この情報は、Ultraコースビューのみに適用されます。
従来のコースビューで利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。Ultraコースビューでは、インストラクタは課題を常に利用できます。
課題
課題は、他のコンテンツとともに作成できます。これにより、学生は必要なコンテンツの横にある自分の作業に、必要なときすぐにアクセスできます。
課題を作成するとき、次のことができます。
- 課題の手順とコンテンツの追加
- 学生への課題の表示の制御
- 課題の設定の適用
このページでは、以下のことを詳しく学習できます。
問題を含むアセスメントの詳細については、テストの作成をご覧ください。
課題の追加
課題を作成すると、成績表項目が自動的に作成されます。
[コースコンテンツ]ページで、課題を追加する場所のプラス記号を選択します。メニューから[作成]を選択して[項目の作成]パネルを開き、[課題]を選択します。
[新しい課題]ページが開きます。
わかりやすいタイトルを入力すると、学生がコースコンテンツの中から課題を見つけやすくなります。[コースコンテンツ]ページでのタイトルは、学生が教材を表示するために選択するリンクとして表示されます。タイトルを追加しないと、コンテンツリストに「新しい課題」と日付が表示されます。コンテンツを追加しないと、[コースコンテンツ]ページにその課題が表示されません。
課題の手順とコンテンツの追加
[手順]に、課題の手順と内容を入力します。
ローカルデバイスからファイルをドラッグアンドドロップするか、[コンテンツの挿入]ボタンを使用してコースコンテンツタイプのメニューにアクセスできます。詳細については、「コース教材の作成」を参照してください。
自由に試してみましょう!教員が課題を表示できるようにするまで、学生は追加されたものを見ることができません。
課題の表示設定
教員が課題を表示するよう選択するまで、学生は課題を表示できません。事前にすべてのコンテンツを作成し、スケジュールに基づいて学生に表示するものを選択することができます。また、日付、時刻、コース成績表のその他の項目のパフォーマンスに基づいて、利用可否の条件を設定することもできます。教員が課題を表示するように設定すると、学生は[コースコンテンツ]ページで課題を見られるようになります。
課題プロンプトの自動生成
AIを用いた盗作は、教育においてますます懸念されています。調査によると、AIでの検出に頼るとさまざまな問題があることがわかっています。検出モデルはAI技術の進歩に追いつくことができません。Learnは、認証的アセスメントの活用を支援します。教育機関がAI Design Assistant機能を有効にしている場合、課題プロンプトを自動生成して、学生に次のことを促すことができます。
- 高度な思考を実践する
- クラスで得た知識を応用する
- 証拠に支えられた信ぴょう性のある提出物を作成する
- 現実世界の状況をエミュレートする
課題プロンプトは、コースのコンテキストに基づいて生成されます。課題の作成ページで、[課題の自動生成]を選択します。
[課題の自動生成]ページが開きます。
AI Design Assistantは3つの課題プロンプトを生成します。AI Design Assistantが生成するプロンプトを定義するには、いくつかの方法があります。
- 説明を入力して (2000文字以内)、プロンプトの焦点を絞り込む
- 必要な認知レベルを選択する
- 適用
- 分析
- 評価
- 作成
- "ひらめきを与える"では、さまざまなレベルが提供されます
- スライダを動かして、プロンプトの焦点の複雑さを調整する
- プロンプトのタイトルを生成するかどうかを選択する
- [詳細オプション]の横にある矢印を選択して、出力言語を変更します。
認知レベルは、ブルームの分類法に基づいています。
必要に応じて、AI Design Assistantに課題プロンプトのコンテキストを提供してもらうコース項目を選択できます。[コース項目の選択]を選択して開始します。
コースコンテンツ項目の横にあるボックスを選択して、テストのコンテキストに含めます。
