個々の学生に優遇措置を設定して、アセスメントの期日や制限時間を免除できます。優遇措置を設定して、一部の条件のクリアが困難な学生の進捗を助けます。

また、他の学生にアセスメントが表示されない場合でも、特定のテストや課題で個々の学生に例外を設け、追加の答案やアクセス期限の延長を許可することができます。


Blackboard Learnでのユーザ一覧に関する動画を見る

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動画 : Blackboard Learnのユーザ一覧

 


 


学生に優遇措置を追加する

コースの[詳細と操作]の[ユーザ一覧]で、[コースの全員を表示]を選択します。 [ユーザ一覧]ページで学生のメニューを開き、[優遇措置]を選択します。

Accomodations option in the menu for a student on Roster page

学生の優遇措置を選択する :

  • 期限日の優遇措置 : 期限日の優遇措置を受けている学生は、期限を過ぎて提出してもペナルティが課せられることはなく、期限を過ぎても成績表に「期限遅れ」のラベルは表示されません。
  • 制限時間の優遇措置 : 学生は、制限時間のある課題をさらに時間をかけて完了することができます。[無制限]を選択するか、この優遇措置を適用するために必要な追加時間のパーセンテージを指定できます。注 : これらの優遇措置は掲示板には適用されません。

学生が提出を開始した後で、教員が制限時間の優遇措置を追加すると、以前に提出された作業の制限時間が更新されるという警告が表示されます。

Accommodations granularity settings using time percentages successful example

優遇措置の表示

教員用に、成績表とユーザ一覧の名前の横に優遇措置を受けている学生のインジケータが表示されます。学生がユーザ一覧を表示しても、誰が優遇措置を受けているかは確認できません。

学生の名前を非表示にして採点する場合、優遇措置も非表示になります。

コースに設定した優遇措置の数を表示するには、アセスメントの設定ボタンを選択します。リンクを選択して、優遇措置を表示します。[ユーザ一覧を表示]を選択して変更を加えます。

優遇措置の削除

制限時間 — 制限時間の優遇措置を削除すると、以前に提出された制限時間のあるアセスメントは、システムによって「期限遅れ」のマークがつきます。

期限日 — 学生の期限日の優遇措置を削除した場合は、期限が過ぎると「期限遅れ」のラベルが適用されます。

制限時間の優遇措置と制限時間設定の組み合わせ

制限時間の優遇措置を受けている学生に対して、アセスメントの時間延長を許可する設定を行うと、時間が合算されます。

:

ある課題に10分の制限時間を設定します。その課題の作業に50%の延長時間を許可します。各学生の合計作業時間は15分です。

学生Aは制限時間の優遇措置を受けており、50%の延長時間が適用されます。

学生A :

クラス全体に与えられたテスト完了までの制限時間は15分

次に、優遇措置を適用して50%の延長時間を追加 : 8分

合計 : この課題の作業時間は23分

この学生は延長8分の開始時にメッセージを受け取ります。ただし、この期限を過ぎて提出した場合、この作業は受領したものと見なされません。

学生Aの作業が提出された後で、学生Aの制限時間の優遇措置を削除すると、その作業はシステムによって「期限遅れ」のマークがつきます。

優遇措置とグループ

優遇措置が設定されている学生がグループの一員である場合、そのグループの学生全員がその項目について優遇措置を受けます。たとえば、グループ課題を作成し、グループメンバの1人が期限日の優遇措置を受けている場合、そのグループの作業は期限後に提出されても「期限遅れ」のマークはつきません。

現時点では、グループ作業に制限時間を追加することはできません。