学生が1つの課題に対して複数の答案を提出できるように許可できます。
複数試行を可能にすることで、学生は進捗を管理しやすくなり、課題の質が高くなって、最終的には成果や学生の保持率が向上します。学生は、ドラフトを提出して、その進歩によって単位を取得できます。学生には、どの課題で複数の答案が許可されているのかや、それぞれの答案の期待事項と評価基準を必ず通知してください。
例:研究論文課題
4つの答案が許可された1つの課題では、学生は次の項目について添付ファイルを提出できます。
- 概要
- 参考文献
- 大まかなドラフト
- 最終論文
教員は各段階でフィードバックを行うことができます。答案が提出されるたびに成績を設定できますが、最終分の成績のみをその課題の成績として使用してください。
または、4つの成績を設定することを希望する場合は (研究論文プロセスの段階ごとに1つの成績)、段階ごとに個別の課題を作成できます。次に、成績管理で集計対象の列を設定します。各課題の点数を加算して、研究論文の最終得点を算出します。
グループが課題を複数回提出して、提出物ごとにフィードバックと成績を受領することを許可することもできます。
複数答案のオプション
課題を作成するときに、[送信の詳細]セクションを展開します。許可する答案の数と、どの得点を成績管理で使用するのかを決定する必要があります。
たとえば、3つの答案を許可する場合は、次のいずれかの得点を選択できます。
- 最後の得点 (デフォルト)
- 最高の成績
- 最低の成績
- 最初の採点済み答案
- 採点済み答案の平均
[課題の採点]ページ
- [課題の採点]ページでは、学生の名前の横に、提出済み答案の数が表示されます。
- 学生は、教員がどの答案を最終得点用に使用しているのかを確認できます (最後の得点や平均得点など)。
- [答案]メニューを選択すると、他の答案を表示できます。
答案を選択した後、成績とフィードバックを入力し、提出します。
追加の答案を許可
学生が課題に対して許可された最大数の答案を提出済みの場合は、追加の答案を許可できます。
成績管理で、セルのメニューにアクセスし、[成績の詳細の表示]を選択します。[成績の詳細]ページが表示されます。
[追加の答案を許可]が表示されるのは、学生がその課題に対して許可された最大数の答案をすでに提出済みである場合のみです。学生の提出済み答案数が許可された最大数に達するたびに、何度でも追加の答案を許可できます。学生の再提出を許可するために、以前の答案を採点する必要はありません。
課題が匿名ステータスである場合、学生に答案の追加を許可することができます。学生の名前は表示されますが、提出物または残りの答案数は表示されません。答案が残っている場合は要求が無視されます。
または、[答案を無視]を選択して、その答案の得点が成績計算に使用されないようにして、その答案を最大答案数のカウントから除外することもできます。
複数の答案
[課題の設定]で、学生に複数の答案を提出させることを選択できます。複数の答案を許可すると、課題の最終成績の計算方法が変わります。最終成績を計算する方法を選択します。
- すべての答案の平均
- 採点された最初の答案
- 最高得点の答案
- 採点された最終の答案
- 最低得点の答案
グループ課題、またはオフラインで提出物を収集する場合は、複数の答案を許可できません。
[答案の採点]設定により最終成績の自動計算方法が決まりますが、成績を上書きするオプションがあります。各答案は、その課題に設定された期限日前に提出する必要があります。学生が期日後に答案を提出すると、答案に期限超過のマークがつきます。期日前に提出された答案は、期限通りとして表示されます。
上書きできるのは各答案の成績ではなく、最終成績に限ります。