組み合わせ問題について

組み合わせ問題では、学生はプロンプト列の項目を、解答列の項目と対にして、組み合わせます。解答を再利用したり、追加の解答を追加したりできるので、各列の項目の数が同じである必要はありません。追加の解答は、どのプロンプトとも一致しない不正解の選択肢であり、問題の難易度を高めます。不正解の選択肢を使用する教員もいるため、学生は消去法で正解を推測することができません。

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動物とその食性を組み合わせる場合

学生は、プロンプト : 豚、ライオン、シマウマ、馬、ハリネズミと、解答 : 肉食動物、雑食動物、草食動物を組み合わせます。

この例では、学生はいくつかの解答を複数回使用することになります。すべての解答はランダムな順番で表示されます。

Student view of answers to a matching question.

組み合わせ問題は自動的に採点されます。課題にこの種類の問題しかない場合、課題の得点は自動的に投稿され、学生に表示されます。部分的な評価と負の評価を許可することもできます。

部分的な評価と負の評価の詳細

支援技術を使用して組み合わせ問題をナビゲートする方法を学ぶ


組み合わせ問題の作成

新しいテストを作成するときは、プラス記号を選択してメニューを開きます。既存のテストでは、問題を追加する場所のプラス記号を選択します。[組み合わせ問題を追加]を選択します。

解答のランダム表示が可能なのは、組み合わせ問題と多肢選択問題のみです。正誤問題の解答をランダム表示したい場合は、多肢選択問題タイプを使用して、解答の選択肢として正と誤を用意します。

This is how the expanded Add question type menu looks like when you’re creating a new test.

[テストコンテンツ]領域が開きます。

Matching question in edit mode with the different options highlighted.

テストや課題で問題を作成する場合も、同じプロセスを使用します。

手順1 : エディタで説明または問題を追加します。

手順2 : プロンプトと解答を追加します。

  • 少なくとも1つのプロンプトと2つの解答を追加します。新規の組み合わせ問題のデフォルトフィールドでは、この要件が満たされています。
    • ペアを追加 : プロンプトと解答のペアの最大数は100です。ペア内の解答を再利用することができます。
    • 解答を追加 : 追加の解答はどのプロンプトとも一致しません。これらの解答は再利用できません。追加の解答の最大数は10です。
  • エディタを使用して、ファイル、動画、音声、リンクを任意のフィールドに追加できます。エディタのオプションまたは[コンテンツの挿入]メニューで、[クラウドストレージから挿入]などを選択します。プロンプトと解答に関しては、エディタの機能が制限されます。たとえば、箇条書きリストや番号付きリストを追加することはできません。

クラウドストレージの詳細

エディタのオプションを使用して、メッセージのテキストの書式を設定することができます。

キーボードを使用してエディタツールバーに移動する場合は、[Alt]+[F10]を押します。Macでは[Fn]+[Alt]+[F10]を押します。番号付きリストなどのオプションを選択するには、矢印キーを使用します。

手順3 :部分的な評価と負の評価を許可するかどうかを選択します。

手順4 : 問題は、デフォルトで10点に設定されています。点数の成績ピルを選択して、新しい値を入力します。

手順5 : 問題を保存します。

  • 問題と、少なくとも1つのプロンプトと2つの解答を追加するまでは、[保存]は無効の状態になっています。追加の解答フィールドを使用しない場合は、解答付きの2つのペアが必要です。
  • 追加した空のペアや、空の追加の解答など、空のフィールドを削除して[保存]オプションを有効にします。[追加の解答1]フィールドの横にある[削除]オプションは、解答付きのペアが少なくとも2つ作成されるまで有効にはなりません。

解答の再利用

同じ解答を複数のペアに使用することができます。追加の解答フィールドの解答は再利用できません。

ペアの解答の横にあるメニューにアクセスして[解答を再利用]を選択します。以前に追加した解答から選択を行います。解答を再利用すると、解答フィールドに次のメッセージが表示されます。ペア[ペア番号]の解答を再利用しました。再利用した解答を削除するには、[X]を選択します。

