コンテンツをリリースする2種類の方法

コンテンツのリリースをカスタマイズすることで、よりインタラクティブで、それぞれの学生の必要性に合わせて調整されたコースを作成します。元のコースビューでは、公開条件を使用すると、適切なコンテンツを、選ばれた個人に対して適切な時期に表示することができます。

次の2つのタイプの公開条件を使用できます。

基本公開条件では、1つのコンテンツ項目に1つのルールを適用できます。このルールには、4つの基準のすべてを含めることができますが、同じタイプの複数のインスタンスを含めることはできません。項目は、リリースされる前に、ルールに含まれるすべての基準に適合する必要があります。ルールに追加する基準が多いほど、その項目のリリースに対する制限は厳しくなります。基準が多いほど、学生は項目にアクセスしにくくなります。

詳細な公開条件を使用すると、より複雑なリリース基準を設定できます。たとえば、ルールに追加する基準を増やしたり、コンテンツのリリースにさまざまなオプションを指定したりできます。アクセス権を得るため、学生は、ルールの1つに含まれる基準のすべてを満たす必要があります。

たとえば、テストで85点を超えているグループAのメンバが、コンテンツ項目を表示できるルールを設定できます。また、同じ項目に対する別のルールでは、特定の日付以降にグループBのメンバが同じコンテンツ項目を表示できます。

それぞれのルールに対して、1つのメンバシップ基準と1つの日付基準のみを追加できます。それぞれのルールに対して、複数の成績管理と既読未読状況の基準を追加できます。


ルールと基準

基準は、公開条件ルールを定義する構成要素です。教員は各ルールに1つ以上の基準を適用できます。たとえば、1つのルールでなら、特定の日以降にコンテンツを利用可能にすることができます。複数の条件を持つ別のルールなら、特定の日以降にコースグループに対してコンテンツを利用可能にすることができます。

ルールを作成するときに追加できる基準は次の4種類があります。

  • 日付
  • メンバーシップ
  • 成績
  • レビューステータス

ルールの詳細

基準の詳細


複数の成績列に基づいてコンテンツをリリースする

最初の学期の課題と中間試験の両方の得点が85%以上の学生向けに、上級の参考書がある場合は、両方の項目に成績基準を含むルールを設定できます。これにより、基準を両方とも満たす必要があるため、このコンテンツが表示される条件が厳しくなります。


学生が複数のコンテンツ項目をレビューしたらコンテンツをリリースする

学生がユニット内の3つのコンテンツ項目をレビューしたら、ユニットテストを利用可能にします。各コンテンツ項目に1つずつ、3つの既読未読状況基準を追加します。これにより、学生が3つの基準をすべて満たす必要があるため、このコンテンツが表示される条件が厳しくなります。


複数のルールを同じコンテンツ項目に追加する

コンテンツを、すべての学生には第5週に、その前のコンテンツをすべてレビュー済みにした学生には、それより前に利用できるようにします。レビューステータス基準を含む1つのルールと、日付基準を含む、もう1つのルールを追加します。学生が満たす必要があるのは1つのルールだけで、学生はそれを2つの基準で満たして、コンテンツにアクセスできます。


2つの日付または日付の範囲に基づいてコンテンツをリリースする

中間試験と最終試験の両方の1週間前に学習ガイドを利用可能にするには、それぞれの週ごとに2つの日付ルールをします。これにより、日付に基づいて、同じコンテンツ項目が2回表示されるようになります。


実施中のコンテンツのリリース

3人の教授が、自分たちのコースでコンテンツをリリースするさまざまな方法を話し合っています。

Shelby M.

「私は、コースを構成するユニットが教科書の章に対応するようにしています。

学生がクラスより先に進まないように、各ユニットが特定の日にリリースされるように設定しています。たとえば、ユニット1は、学期が開始されると開くことができます。学生は、次の週になるまでユニット2を開くことができません。」


Maria R.

「私は、追加のコース教材を補習用に作成します。この教材を、コースの学習に特別な助けが必要な学生が利用できるようにします。

中間試験で成績が65%以下の学生は、補助教材を開くことができます。」


Tom K.

「私のコースは、1週間ごとのフォルダで構成されています。各フォルダには、概要、掲示板、必要な参考書、テストが含まれています。

学生が教材を読むまで小テストを開けないようにしたいと思います。公開条件を使用することで、学生は小テストを受ける前に読書を既読に設定しなければならなくなります。」