パスを使用したコンテンツの外部共有
パスを使用して、コンテンツ管理へのアクセス権がないユーザと、ファイルやフォルダを共有できます。アクセスが特定されて制御されているため、教育機関以外のユーザと共同作業する場合には、パスは安全な方法です。
パスについて
パスは、外部ユーザがコンテンツ管理のファイルやフォルダにアクセスするためのURLを作成します。有効期限を設定することによってパスを制限することができます。また、パスの権限を管理することもできるため、外部ユーザ (Blackboardシステムへのアクセス権のないユーザ) が共同で作業を行うことができるほか、権限を変更することなく単にファイルまたはフォルダを表示することもできます。
パスはパスの管理ページの表に一覧表示されます。各行は、以下の情報を持つ1つのパスを示します。
- パスの有効期限
- パスに割り当てられたアクセス権。緑のチェックマークは、パスに関連付けられたアクセス権を示しています。
- コンテンツ管理の外部ユーザがコンテンツにアクセスするためのパスURL。
フォルダのパスを送信すると、パスを作成したフォルダ内のすべてのサブフォルダとファイルにアクセス権が付与されます。読み取りアクセス権を持つパス受信者は、サブフォルダおよびファイルを表示できます。読み取り/書き込みアクセス権を持つパス受信者は、サブフォルダおよびファイルを追加および編集できます。
ファイルまたはフォルダのコメントが共有されている場合、パスを持つユーザはコメントを読み取ったり、新しいコメントを追加したりすることができます。システムの外部のユーザが新しいコメントを追加する場合、コメントに関連付けられた名前は「匿名」です。
パスの使用
パスを受信するユーザには以下が必要です。
- Eメールアカウント
- インターネットアクセス
- ファイルを開くことのできるアプリケーション (たとえば、Microsoft Word文書を開く場合にはMicrosoft Word)。
パスの作成
- ファイルまたはフォルダが含まれているフォルダに移動します。
- 項目メニューから[パス]を選択します。
- [パスの作成]を選択します。
- [パスの有効期限の設定]でパスの有効期間を選択します。
- パスユーザのアクセス権を選択します。
- [送信]を選択します。
有効期限なしに設定されたパスには、技術上2038年1月1日の有効期限が設定されています。ユーザは、この日付を超えた有効期限を指定することはできません。
パスのEメール送信
パスを作成すると、[パスをEメール]ページを使用して外部ユーザとパスを共有できます。コンテンツ管理のファイルまたはフォルダにアクセスするためのURLを含むEメールメッセージを外部ユーザに送信することができます。
- ファイルまたはフォルダが含まれているフォルダに移動します。
- 項目メニューから[パス]を選択します。
- パスの横のチェックボックスを選択し、[パスをEメール]ボタンを選択します。
- または、その項目のメニューから[パスをEメール]を選択することもできます。
- [パスをEメール]ページで情報を入力します。
- 外部ユーザが項目に対して読み取り専用のアクセス権を付与されている場合、オプション[受信者を[ファイル情報]ページに案内します]を選択できます。必要な場合はこのチェックボックスをオンにします。
- メッセージを送信するには、[送信]を選択します。
ユーザが項目に対して読み取り専用のアクセス権 を付与されている場合、URLパスをリンクするオプションは2つあります。URLを設定し、ユーザをファイルに直接アクセスさせるか、ファイルの情報ページへリンクさせるか選ぶことができます。ファイル情報ページでは、項目および共有コメントにアクセスすることができます。
ユーザが項目の読み取り権および書き込み権を付与されている場合、URLからファイル情報ページに移動します。ユーザはこのページからファイルにアクセスしたり、共有コメントやバージョンなどの追加情報にアクセスすることもできます。