントタイプによっては、設定を調整できない場合があります。
[設定]パネルの一部のオプションでは、別のパネルが開きます。パネルを終了してメインの[設定]パネルに戻るには、パネルの上部にある[X]を選択します。
[形成的ツール]セクションの詳細については、「形成的アセスメント」を参照してください。
このヘルプページの内容は次のとおりです。
一度に1つの問題を表示
アセスメントは注意深く設計してください。問題の表示には柔軟性が必要です。たとえば、一度に1つの問題を表示するように設定できます。
- 一度に1つの問題に集中する
- ブラウザのパフォーマンスが向上するため、古いコンピュータでもアクセス効率が上がる
- ネットワーク接続の悪い遠隔地にいる場合でも学習体験が向上する
- モバイルデバイスでテストを受ける場合はタッチスクロールがミスを引き起こす可能性があるので、ユーザーエクスペリエンスが向上する
[設定]パネルから、[プレゼンテーションのオプション]セクションに移動します。[一度に1つの問題を表示]を選択します。このオプションは、アセスメントに問題が追加されるまで選択できません。
アセスメントで一度に1つの問題を表示に関する動画を見る
次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。
動画 : 「一度に1つの問題を表示」では、教員が学生に対して一度に1つの問題を表示を選択する方法と、その利点を示します。
質問のバックトラックを禁止する
教員は前の問題への引き返しを禁止して、アセスメントの問題の順番を強制することもできます。以降の問題がヒントをもたらす場合や、以前の問題の正解がわかってしまう場合に、順番を設定することは重要です。学生が問題に回答して次の問題に進むと、引き返すことができなくなります。
学生が問題をスキップしようとすると、一度スキップしたら戻れないことを伝える警告が表示されます。
アセスメントに少なくとも2つの問題が含まれ、[一度に1つの問題を表示 ]がオンになっている必要があります。[設定]パネルから、[プレゼンテーションのオプション]セクションに移動します。[前の問題への引き返しを禁止]を選択します。
問題をランダムで表示
[設定]で、[プレゼンテーションのオプション]セクションに移動します。[問題をランダムで表示]を選択し、学生に対して問題をランダムに表示します。
テストを作成すると、問題が順番に表示されます。学生がテストの答案を開始するたびに、問題が異なる順番で表示されます。[コンテンツと設定]タブに表示される問題番号への参照を含める場合、[問題をランダムで表示]オプションを使用しないでください。順序がランダムになることで、問題の番号が変更され、混乱を招く可能性があります。
学生が提出を開始した後に、[問題をランダムで表示]設定を選択または解除できます。
解答のランダム表示
[設定]で、[解答をランダムで表示]を選択して、複数回答問題と多肢選択問題の解答を学生に対してランダムに表示します。
テストを作成すると、解答が順番に表示されます。学生がテストの答案を開始するたびに、解答が異なる順番で表示されます。
学生が提出を開始した後では、[解答をランダムで表示]設定は選択も解除もできません。
採点と提出物
[採点と提出物]セクションには、採点に関するさまざまなカスタマイズオプションがあります。以下を選択できます。
- 成績カテゴリ
- 許可された答案回数 — 複数の答案を許可する場合は、許可する回数を入力します。
- [採点対象の答案]では、成績表に次のうち[要採点]として表示する答案を選択します : [最初の答案]、[最後の答案]、または[すべての答案]。
- [すべての答案]を選択した場合は、最終計算の計算方法も選択する必要があります。
- 次による成績 — 使用する成績スキーマのタイプ (評価区分、点数、パーセンテージ、完了/未完了など) を選択します。
- 最高点 — アセスメントに許可される最高点を入力します。
- 匿名の回答 — フォームへの回答結果を匿名にするには、このオプションを選択します。
匿名採点
匿名採点オプションの詳細については、「匿名採点」のトピックを参照してください。
評価オプション
評価オプションには次のものがあります。
- 学生1人あたり2人の採点者
- 相互レビュー
- 委託採点
相互レビューオプションの詳細については、「自己/相互アセスメント」のトピックを参照してください。
委託採点オプションの詳細については、「委託採点」のトピックを参照してください。
アセスメントの成績
課題の採点時にアセスメントの成績を自動的に投稿するよう選択できます。この機能には、自動または手動で採点された課題と、自動採点式の問題タイプを使用したテストが含まれます。成績の投稿を手動で制御したい場合は、この設定をオフにします。
学生に提出物の表示を許可
学問的な誠実性のサポートとアセスメントコンテンツの保護は重要です。[設定]パネルに移動し、[アセスメント結果]セクションまでスクロールして、アセスメント結果をリリースするタイミングを選択します。[提出物ビュー]に移動し、デフォルト設定の[提出後に利用可能]を選択して、[アセスメント結果のタイミング]パネルを表示します。