フォルダまたは学習モジュールの横にある矢印を選択して、それらの項目を含めることができます。コンテキストの項目の選択が終わったら、[項目を選択]を選択して問題生成に戻ります。
コンテキストピッカーでサポートされているファイルの種類には、PDF、Word、PowerPoint、テキスト、RTF、HTMLがあります。
設定が完了したら、[生成]を選択します。各プロンプトの正確性と偏りを確認します。課題に追加するプロンプトを選択し、[追加]を選択します。
課題の設定
コースに優遇措置の対象になっている学生がいる場合、[課題の設定]セクションに表示されます。学生に対して優遇措置を設定し、課題の期日や制限時間など、コースでの特定の要件を除外できます。優遇措置を変更するには、[ユーザ一覧]に移動して学生のメニューを開きます。[提出物]ページや成績表からアクセスすることもできます。
[新しい課題]ページの右側にある[課題の設定]で、 課題に対して選択した設定を表示できます。異なる設定を選択して適用するには、[設定]ボタンを選択して新しいパネルを開きます。
詳細と情報
[詳細と情報]セクションには、課題の提出に関するオプションがあります。
期日の指定。期日はカレンダーとアクティビティストリームに表示されます。期日後の提出物は、コースの成績表に[期日超過]ラベル付きで表示されます。学生が期日後に作業を提出するのを禁止することができます。期日を迎えているもの、今後期日を迎えるものを確認するよう学生に促し、学生ができるだけ早く教員に質問できるようにします。
期限遅れの提出を禁止。厳しい締め切りを課して、期限遅れの提出を禁止します。進行中および保存済みの答案は、期限日に自動的に提出されます。学生は提出物受領のEメールを受け取ります。指定された優遇措置は引き続き適用されます。
学生が答案を提出した後は、期限日を過去の日付に変更できません。期限日を過ぎた後は、[期限遅れの提出を禁止]の設定を選択できなくなります。
期限日後の新しい答案の作成を禁止。学生が提出期限後に新しい答案を開始できないようにします。指定された優遇措置は引き続き適用されます。
クラスの会話を許可。学生が課題について質問がある場合は?課題内での会話を許可でき、誰でも会話に貢献できます。会話の発展に応じて、関連する課題のみが表示されます。
オフラインでの提出物の収集。学生による提出物のアップロードがない作業を評価することもできます。たとえば、口頭によるプレゼンテーション、科学展のプロジェクト、演技のパフォーマンス、直接提出された芸術作品の成績などを成績表に追加できます。
形成的ツール
形成的アセスメント。主な目的は、学生の学習状況を監視するとともに、指導方法を改善し、学生のパフォーマンスを強化するためのフィードバックを即座に提供することです。形成的アセスメントは、教員と学生の両方が、得意な分野と成長が必要な分野を特定するのに役立ちます。
プレゼンテーションオプション
課題に問題が含まれている場合、[プレゼンテーションオプション]を使用することで、課題のコンテンツが学生にどのように表示されるかを制御できます。
[プレゼンテーションオプション]にあるオプションの詳細については、テストの作成をご覧ください。
採点と提出物
[採点と提出]には、課題の種類と採点基準に関するオプションがあります。
成績カテゴリの変更。課題の成績カテゴリは、コース内で設定したカスタム成績表カテゴリの1つになるように変更できます。新しいカテゴリを作成して、コースでの学習活動の分類方法をカスタマイズできます。カスタムカテゴリは、総合評価を設定するときに便利です。
答案数の決定。学生が1つの課題に対して複数の答案を提出できるよう許可できます。複数の答案を許可している場合、最終成績の計算方法を選べます。
採点スキーマの選択。[次による成績]メニューから、[点数]などの既存の成績評価を選択します。採点スキーマはいつでも変更でき、変更内容は学生と成績表に表示されます。
最高点の設定。課題の最高点として0から99,999までの数値を追加します。このフィールドを空のままにすると、値はデフォルトで100になります。
匿名採点を有効にする。問題を含まない課題を作成する場合は、匿名採点を有効にできます。採点中、学生の名前は表示されません。匿名で採点された課題には、テキストとファイルのみ追加できます。
