教育機関は、コースコンテンツやアクティビティとゴールとが関連付けられていることで、教育機関のプログラムとカリキュラムが効果的であることを示すことができます。この処理は、3つの手順で構成されています。
- 教育機関側が、ゴールツールおよびゴールのインポートや作成を有効にします。教員はゴールを作成できません。
- 教員は、コースコンテンツと1つまたは複数のゴールとを関連付けます。元のコースビューのコンテンツタイプには、掲示板フォーラムとスレッド、ブログ、日誌、テスト、個々の質問、課題、成績管理の列があります。
- 元のコースビューでは、教員と管理者はコースレポートを実行して、コースコンテンツが教育機関のゴールにどの程度適合しているかや、ゴールに対する学生のパフォーマンスを検証します。
小/中/高等学校のゴール
米国の小/中/高等学校の場合、管理者は50州およびワシントンDCの学習目標をインポートできます。コースコンテンツをゴールに関連付け、コースレポートを実行できます。レポートでは、コースコンテンツがゴールから外れている箇所が表示されるため、カリキュラムを調整することができます。
Outcomes Assessmentを使用する教育機関の目標
Outcomes Assessment機能へのアクセス権がある教育機関では、より幅広いレベルでゴールを活用できます。教育機関は、ゴールへ向けた学生のパフォーマンスの証拠を収集できます。たとえば、教育機関は、コースから証拠を収集し、認証評価活動に役立てたり、プログラムの成功度を評価できます。また、プログラムを改善する必要がある領域を特定することもできます。
目標に合わせたコンテンツの関連付け
管理者がゴールを作成したら、教員はコンテンツをゴールに合わせて関連付けできます。また、フォルダや授業計画などのコンテナ全体や、1つ以上のコンテンツ項目を関連付けることもできます。
Blackboard Learnに対しポップアップブロッカーが有効になっている場合は、[ゴールの検出]ウィンドウにアクセスできるよう、設定を無効にしてください。
- 項目のメニューから、[関連付けの追加]を選択します。[目標の検出]ウィンドウが表示されます。
- [基準の参照]パネルで、基準セクションを展開し、特定の基準を選択します。
- ソース: ソースは一度に1つのみ表示できます。目標が保存されている場所が表示されます。
- 目標セットタイプ
- [目標セット] : ゴールを適用する学習分野または科目。
- カテゴリ
- 目標タイプ : [基準]などのゴールの分類です。
[現在の結果の検索]ボックスを使用して、語句、単語、または単語の一部を入力して、一致する目標を検索することもできます。
- 基準を満たすゴールが表示されます。追加したい目標のチェックボックスをオンにします。画面下の[選択したゴール]領域にそのゴールが表示されます。この領域を展開すると、目標のリストを表示できます。目標の隣にある赤い[X]を選択すると、その目標が削除されます。目標はコレクションからは削除されますが、システムには残ります。
- [送信]を選択します。
- 選択した目標がコンテンツ項目と共に表示されます。学生の表示/非表示アイコンで、目標を学生に表示することができます。関連付けの削除アイコンを選択すると、目標が削除されます。
掲示板フォーラムとスレッド
掲示板フォーラムやスレッドに、目標を関連付けできます。そのオプションは、フォーラムの作成時に選択した成績のオプションによって異なります。
- 採点しない : フォーラムまたはスレッドのどちらかを関連づけます。
- フォーラムの採点:フォーラムが自動的に関連付けられるよう設定され、教員はそれを変更することはできません。[配置]オプションは灰色で表示されます。
- スレッドの採点 : スレッドが自動的に関連付けられるよう設定され、教員はそれを変更することはできません。[配置]オプションは灰色で表示されます。
次の手順では、フォーラムまたはスレッドにアクセスし、関連付けを追加します。
スレッドの場合、[関連付け]オプションが、ページ上部にカーソルを合わせると表示されます。
フォーラムの場合、ページ上部の[関連付け]を選択し、[関連付けの追加]を選択します。
ブログ、日誌、Wikiについて
ブログ、日誌、Wikiにアクセスします。手順を展開して、[関連付け]を選択し、[関連付けの追加]を選択します。
成績管理について
目標を、[成績管理]列に関連付けることができます。列のメニューにアクセスし、[関連付けの表示と追加]を選択します。ポップアップウィンドウで、[関連付けの追加]を選択します。
目標に合わせたテスト問題の関連付けの表示
成績管理で、個々のテスト問題に合わせて配置されたゴールを表示できます。テスト列のメニューにアクセスし、[答案の統計]を選択します。
[テストの統計]ページで、各テスト問題に関連付けられた目標が、[アクティブなゴール]セクションに表示されます。
目標範囲のレポートの表示
教員は1つのコース内の目標に関して2種類のレポートを実行できます。コントロールパネルで、[アセスメント]セクションを展開し、[コースレポート]を選択します。
- [コース範囲レポート]は、コースのコンテンツがどのように目標に対応し、どこに不足部分があるかを示します。
-
[コースパフォーマンスレポート]では、目標に対して許容されるパフォーマンスの目標値と範囲を設定できます。このレポートは、ゴールに関連付けられた学生の作業が、ターゲット値をどのように満たしているかを示します。
管理者は、システム内のすべてのコースにわたるゴール範囲のレポートを実行できます。
ゴールレポートのデータは、20分ごとに自動的に更新されます。教育機関は、必要に応じてレポートデータを手動で更新できます。
目標レポートのデータ
すべての目標レポートのデフォルトはHTMLで、新しいウィンドウで開きます。元となるデータについて詳しく見ていきます。コース範囲の詳細レポートでは、以下の領域を使用してデータにアクセスできます。
レポート領域 | 元データレポート |
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目標の比較バー | |
未使用 | 未使用の目標のリスト |
範囲内 | 範囲に含まれ、コンテンツタイプに合わせて配置されている目標のリスト |
範囲外 | 対象外の目標のリスト |
[目標]列の数 | |
未使用 | 未使用の目標のリスト |
範囲内 | 範囲に含まれ、コンテンツタイプに合わせて配置されている目標のリスト |
範囲外 | 対象外の目標のリスト |
[目標セット名]列 | |
目標セットの名前 | 目標セット名範囲の概要 |
学習レベル列 | |
学習レベルの名前 | 学習レベル範囲の詳細 |
コース列 | |
コースの名前 | コース範囲レポート |
目標の名前 | 目標範囲の詳細 |