1つ以上の別のペアで再利用されている解答を持つペアを削除すると、関連するペアからも解答が削除されます。再利用されている解答の編集を開始すると、次のメッセージが表示されます。この解答は再利用されます。変更を行うと他のペアに影響します

部分的な評価と負の評価

部分的な評価と負の評価は、デフォルトではすべての問題でオンになっています。部分的な評価は、組み合わせペアにパーセンテージとして自動的に配分されます。必要に応じて部分的な評価値を編集し、いくつかのペアの評価を増減することができます。部分的な評価の値は合計100%でなければなりません。

また、任意のペアに負の評価パーセンテージを指定することもできます。負の評価は、適用された場合、および学生がペアを一致させなかった場合にのみ行われます。教員は必要に応じて、問題に対して負の全体得点を与えることができます。

アセスメントの説明で、どの得点オプションが使用されているか学生に伝えてください。

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  • ある問題に5ペアあり、各ペアが2点で合計10点になります。ある学生が2ペアを正しく組み合わせました :
  • 2つ正解だったので4点獲得し、3つ不正解だったので6点減点されます。したがってこの問題の得点は―2になります。

組み合わせ問題にメディアを追加する

問題と解答にメディアを追加することができます。解答の再利用を選択した場合、インラインで表示されるメディアファイルも選択肢に表示されます。ペアの解答の横にあるメニューにアクセスして[解答を再利用]を選択します。

次のメディアファイルタイプは、ブラウザにインラインで表示されます。

  • 画像 : JPEG、GIF、PNG
  • 音声 : MP3、FLAC、WAV
  • 動画 : MP4

たとえば、解答にMP4動画をアップロードすると、学生が問題を表示する間、動画を再生するためのコントロールが表示されます。メディアファイルをインラインで表示するオプションがない場合、学生はそのファイルをダウンロードして表示する必要があります。

問題へのテキストとファイルの追加方法の詳細

問題への画像とメディアの追加方法の詳細

メディアの学生ビュー

学生は選択を行う前に、解答の選択肢内のメディアを表示し、一覧をスクロールすることができます。インラインで表示される動画には、再生やダウンロードのためのコントロールが表示されます。インラインで表示されないメディアファイルには、プレビューまたはダウンロードのためのメニューがあります。学生は画像を選択して、拡大することができます。

Student view of selected image in a matching question.

実際の例 : デスクトップ上のメディアの学生ビュー

View of a student selecting an image to answer a matching question.

組み合わせ問題にゴールを設定する

各アセスメントの問題にゴールを設定して、所属教育機関の達成度の測定に役立てることができます。アセスメントを利用可能にすると、学生は問題に設定されたゴールについての情報を確認でき、求められているレベルを知ることができます。

問題のメニューにアクセスし、[ゴールを設定]を選択してゴールを選択します。

コースコンテンツにゴールを関連付ける方法の詳細

Top right hand side corner menu highlighted to edit, align with goal or delete a question.

組み合わせ問題を採点する

組み合わせ問題は自動的に採点されます。課題にこの種類の問題しかない場合、課題の得点は自動的に投稿され、学生に表示されます。学生は、教員と同じように、採点済みの問題を表示します。

自動採点の問題で個々の学生が獲得した得点を変更することはできません。

Submitted question with visible grade and feedback on correct answer and overall matched pairs.
  1. 問題の成績ピルは得点を表します。組み合わせ問題は、選択した得点オプションに基づいて採点されます。自動的に採点された個々の問題の得点を変更することはできません。
  2. プロンプトと解答の上に、正しく一致したペアの数を示す要約が表示されます。
  3. 正解にはチェックマークアイコンが付けられ、背景は緑色です。
  4. 不正解はXアイコンが付けられ、背景は明るい赤色です。

得点オプションは、提出物が提出された後でも変更できます。採点は更新されます。

テストと問題の編集の詳細

 


組み合わせ問題に関する動画を見る

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動画 : 組み合わせ問題では、アセスメントで組み合わせ問題を作成する方法について説明します。