通信回線を開いて、学生にオンライン掲示板への参加を促します。

掲示板は、学生に学習活動についてじっくり考えさせ、他の学生と意見を交換するための優れた方法です。教員は、個々のコースレッスン、またはコース全般について掲示板を作成できます。教員は掲示板を所有します。掲示板を開設したら、教員は学生をガイドする目的でコメントを投稿できます。

オンラインコースでの最も一般的な対話形式は、教員によって開始される掲示板です。掲示板の参加や対話は自然に起こるものではありません。コースの設計に意図的に盛り込む必要があります。魅力的で質の高い掲示板を促進するには、掲示板でのテーマを入念に工夫し、質問を作成します。


オンライン掲示板を成功させるために

学生が掲示板を使い始める段階で、安心感を与え、ガイドラインを提供してください。

次の4つの手順は、オンライン掲示板をうまく展開して、コミュニティの構築と課題の実現を支援するための一般的な手順です。

  1. 参加要件を定義します
    • 参加者に求められることを周知します。学生がエチケットについて参照し、採点情報にアクセスできる掲示板を作成します。
    • 正しいオンラインインタラクションの手本を示し、適切な振る舞いをほめて強化します。
  2. 効果的な質問を考案します
    • マルチメディアのリソースを質問に組み込むことで、テキストのみで構成される対話の単調さを軽減します。YouTube™のような知名度の高いサービスを利用すれば、クリップを視聴して返信するよう学生に求めることができます。
  3. 新しいアイデアを奨励します
    • 掲示板のほとんどの投稿が同意を示し、アイデアを疑問視する意見が十分でない場合には、姓がA~Mで始まる学生が一方の意見を支持し、N~Zで始まる学生がその反対意見を支持するような割り当てを試してみてください。
  4. 促進する
    • 教員の存在感を確立します。意見の明確化、リソースの提供、投稿しない参加者の発言を求めましょう。

ディスカッションにアクセスする

ユーザは、いくつかの方法で掲示板にアクセスできます。コースメニューおよびコース領域に、カスタマイズしたリンクを追加できます。コース領域に掲示板のリンクを追加することで、受講者は他のコースコンテンツと同じ場所からこのツールにアクセス可能になります。

教員として、コントロールパネルで[コースツール]セクションを展開し、[掲示板]を選択します。このリンクから、コースの掲示板にアクセスしたり、コース内のグループのグループ掲示板にアクセスしたりします。

掲示板の構造

コースコンテンツの計画と構築は極めて重要ですが、オンライン掲示板の枠組みを提供することも同じく重要です。

メインの[掲示板]ページには、フォーラムの一覧が表示されます。フォーラムでは、参加者がトピックまたは関連トピックのグループについてディスカッションを行います。各フォーラム内では、ユーザが複数のスレッドを作成できます。スレッドには、最初の投稿とそのすべての返信が含まれます。フォーラムやスレッドを作成することにより、担当コースに関連するユニット別やトピック別に掲示板を分類できます。

フォーラムの詳細

スレッドの詳細

掲示板は順番どおりに表示されるので、すべてのコースメンバが会話の流れを追うことができます。


[掲示板]ページ

通常は、コースメニューから掲示板にアクセスしますが、別のコース領域(コンテンツエリアなど)にリンクを配置することもできます。

[掲示板]ページには、作成したすべてのフォーラムのリストが表示されます。ユーザがメッセージスレッドを開始できるようにするには、最初に1つ以上のフォーラムを作成する必要があります。また、掲示板の内容を検索することができます。デフォルトでは、画面スペースを節約するため、検索フィールドは折り畳まれています。

  1. リストを列に基づいてソートするには、列見出しを選択します。
  2. フォーラムで投稿を表示するには、フォーラムのタイトルを選択します。タイトルが太字で表示されているフォーラムには、未読の投稿が含まれています。
  3. フォーラムごとに、投稿の合計数、未読の投稿数、自分に対する返信数、および参加者数が表示されます。フォーラムの未読メッセージに簡単にアクセスするには、[未読の投稿]列のリンクを選択します。

