この情報は、Ultraユーザエクスペリエンスのみに適用されます。
D2L Brightspaceからの移行
教育機関がUltraに切り替えることを決定したからといって、Brightspaceでのコース開発に多くの時間を費やした後ですべての作業をやり直したくはないはずです。コースの資料とカスタマイズを可能な限り保持しながら、BrightspaceからUltraにコースを簡単に変換できます。
このページのトピックは次のとおりです。
コースのインポート
BrightspaceからUltraにコースをインポートするには、コースファイルをダウンロードする必要があります。
D2L Brightspace
- Brightspaceのコースに移動し、[コースツール]メニューを選択します。
- [コース管理者]を選択します。
- [コンポーネントのインポート/エクスポート/コピー]を選択します。
- 次のページで、[Brightspaceパッケージとしてエクスポート]を選択し、[開始]を選択します。
- [すべてのコンポーネントを選択]を選択し、[続行]を選択します。
- 次のページで、一番下に移動し、[エクスポートパッケージにコースファイルを含める]を選択します。
- [エクスポート]を選択します。エクスポートが完了すると、更新アラートに通知が表示されます。
- [ ここをクリックしてエクスポートZipパッケージをダウンロード]を選択します。
Blackboard Learn Ultra
Learnのコースの[コンテンツ]ページに移動します。[その他のオプション]メニューを選択し、[コンテンツのインポート]を選択します。
表示されるパネルで[コンテンツのインポート]をもう一度選択します。先ほどダウンロードしたZIPファイルを選択します。
[コンテンツ]ページの上部に、「コースコンテンツをインポートしています」というグレーのバーが表示されます。大規模なコースの場合、インターネット接続の速度によってはアップロードに時間がかかります。進行状況バーは表示されません。
教育機関は、Ultraにアップロードできるファイルのサイズを制限できます。コース内に大きなファイルが多数ある場合、コースがこのサイズ制限を超える可能性があります。
[コンテンツ]ページを離れる場合は、[コースタスクとログ]パネルに移動してアップロードの進捗状況を確認できます。[コンテンツ]ページの上部にある[その他のオプション]メニューを選択し、[コースタスクとログ]を選択します。
インポートが完了すると、インポートの例外を確認するように求められます。このプロンプトは画面の下部に表示されます。
参加およびアクティビティのデータは、変換プロセス中に維持されません。掲示板への投稿、課題の提出物、成績などの項目はすべて削除されます。
Blackboard LearnへのBrightspace D2Lコースのインポート
次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。
動画 :Blackboard LearnへのBrightspace D2Lコースのインポート
例外を確認し、コースをカスタマイズする
インポートの例外の数を示す赤いテキストリンクを選択して確認します。ほとんどの例外は重要ではなく、調整する必要はないため、心配しないでください。
BrightspaceコースをUltraコースにインポートすると、すべての授業、フォルダ、ユニットがフォルダに変換されます。インポートした項目をフォルダの外に簡単にドラッグして、メインの[コンテンツ]ページに配置できます。既存のフォルダ内にフォルダを作成して、コンテンツをさらに整理することもできます。
Brightspaceの授業、フォルダ、ユニットをUltraの学習モジュールに変換すると、学生のアクセスをさらに制御できます。学習モジュールには、シーケンスを強制し、学生の表示可否を制御する機能が含まれており、学生がモジュールをナビゲートするのに役立つ画像を含めることができます。学習モジュールの詳細については、「学習モジュールの作成」トピックを参照してください。
UltraとBrightspaceでは使用できる機能に違いがあるため、インポートの後ですべての掲示板、クイズ、テストを確認することをお勧めします。サポートされていないテストとショートテストのオプションは、インポート時に削除されます。HTMLドキュメントに埋め込まれた画像とマルチメディアは保持されます。HTMLドキュメントは、Ultraコースビューのドキュメント、または元のコースビューのコンテンツ項目に変換されます。
コンテンツの期日と学生の表示/非表示は、一括編集機能を使用して調整できます。グループ内のコンテンツを削除することもできます。この機能の詳細については「一括編集」のトピックをご覧ください。
LaTeXで記述された構文の正しくない数式は、BrightspaceからUltraに変換されません。コースをインポートした後、コース内のすべての数式を確認してください。
変換されるコンテンツタイプ
変換プロセスの改良にともない、サポート対象のリストも拡充する予定です。
- 連絡事項
- 見出し
- コンテンツ
- 開始日
- 終了日
- 課題
- 掲示板フォーラム
- タイトル
- 説明
- 表示設定
- 掲示板トピック
- タイトル
- 説明
- 表示設定
- 点数
- ファイル
- フォルダとレッスン
- 成績表カテゴリ
- 成績表列
- 数値
- 選択ボックス
- 合格/不合格
- テキスト
- HTMLドキュメント
- Learning Tools Interoperability (単体)
- ショートテスト
- 問題
- 点数
- 問題プール
- 問題数
- 点数
- セクション
- 設定
- タイマー
- 問題
- 問題ライブラリ
- セクション
- 問題
- 問題タイプ (以下の問題タイプがBrightspaceからどのように変換されるかについては、「Brightspaceからの算術と有効数字の数式の変換」のトピックを参照してください)
- 算術
- 有効数字
- リッチコンテンツエディタ
- 音声、画像、動画、ファイルのアップロード
- 数式
- ファイルへのリンク
- ユニット/モジュール
- URLリンク
変換されないコンテンツタイプ
現在、次の項目は変換プロセス中に引き継がれません。
- 成績評価
- 成績表列
- 計算式
- 計算問題
- リッチコンテンツエディタ
- Learning Tools Interoperability (埋め込み)
- ルーブリック
- SCORM