並行採点を有効にする。並行採点は、学生1人に対して2人の採点者を割り当てます。課題を作成する際、並行採点を有効にして採点者を割り当てることができます。学生が提出した後でも、並行採点を有効にすることができます。選択した採点者はシステムによってランダムに割り当てられるため、どの学生にも課題の採点者が2人つくことになります。採点の作業負荷は、採点者の間で均等に分配されます。採点者は、自分に割り当てられた学生の提出物のみ開くことができます。教員または採点の調整者が学生の最終成績を決定します。
相互レビューを有効にする。相互レビューでは、学生が基準ベースの評価を通して仲間の学生の進捗を確認できます。[相互設定の選択]を選択して、学生1人あたりのレビューの数、アセスメントの期日、相互レビューの期日を割り当てます。
並行採点と相互レビューのオプションは、問題が含まれているアセスメントでは無効です。並行採点と相互レビューを同時に有効にすることはできません。
アセスメントの採点を有効にする。採点を完了すると、学生の成績が自動的に投稿されます。成績の投稿を手動で制御したい場合は、この設定をオフにします。
アセスメント結果
課題に問題が含まれている場合、[アセスメント結果]を使用して、学生が作業を提出した後、学生にフィードバック、得点、解答を表示する方法を制御できます。
[アセスメント結果]のオプションの詳細については、テストの作成のこのセクションをご覧ください。
アセスメントセキュリティ
[アセスメントセキュリティ]には、作成する課題をセキュリティ保護するためのツールがあります。
アクセスコードの追加。学生が課題を提出する時期を制御するためのアクセスコードを発行できます。アクセスコードはシステムによってランダムに生成されます。また、アクセスコードをグループ課題に追加することもできます。
Respondusにアクセスする。Respondus®はサードパーティのツールです。Blackboard上でテストの作成、管理、印刷をすることができます。リンクを選択してツールを起動します。
その他のツール
[その他のツール]には、課題をさらにカスタマイズするためのさまざまなオプションがあります。
時間制限の追加。制限時間を設けると、学生を課題に集中させ、順調に進めさせることができます。各学生は、提出するまでの時間が制限されます。制限時間が経過すると、課題の答案は自動的に保存され提出されます。制限時間後の時間延長を学生に許可することもできます。制限時間は、個人 (グループは不可) の課題にのみ追加できます。
採点ルーブリックの追加。ルーブリックは、採点対象の作業を評価するための得点ツールの1つです。ルーブリックは、定義した主要基準を元に学生の提出物を評価する時に役立ちます。新しいルーブリックを作成するか、既存のルーブリックを関連付けることができます。ルーブリックを追加できるのは問題のない課題のみです。
ゴールと基準を追加。課題を1つまたは複数の目標にあわせることができます。教員と所属教育機関はゴールを使用して、プログラムやカリキュラム全体での学生の達成度を測定できます。各問題を目標と関連付けることもできます。
グループ課題の作成。1つまたは複数の学生グループに課題を作成できます。デフォルトでは各グループごとに成績を割り当てるようになっていますが、グループメンバの個別の成績に変更できます。
SafeAssignの有効化。SafeAssignを使用して、学生の提出物における盗作の可能性をチェックできます。学生が提出を開始した後であっても、SafeAssign独自性レポートは随時有効化できます。ただし、提出物がチェックされるのはSafeAssignが有効化されている場合のみです。
オプションで説明を追加。説明は、[コースコンテンツ]ページに課題タイトルと一緒に表示されます。ここで、課題に関する詳細な情報を学生に提供することができます。説明の最大文字数は750文字です。残り75文字以下になると、説明フィールドの下に警告が表示されます。
最大文字数を超えると、警告が表示され、制限を何文字超えたかが示されます。テキストが最大文字数以下になるまで、説明を保存することはできません。
課題の編集、並べ替え、および削除