パネルで、学生がいつアセスメントの提出物を表示できるかを定義できます。学生は自分の提出物を次のタイミングで表示できます。
- アセスメントの提出後
- 教員がアセスメントについて個々の学生の成績を投稿した後
- アセスメントの提出期限後• 教員がアセスメントのすべての成績を投稿した後
- 特定の日付
提出物を表示する機能のオンとオフを切り替えるには、[学生に提出物の表示を許可]を選択します。設定の選択が完了したら、[保存]を選択します。
シナリオ例 :
- あなたは重要な試験を実施しています。学生が、解答を提出した後、試験の問題に戻ることができないようにする必要があります。
- 学生は非同期で試験を受けます。すべての成績が投稿された後で、学生に問題、解答、自動フィードバックを確認してほしいと考えています。
デフォルト設定では、学生は提出後にアセスメント結果を表示できます。このオプションの選択を解除すると、学生の提出物ビューが非表示になります。サイドパネルに含まれる他のフィードバックオプションは引き続き表示されます。これには、全体のアセスメントのフィードバック、最終成績、独自性レポート (該当する場合) が含まれます。
アセスメントの提出時に自動でフィードバックする
自動フィードバックを使用すると、自動採点された個々の問題タイプに対して、事前に用意されたフィードバックを提供できます。学生は、教員が設定したリリース設定に基づいてフィードバックを自動的に受信します。デフォルトでは、自動フィードバックは学生の提出後に表示されます。
[正解を表示]を選択した場合、自動フィードバック設定は正解を表示する日時と同時か、それよりも前に表示する必要があります。
自動フィードバックの作成
問題を作成する際に問題の下にある切り替えを選択して、自動フィードバックを有効にします。
[正解のフィードバック]と[不正解のフィードバック]にフィードバックをそれぞれ入力します。不正解へのフィードバックは部分的な評価の回答に対しても表示されます。[保存]を選択します。
アセスメント提出時に正解を表示する
自動採点された問題の正解を提出後に学生が確認できるようにできます。または、すべての学生が提出を完了するまで正解を非表示にすることもできます。
デフォルトでは、問題ごとの正解と得点は学生に表示されません。
[設定]パネルに移動します。[アセスメント結果]セクションまでスクロールします。[正解]の下で、[設定をオンにする]を選択します。
[設定をオンにする] を選択すると、[アセスメント結果のタイミング]パネルが表示されます。正解の表示には、次のオプションがあります。
- 個別の成績が投稿された後
- 期日後
- すべての成績が投稿された後
- 特定の日付
[保存]を選択します。
学生がアセスメントを完了し、確認のために戻ると、アセスメントの上部にバナーが表示されます。これは、すべての学生が提出した後に教員が正解を公開することを知らせるものです。成績が投稿されるまで、提供したフィードバックは表示されません。
アクセスコード
アクセスコードを使用してアセスメントのセキュリティ階層を追加します。学生およびグループがアセスメントを受ける時期を制御するためのアクセスコードを発行します。
アクセスコードはシステムによってランダムに生成されます。アクセスコードはカスタマイズできません。
アセスメントはテストと課題を指しますが、SCORM項目は含まれません。
例 :
アクセスコードは、一部の学生に他の学生よりも前にアセスメントを受けさせたい場合に追加します。アクセスコードは学生の最初のグループに対してのみリリースできます。後でアセスメントを受ける学生は、受けるまではアセスメントをプレビューできません。
例 :
アクセスコードは、監督されているアセスメントに対して追加できます。学生はID証明を示し、教員または監督者からコードを受け取り、クラスルームでアセスメントを受けます。
学生の複数のグループが別の時期に同じテストを受ける場合、グループごとにアクセスコードを変更できます。後で作業を続行するために学生が作業を保存していないことを確認してください。
[設定]パネルで、[アセスメントセキュリティ]セクションの[アクセスコードの追加]を選択します。
[アクセスコードは不要です]の横のボタンを選択して、アクセスコードをオンにします。
カスタマイズできない6桁のアクセスコードがランダムに生成されます。デフォルトでは、6つのアスタリスクで表示されます。******. アクセスコードの横にあるアイコンを使用して、アクセスコードをコピーしたり、新しい乱数の生成を行ったり、アクセスコードを表示したりします。アイコンにカーソルを合わせると、その目的が表示されます。
教員のみがアクセスコードを生成および変更することができます。アクセスコードをオフにしてから再度オンにしても、アクセスコードは同じままです。
[続行]を選択します。アクセスコードが[設定]パネルに必須として表示されるようになりました。ゴミ箱アイコンを選択するとアクセスコードを削除できます。学生がアセスメントを開始または続行するのにアクセスコードが必要なくなります。
リマインダ : 教員または監督者はアクセスコードを学生に提供します。
学生には何が表示されますか?
