ライブラリからコンテンツを追加することによってコースをより充実したものにできます。ライブラリは、eReserves、電子文書、およびその他の教育機関のリソースを掲示するために使用します。Blackboard Learnとのシームレスな統合により、ライブラリデータの共有および配布を効果的に行うことができます。
ライブラリ内には以下の2つのメイン領域があります。
- ライブラリコンテンツ
- eReserves
教育機関は、特定のニーズに応じて、ライブラリに追加の領域を追加することができます。
ライブラリコンテンツ
ライブラリは、教育機関全体でコンテンツを共有することを目的としていますが、教育機関固有のニーズに応じて編成できます。
デフォルトでは、すべてのユーザがライブラリコンテンツ内のすべてのコンテンツに対する読み取り権を持っています。教員は、ライブラリコンテンツの項目をBlackboard Learn内のコースに追加できます。
eReserves
eReservesはライブラリ内のフォルダで、著作権のある文書などアクセス制限が必要なデータが含まれます。eReservesは、コースについてのみ使用でき、コミュニティでは使用できません。
eReservesは、コースごとに自動的に編成されます。Blackboard Learnでの各コースには、eReservesに対応するコースフォルダがあります。
このフォルダを利用可能にするかどうかは、教育機関が管理しています。
すべてのユーザは、登録しているコースのeReservesに対する自動読み取り権を持っています。その他のコースのeReservesフォルダは、ファイルツリーに表示されません。教員はeReservesから対応するコースにコンテンツを追加できます。
eReservesフォルダの作成および管理
最初に教員、ティーチングアシスタント、またはコース作成者が新しいコースのコンテンツ管理にアクセスすると、対応するコースフォルダがeReserves内で自動的に作成されます。コースがBlackboard Learnに追加されると、教員が最初にコンテンツ管理にアクセスしたときに、コースユーザにeReservesコースフォルダが表示されます。
コースのアクセス設定およびeReserves
コースが利用不可の場合、eReservesフォルダを参照できるかどうかは、ユーザのロールに基づいて決まります。教員、コース作成者、およびティーチングアシスタントには、コースが利用可能または利用不可のどちらでもフォルダが表示されます。生徒には、コースが利用可能である場合にだけeReserveコースフォルダが表示されます。
コースとeReservesの削除
コースがBlackboard Learnから削除された場合でも、eReservesフォルダとそのコンテンツは削除されません。管理者は、[場所で切り離したコンテンツ]レポートを使用して、コンテンツを検出および削除できます。
ライブラリコンテンツをコースに追加
ライブラリの項目をコースのコンテンツエリアに追加できます。ライブラリコンテンツの項目だけでなく、eReserves内のコースフォルダに表示される項目も追加することができます。
- 編集モードをオンに変更します。
- コンテンツエリアを開きます。
- [コンテンツ]を選択してリストにアクセスし、[項目]を選択します。
- リンクの名前を入力します。
- [説明]のテキストボックスに説明を入力します。
- [Content Management項目へのリンク]の横にある[参照]を選択します。
- コースマップを使用して、ライブラリから項目を選択します。
- [このコンテンツの閲覧をユーザに許可する]で[はい]を選択します。
- [表示回数の追跡]を有効にする場合は、[はい]を選択します。
- [表示開始]および[表示終了]の日付フィールドと時間フィールドを使用して、日付と時間の制限を選択します。[表示開始日]および[表示終了日]チェックボックスを両方オンにすると、選択した日付が有効になります。
- [送信]を選択します。
エディタの[リンクの挿入/編集] 機能を使用して、コンテンツ管理項目をコースに追加することもできます。
コース内では、ライブラリコンテンツ内のすべての項目を利用できます。eReservesアクセスは教育機関レベルで制御されるため、ユーザは登録しているコースに対応するeReservesコースフォルダからのみ項目を追加できます。他のコースで使用しているeReservesコースフォルダからコンテンツを追加することはできません。