[コースコンテンツ]ページで既存の課題を変更し、表示される場所を変更できます。学生がアクセス可能な既存の課題を変更する場合は、一部の学生が提出を開始している可能性があることに注意してください。すでに採点を開始している場合、採点スキーマを変更することはできません。
課題の行の[移動]ボタンを選択し、新しい場所に移動させます。課題をフォルダに移動することもできます。
課題の行で、メニューを開いて[編集]、または[削除]を選択します。
キーボードを使用して課題を移動できます。
- [Tab]キーを押して、項目の[移動]ボタンに移動します。
- [Enter]キーを押して、移動モードを有効化します。
- 矢印キーを使用して、位置を選択します。
- [Enter]キーを押して、移動先に項目をドロップします。
課題の削除
コースから課題を削除することができます。学生の提出物が存在しない場合は、成績表項目も削除できます。提出物がある課題の場合は、課題、すべての提出物、および成績をコースから永久に削除してよいか確認する必要があります。
あるいは、学生に対して課題を非表示にし、提出物と成績表のスコアを残します。提出物が採点されていても、学生は[コースコンテンツ]ページまたは成績ページで非表示の課題にアクセスすることはできません。
課題とアクティビティストリーム
課題を作成し、学生が表示できるようにすると、学生のアクティビティストリームに通知が表示されます。
課題の成績を投稿すると、学生は[成績を表示]を選択して、成績を表示できるようになります。提供するフィードバックは、課題のタイトルの後に表示されます。
採点する提出物があると、ストリームにアラートが表示されます。課題のタイトルを選択して、[課題の提出物]ページで課題を採点を開始します。
提出物をオフラインで収集
教員は、[コースコンテンツ]ページに表示され、学生が提出物をアップロードする必要がないアセスメントを作成することができます。手順、ファイル、ルーブリック、およびゴールを追加して、学生がオフラインでの作業を準備できるようにします。会話を有効にすることもできますが、問題の追加と匿名での採点はできません。
オフライン作業の例 :
- 口頭によるプレゼンテーション
- 科学展のプロジェクト
- 演技のパフォーマンス
- 直接提出された芸術作品
- 対面式のチームビルディング演習、パネルディスカッション、討論
二本立てのコース (ハイブリッド) を指導する教員は、このタイプのアセスメントが最も有益だと感じるかもしれません。たとえば、ルーブリックを使用して、学生によるクラス内のプレゼンテーションを採点することができます。メモを取ったり、後で得点を追加したりする必要はありません。
課題を作成する際は、設定パネルで、提出物をオフラインで収集する方法を選択できます。学生がこのタイプの課題を開くと、作業をオンラインで提出できないことが通知されます。教員がグループを作成してオフラインで提出物を収集する場合、学生にグループメンバが表示されます。
オフラインで収集される提出物の場合、複数の答案、制限時間の設定、SafeAssignの使用は許可できません。
ゲスト講演者や校外学習など、クラス外での学生の参加を必要とする成績項目については、出欠機能にミーティングを追加することができます。
オフラインの提出物を採点する
オフラインの提出物を採点する準備ができたら、アセスメントページまたは成績表から提出物の一覧ページを開きます。学生の名前を選択して[答案を作成]パネルを開き、提出日時を入力して保存します。
学生の提出物ページで、成績を割り当てたり、成績と関連付けているルーブリックを使用したりできます。
学生には何が表示されますか?
学生は[コースコンテンツ]ページ、グローバル成績ページ、およびコース成績ページで、その他のコンテンツとともにアセスメントを表示できます。学生には、オンラインで課題を提出することはできないと通知されます。説明やルーブリックなど、その他の情報にはアクセスできます。また、アセスメントの会話が有効化されていれば参加することもできます。
課題作成についての動画を見る
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動画 : 課題の作成では、簡略化されたワークフローを使用して課題を作成する方法を示します。