掲示板について

掲示板は、コースへの参加を学生に促すための便利な方法の1つです。 掲示板は、学生に学習活動についてじっくり考えさせ、他の学生との意見交換を促します。

コースとグループ掲示板を作成することができます。また、掲示板を成績の対象とし、フォルダで掲示板を整理できます。

学生主動としたい場合。"学生が作成"というラベル付きでリストに表示される掲示板の作成を許可できます。


掲示板の作成

すべての新しい掲示板は、最初は非表示です。編集して、学生が参加できるよう準備が整ったら表示させることができます。

掲示板はコース内の2つの場所に作成できます。

  1. 掲示板を[コースコンテンツ]ページに直接作成して、他の教材とともにコンテキストに表示されるようにします。
  2. ナビゲーションバーの[掲示板]タブを選択し、コース掲示板のページを開きます。右上隅にあるプラス記号を選択し、メニューを開きます。掲示板を追加して、フォルダで整理できます。歯車のアイコンを選択して、[掲示板の設定]パネルを開きます。"学生が作成"というラベル付きでリストに表示される掲示板の作成を許可できます。教員は、この設定をいつでもオンまたはオフにすることができます。

    学生が作成した掲示板の詳細

元のコースビューからUltraコースビューに変換を行うと、一部の掲示板がフラット化され、一部の設定が削除されます。変換プロセスの詳細


[新しい掲示板]ページ

あらゆるユーザに対して掲示板を追加でき、学生にグループ掲示板に参加するよう求めることができます。また、掲示板を成績の対象とすることができます。

  1. わかりやすいタイトルを入力し、学生が適切な掲示板を検索できるようにします。タイトルを追加しないと、教員と学生にタイトルとして「新しい掲示板」と日付が表示されます。
  2. ガイドラインや期待する内容を記載する。エディタのオプションを使用して、テキストの書式を設定し、ファイルを添付し、マルチメディアを埋め込むことができます

    キーボードを使用してエディタツールバーに移動する場合は、[Alt]+[F10]を押します。Macでは[Fn]+[Alt]+[F10]を押します。番号付きリストなどのオプションを選択するには、矢印キーを使用します。

  3. 掲示板を表示または非表示する。新しい掲示板はデフォルトで非表示になっています。教員が掲示板の表示を選択するまで、学生は掲示板を表示できません。事前にすべてのコンテンツを作成し、スケジュールに基づいて学生に表示するものを選択することができます。また、日付、時刻、コース成績表のその他の項目のパフォーマンスに基づいて、利用可能性の条件を設定することもできます。
  4. 掲示板オプションを選択する。[掲示板の設定]アイコンを選択し、掲示板のオプションがあるパネルを開きます。
    • その他のコンテンツ項目とともに掲示板を含める。[コースコンテンツページで表示]を選択して、[コースコンテンツ]ページに掲示板を含めます。
    • 独創的なアイデアを奨励する。一部の学生は回答を作成する際に、他の学生の考えに頼りすぎることがあります。回答と返信を非表示にすることで、学生は最初の掲示板トピックで独自の考えを展開しやすくなります。[最初に投稿]を選択して、掲示板に回答するまで学生が掲示板のアクティビティを表示できないようにします。[最初に投稿]とグループを使用する場合は、[最初に投稿]を選択してからグループを割り当てます。
    • 掲示板を採点する。見識ある投稿を学生に促すために、掲示板を成績の対象とすることができます。掲示板の採点を選択した場合、期日や最高点など、その他のオプションが表示されます。最高点は、学生による1つ以上の投稿に適用されます。掲示板の採点を有効にすると、成績表に列が自動的に作成されます。
    • ゴールを掲示板に関連付けます。教員と所属教育機関はゴールを使用して、プログラムやカリキュラム全体での学生の達成度を測定できます。掲示板を作成したら、1つまたは複数のゴールを関連付けできます。[ゴールを関連付ける]を選択して、利用可能ゴールを検索します。掲示板を表示可能にすると、学生はゴールを確認でき、求められているレベルを知ることができます。

      コースコンテンツに目標を関連付ける方法の詳細

    • グループを追加する学生を掲示板グループに割り当てて、関与する人数を少なくすることができます。また、特定のトピックを各グループに割り当てることもできます。グループ掲示板を採点できます。

学生が作成した掲示板

学生に掲示板の作成を許可した場合、メインの[掲示板]ページに、そのタイトルが"学生が作成"というラベル付きで表示されます。学生の掲示板は、すべて一緒に表示させたり、フォルダに移動させたりして再整理できます。

コースメンバが掲示板を開くと、作成者がサイドパネルに一覧表示されます。

学生は自分の投稿を編集または削除でき、誰からも回答がない場合は自分の掲示板を削除することができます。


掲示板か会話か?

クラスの掲示板ではアイデアを展開したり、共有したりできますが、会話を使うと特定のコンテンツをすばやく交換することもできます。たとえば課題を作成するとき、会話を有効にすることができます。助けを求めたり、ソースを共有したり、他の人の疑問に答えるなど、誰でも課題の会話に参加することができます。課題を表示している間は、誰でも会話を読むことができます。

会話は関連するコンテンツ項目にのみ表示され、[掲示板]ページには表示されません。