[コースコンテンツ]ページでは、教員がリリース条件を追加するか非表示にしない限り、学生はアセスメントを表示できます。学生は[詳細と情報]パネルを開いて、教員が追加した指示を表示できます。アクセスコードがなければアセスメントを開始できません。
アクセスコードはシステム内のどの場所にも保存されません。学生は教員または教員が権限を与えた他のロールからのみアクセスコードを受け取ることができます。教員は必要に応じてアクセスコードを変更し、学生に伝えることができます。
学生がアセスメントを保存し、後で再開したい場合、同じコードを使用できます。教員が投稿する成績とフィードバックを表示する際、アクセスコードは不要です。
LockDown Browserダッシュボード
アセスメントのセキュリティをさらに高めるには、Lockdown Browserとアクセスコードの両方をオンにして一緒に動作させることができます。学生はLockDown Browserが起動する前に正しいアクセスコードを入力する必要があります。
アクセスコードの追加についての動画を見る
次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。
動画 : アクセスコードの追加では、アセスメントにアクセスコードを追加する方法を説明しています。
その他のツール
[設定]パネルに移動して、[その他のツール]セクションにアクセスします。その他のツールには以下が含まれます。
- 制限時間
- 採点ルーブリック
- ゴールと基準
- 割り当てられたグループ
- 独自性レポート
ルーブリックを使用した採点の詳細については、「ルーブリックを使用した採点」のトピックを参照してください。
ゴールと基準の詳細については、「ゴール」のトピックを参照してください。
グループの詳細については、「グループの作成および管理」のトピックを参照してください。
独自性レポートの詳細については、「Turnitin」のトピックを参照してください (所属教育機関がこの機能を提供している場合)。
テストに制限時間を追加する
制限時間により提出に制限時間が設けられるため、学生はテストに集中できます。制限時間に到達すると、テストの答案は自動的に保存され、提出されます。
グループテストに制限時間を追加することはできません。
制限時間後の時間延長を学生に許可することもできます。延長時間を指定すると、学生が課題に取り組んでいる最中に接続が切れた場合、再接続することができます。延長時間により、最初に設定していた時間が学生にとってすべての問題を読んで解答するのに十分であるかを確認できます。テストを採点するとき、各学生が課題を完了するのに使用した延長時間を確認できます。また、最初の制限時間後に回答された問題がどれかも確認できます。学生が採点済みのテストにアクセスする際にも同じ情報が表示されます。
[設定]パネルで、[その他のツール]セクションの[時間制限を追加]を選択します。
制限時間を分単位で入力します。制限時間は1から1440までの整数で追加する必要があります。小数は設定できません。
次に、2つのオプションのいずれかを選択します。
- 時間切れになると、作業は自動的に保存され、提出されます : 学生が時間内に提出しないと、システムで自動的にテストが保存され、提出されます。
- 制限時間に達した後も学生は時間を延長して作業することができます : このオプションを選択すると表示されるメニューから、延長時間の長さを選択します。
- 50%
- 100%
- 延長時間無制限
50%と100%のオプションは、テストが自動的に保存、提出される前に制限時間に追加される時間を表示します。
たとえば、制限時間を60分に設定し、延長時間に50%を選択すると、学生はさらに30分間作業できます。最初の制限時間がほとんどなくなるまで、延長時間が与えられていることは学生に警告されません。ポップアップメッセージが表示され、延長時間が与えられていることが警告されます。学生は延長時間を使用するか、テストを提出するかを選択できます。制限時間を経過してから作業を提出すると、部分的な評価が与えられる場合があることが通知されます。
複数の答案を許可している場合、時間制限は答案ごとに適用されます。
[X]を選択して、[設定]パネルに戻ります。設定した制限時間が表示されます。必要に応じて制限時間を選択して変更します。制限時間をポイントして[ごみ箱]アイコンにアクセスし、削除します。ただし、学生が提出した後は制限時間を編集できません。制限時間は[コースコンテンツ]ページにもテストの詳細とともに表示されますが、延長時間は表示されません。
制限時間の優遇措置+制限時間
制限時間の優遇措置を受けている学生に対して、課題の時間延長を許可する設定を行うと、時間が合算されます。
学生には何が表示されますか?
学生には、テストの他の詳細とともに制限時間が[コースコンテンツ]ページに表示されます。制限時間は、テストの[詳細と情報]パネルと、作業中のテストの中でも表示されます。
学生が[答案を開始]を選択すると、テストにアクセス可能になる前に、タイマーを開始するためのポップアップウィンドウが開きます。
学生がそのテストに実際に取り組んでいるかどうかに関係なく、タイマーは進みます。タイマーはウィンドウの下部に表示され、残り時間を把握できます。ドラフトを保存するかテストウィンドウを離れた場合もカウントダウンは続き、時間切れになると作業が保存されて提出されます。