コース設定を使用すると、自分のニーズと学生のニーズに合わせてコースをカスタマイズできます。[コース設定]は、ユーザが設定を表示または管理する権限を持っている場合に、Ultraコースの右上隅に表示されます。

View of top portion of a Blackboard Ultra course titled Introduction to Technical Writing, which has a colorful course banner ranging from blue to orange. The Course Settings option at the top right of the screen is highlighted in blue.

設定には次のものが含まれます。


コースアクセス

教育機関のBlackboard管理者から適切な権限を付与されている場合、学生に対するコースのアクセスに関連するさまざまな領域を制御できます。

コース提供期間の管理

コース提供期間は、学生がコースを利用できる期間を定義します。一部のコースは学生が常にアクセスできるようにして、それ以外のコースでは制限を設けて学生が特定の時間だけアクセスできるようにすることができます。これは、[コース提供期間]で設定します。
システム管理者に加えて、教員 (またはティーチングアシスタントなどの適切な権限を持つユーザ) も、Ultraコースのコース提供期間の設定を変更できます。
Ultraコースの右上隅にある[コース設定]を選択します。[コース提供期間]設定はドロップダウンメニューとして表示され、次の設定が含まれます。

  • 進行中。アクセスに制限はありません。
  • 日付による制限。学生のアクセスの開始、終了、またはその両方の日付と時刻を設定します。
  • 登録からの日数による制限。登録後、学生がコースにアクセスできなくなる日数を選択します。
  • 関連付けられた学期の開始日と終了日による制限。このオプションは、コースの学期が定義されている場合にのみ表示されます。

学生は、コース提供期間にかかわらず、終了したコースにはアクセスできません。終了したコースはコースカタログに表示されることもありません。

コースアクセスの管理

コースアクセス状態の設定は、[コース設定]ページで管理できます。

  • コースを閉じる。コースを終了済みとして選択すると、コースリストには引き続き表示されますが、学生はアクセスできません。[コースを閉じる]が選択されていない場合、コースは公開されており、学生はコースにアクセスできます。この機能は、以前はオープン/非公開と呼ばれ、[詳細&操作]パネルにありました。
  • コースを終了する。コースが完了すると、学生はコンテンツへのアクセスはできますが、参加はできなくなります。また、コースの完了後に変更を行うことはできなくなります。

コース上部の[コース設定]の横に、コースの状態に応じて[公開]、[終了済み]、または[完了]というインジケータが表示されます。このインジケータは、学生のコースの最上部にも表示されます。

また、教員は[コース]ページから[コース設定]にアクセスできます。3つのドットのメニューから、教員は[コース設定]を選択できます

Courses page with menu options appearing over a course card that show an option to go to Course Settings

管理者のメモ

ユーザは、コースアクセスを管理するための適切なシステムロールまたはコースロール権限を持っている必要があります。

  • [コース設定]パネルにアクセスする権限 : コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > プロパティ
  • コース提供期間を変更する権限 : コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > プロパティ、提供期間
  • コースを終了/公開する権限 : コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > プロパティ、利用可否の設定
  • コースを完了としてマークする権限 (変更を取り消す権限付き) : 完了ステータスの変更 (オン/オフ)
  • コースを完了としてマークする権限 (変更を取り消す権限なし) : 完了ステータスの部分変更 (オン)

コースツールの管理

コース設定を使用してさまざまなツールを管理できます。ツールを有効または無効にできるかどうかは、教育機関/ノードのツール構成によって決まります。

Ultraコースの右上隅にある[コース設定]を選択します。以下を管理できます。

  • ユーザー一覧ツール。システム管理者がこのオプションを有効にしている場合、トグルボタンを選択して、学生にユーザ一覧の表示を許可できます。[ユーザ一覧]ページでも、学生がユーザ一覧を表示できるかどうかを管理できます。教員が設定の変更を許可されていない場合、このオプションは表示専用モードで表示されます。
  • メッセージツール。システム管理者がこのオプションを有効にしている場合は、メッセージツールをコースに表示するかどうかを制御できます。表示するには、[コースメッセージを許可]オプションを選択します 。オフにすると、メッセージはEメールでのみ送信されます。教員が設定の変更を許可されていない場合、このオプションは表示専用モードで表示されます。

管理者のメモ

ユーザは、コースツールを管理するための適切なシステムロールまたはコースロール権限を持っている必要があります。ユーザ一覧ツールは、[管理パネル] > [ツール]の設定で許可されている場合にのみ、コースで管理できます。

  • [コース設定]パネルにアクセスする権限 : コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > プロパティ
  • コースツールを変更する権限 : コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > ツールの利用可否の設定
  • メッセージの場合 : コースメッセージは、デフォルトでコースツールおよびコミュニティツールとしてオンになっています。管理者は、この設定で南京錠のボタンをロック解除することで、利用可否と変更範囲の設定を変更できます。詳細については、「メッセージの[管理者]ページ」を参照してください。

学生の表示/非表示を管理する

[学生の表示/非表示]設定を使用して、未登録の学生を表示または非表示にします。

このオプションをオンにすると、学生は以下の成績表領域に表示されません。

  • 成績ページ
  • 学生ページ
  • 計算の学生リスト
  • 採点可能項目の学生リスト
  • アセスメントの[提出物]タブ
  • アセスメントの[学生アクティビティ]タブ

 

バーチャルクラスルームの管理

Class Collaborateへの学生のアクセスをオンまたはオフにするオプションがあります。オフにすると、コース内のどのユーザの[詳細と操作]領域にも表示されなくなります。教員が設定の変更を許可されていない場合、このオプションは表示専用モードで表示されます。

管理者向け : この機能は、すべてのUltraコースで使用できます。この設定は、Class Collaborate統合がアクティブな教育機関にのみ表示されます。ユーザは、この権限でコース設定パネルにアクセスできる必要があります。コース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > プロパティとコース/コミュニティのコントロールパネル (カスタマイズ) > バーチャルクラスルームセクションのツールの利用可否の設定にアクセスする権限。


マスタリー成績表 - 表示設定

システム管理者が[マスタリー]タブの利用可否の設定を教育機関レベルで有効にしている場合、教員はコースレベルで[マスタリー]タブの利用可否を設定することができます。

[教員用の[マスタリー目標]タブ]設定によって、教員がコース内で[マスタリー]タブを利用できるかどうかが決まります。[学生用の[マスタリー目標]タブ]設定によって、学生がコース内で[マスタリー]タブを利用できるかどうかが決まります。

[コース設定]の[マスタリー]タブの設定が読み取り専用の場合、システム管理者が教育機関レベルで[マスタリー]タブの利用可否の設定をオフにしています。