従来のコースビューで利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。Ultraコースビューでは、インストラクタは成績表およびルーブリックを常に利用できます。

成績の上書き

たとえば、成績表の成績ピルに入力を行うと、手動で割り当てた成績が上書きされます。その成績の横には上書きのラベルが表示されます。

Override grade option on a graded submission.

成績の囲みには、5桁以下の数値を入力できます。小数点以下第2位まで入力できます。

複数の答案を許可している場合、項目の最終成績を手動で編集すると、成績の上書きが割り当てられます。 

成績を投稿すると、学生に成績と記入したフィードバックが表示されるようになります。未採点の答案も含め、すべての答案に対するフィードバックが学生に表示されます。

上書きできるのは各答案の成績ではなく、最終成績に限ります。成績の上書きは、教員が成績の上書きを割り当てた後で学生が提出した答案も含め、その他すべての成績エントリに優先します。また、質問を再採点した場合、再採点された得点は答案の得点に適用されます。成績表で課題の成績を手動で変更する場合は、再採点された得点は上書きされた得点を変更しません。

最終成績を手動で変更した後、2つ目の答案を引き続き採点した場合でも、割り当てられた2回目の答案の成績より上書きされた成績の方が優先されます。学生がすべての答案を提出した後、または期日の経過後に減点する場合もあります。

ルーブリックを関連付けた成績を上書きすると、上書きされた成績はルーブリックの成績の囲みに表示されます。コンテンツを表示すると、[ルーブリックの詳細]パネルは成績が上書きされたことを知らせます。

Example message of when you have overriden a grade

ルーブリックを関連付けた既存の成績を上書きすることも可能です。ルーブリックの成績の囲みに新しい点数を入力します。ルーブリックに上書きのメッセージが表示され、成績表に上書きラベルが表示されます。そのルーブリックは使用できなくなりますが、基準を展開して詳細を見ることはできます。

ルーブリックの成績の囲みには、5桁以下の数値を入力できます。小数点以下第1位まで入力できます。ルーブリックの合計の成績は、小数点第1位で四捨五入されます。

成績を変更するためにルーブリックを使用して成績を割り当てることを決めたら、[ルーブリックを使用した再採点]を選択します。ルーブリックがアクティブ化され、ルーブリックを使用して課題の成績を提供することができます。新しい成績が成績表に表示され、上書きラベルが削除されます。

コースの全体の成績を設定すると、成績の自動計算を上書きできます。成績表グリッド表示に移動し、学生の全体の成績セル内をクリックします。新しい値を入力するか、コース用に設定した全体の成績の記号から選択します。グレーの成績セルは、成績が上書きされたことを示しています。上書きを取り消すためには、セル内をクリックし、[上書きを取り消す]を選択します。成績がコース用に設定した全体の成績の計算に戻ります。

全体の成績の設定方法の詳細

投稿された採点

成績を投稿してから、それらの成績を上書きすると、変更後の成績が学生に表示されます。投稿した成績を完全に削除すると、その項目の成績が学生に表示されなくなります。項目は「未採点」に戻ります。新しい成績を割り当てたら、それらの成績を再度投稿する必要があります。


学生による上書きされた成績の表示

複数の答案にフィードバックが残されている場合、学生は教員が成績を投稿した後で各答案のフィードバックを読むことができます。項目の最終的な成績を上書きした場合は、メッセージが表示されます。

Example of a grade override from the student view