従来のコースビューで利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。Ultraコースビューでは、インストラクタは課題を常に利用できます。
グループ課題を作成すると、成績列が自動的に作成されます。
グループ課題へのアクセス
[要採点]ページまたは成績管理からグループ課題の採点を開始できます。
[要採点]ページ
コントロールパネルから、[成績管理]セクションを展開し、[要採点]を選択します。
- [要採点]ページでフィルタを使用して、採点する項目のリストを[カテゴリ]、[項目]、[ユーザ]、および[提出日]で絞り込みます。たとえば、リストを[カテゴリ]でフィルタして課題のみを表示したり、[ユーザ]でフィルタして特定のグループを選択したりすることができます。
- [移動]を選択します。フィルタリングされた項目が[要採点]ページに表示されます。任意の列ヘッダーを選択して、項目をソートします。
- 項目のメニューにアクセスし、[すべてのユーザの採点]を選択します。また、[ユーザの答案]列でグループ名を選択します。[課題の採点]ページが表示されます。
成績管理での処理
成績管理では、提出済みで未採点のグループ課題には、[要採点]シンボルが表示されます。
グループ課題の提出者が誰であっても、すべてのグループメンバのセルに[要採点]が表示されます。
グループ答案の削除
課題の提出を1回しか許可していないときに、グループが正しくないファイルを提出した場合、グループが再提出するにはこの答案を削除する必要があります。
成績管理からグループ課題列のメニューにアクセスし、[答案の採点]を選択します。または、グループメンバのセルで要採点のグループ課題を探すことができます。セルのメニューから[グループの答案]を選択します。
[課題の採点]ページが表示されます。
- [グループの答案を削除]を選択して、グループの提出物を削除します。
個々のグループメンバの成績の変更
グループ課題を採点する場合、その採点は自動的にすべてのグループメンバに割り当てられます。ただし、個々のグループメンバにグループとは異なる成績を割り当てることができます。グループメンバの成績を変更し、かつ新しいグループ成績を付与した場合は、個人の新しい成績は新しいグループ成績の影響を受けません。個々のメンバは自身の成績しか確認できません。メンバの成績をお互いに確認することはできません。
採点サイドバーで、[上書き/戻す]ボタンを選択して、グループメンバの成績を変更します。新しい成績を入力して、[保存]を選択します。これは成績を上書きします。
グループの成績と個々のグループメンバの編集済み成績も成績管理に表示されます。グループに属していないコースメンバの[グループの課題]列には、灰色表示のセルが表示されます。
メンバの編集済み成績を元に戻す
メンバの編集済み成績を、すべてのグループメンバが受け取っている元のグループ成績に戻すことができます。
採点サイドバーで、編集済み成績のあるユーザの[上書き/戻す]ボタンを選択します。左矢印を選択して、成績を元のグループ成績に変更します。
グループメンバの追加と削除
グループ課題に成績を付けた後でグループに追加されたメンバは、採点プロセスに含まれていなかったので、成績が付与されることはありません。グループの成績を更新しても、この新しいメンバには成績が付与されません。メンバの[成績の詳細]ページから、新しいメンバに成績を割り当てることができますが、採点時に利用できる提出物はありません。
グループ課題に成績を付けた後でグループのメンバを削除した場合、成績の更新は、そのグループメンバのセルにも適用されます。グループから削除されたメンバの得点を削除するには、メンバの[成績の詳細]ページの[答案を無視]を選択します。答案の削除の確認を求めるメッセージが表示されます。成績管理のメンバーのセルから、グループ課題の成績が削除されます。
未提出の学習活動に関するリマインダの送信
未提出の学習活動がある学生とグループのメンバに、成績管理列からEメールリマインダを送信することができます。学生は、システムによって生成されたEメールを受け取ります。これには、コース、学習活動および期限日 (教員が設定している場合) が記載されています。
Bb Annotateのインライン採点
元のコースビューとUltraコースビューの両方で、Bb Annotateを使用してインライン採点を行うことができます。Bb Annotateは、学生にカスタマイズ可能なフィードバックを提供するための、より強固な機能セットを備えています。提供される機能には、サイドバーの概要ビュー、手書き描画ツール、さまざまなカラー選択などがあります。
グループがエディタで作成した課題の提出物は、インライン採点とは互換性がありません。このタイプの提出物も採点画面に表示されますが、注釈は利用できません。
匿名採点
グループ課題を作成したときに匿名採点を有効にしていた場合、次のようにして、グループが特定される情報が非表示になります。
成績管理での処理 : グループ課題の期限を過ぎるか、すべての答案が提出された後、グループ課題の列にアクセスして[答案の採点]を選択します。匿名採点を有効にした列ではすべてのセルが灰色表示されているため、どのグループが提出したのかはわかりません。
[要採点]ページでの処理 : 採点が必要な項目を絞り込み、採点するグループ課題のみを表示します。[ユーザの答案]列のすべての識別情報が「匿名のグループ」と答案IDに置き換えられます。グループ課題のメニューから、[すべてのユーザの採点]を選択して採点を開始します。
どちらの方法を使用した場合でも、[課題の採点]ページが表示され、通常どおり提出物を表示してインラインで採点できます。あるグループから別のグループに移動する場合、グループ名の代わりに[匿名のグループ]と表示されます。キューに入れられている採点可能なグループ項目数を表示することもできます。
委託採点
グループ課題を採点するときは、複数の採点者からの成績とフィードバックを使用すると、信頼性を高め、偏見をなくすことができます。クラスの規模が大きい場合は、採点作業を分担することもできます。
委託採点者は教員と同じ手順で採点しますが、表示されるグループ課題の答案数は教員が選択したオプションによって異なります。たとえば、各採点者にグループ課題をランダムまたは部分的に採点するように依頼したり、すべての採点者にすべてのグループ課題を採点するように依頼したりすることができます。その後、各成績を比較し、最終的なグループ成績を付けることができます。