コースの学生数と、教員がどの程度学生のことを知っているかは、グループ作業やコラボレーションのメンバを選択する方法に影響を与える可能性があります。

一般に、各グループは最低4人で構成します。4人グループであれば欠席者がいても対応できますし、グループを続行させられます。この規模のグループであれば、学生も怠けることができません。グループメンバは作業を均等に配分できます。4人グループは、やりがいのあるブレインストーミングや問題解決のための十分な多様性、意見、および学習スタイルをもたらします。

複数回のグループアクティビティを割り当てる場合は、期間を通じてグループをローテーションできます。ただし、絆を形成し生産性を高めるため、グループのメンバをしばらく固定してください。


グループの登録方法

グループまたは一連のグループを作成する場合、次の3つの方法でメンバを選択できます。

  • 手動でグループメンバを選択する
  • グループセットを作成するときにシステムにランダムにメンバを選ばせる
  • 学生に自己登録させる

手動登録

手動登録では、コース内の各学生をグループに割り当てることができます。手動登録は、単一のグループとグループセットの両方で利用可能です。

学生について少し知識があれば、多様性を確保しながらグループにメンバを割り当てることができます。多彩な性格や特性、能力が混在するグループは、最良の結果を生み出します。学生は、自分たちで選んだメンバよりも、教員が指定したグループ課題の方を好む場合があります。

多様な長所、知識、さらには学習習慣を持つ個人を含むグループを作りたいでしょう。また、性別や文化の違いを考慮する必要もあります。異種混在のグループは、新しいアイデアを生んだり、異なる視点からプロジェクトを探索するとき、特に有効です。グループ内の強力なメンバは、成績が低迷しているチームメイトを助けることで、テーマに関するさらに深い知識を得ることができます。あまり成績のよくない学生は、意欲ある学生から知識を習得し、グループメンバが学習にどのように取り組んでいるのかを把握できます。うまくいけば、このコラボレーションによって、学生が他者を助けることを心地よく感じ、仲間を手本に一生懸命学習する意欲を育むことができます。

無効なユーザは、コースメンバシップまたはユーザが削除されるまで、グループ登録の合計にカウントされます。


ランダム登録

ランダム登録はグループセットでのみ利用できます。これを使用して、希望するグループごとの学生数や希望するグループ数に基づいて、グループにメンバを分散します。ランダム登録は、コースに現在登録されている学生にのみ適用されます。追加の学生を手動で登録できます。一連のグループを作成すると、最初はそれぞれのグループ名に番号が追加されます。たとえば、「調査」という名前の一連のグループは、セット内のグループ数に応じて「調査1」、「調査2」、「調査3」と名前が付けられます。グループ名は、作成後に編集できます。

ランダムのグループ割り当ては、個人的に知り合う機会のなかった学生が多いコースを指導している教員にとって、ベストな方法と言えるかもしれません。ただし、どの学生がうまく協力して作業できるかを把握できずにグループを作成してしまう可能性があります。ランダム指名は準備が不要な点で教員にとって容易な手段ですが、学生のなかにはランダム指名に教員側の配慮のなさを感じてしまう場合もあるようです。

学生をランダムにグループ分けすることで、自分たちでメンバを選択することによって学生が社交に多くの時間を割いたり、派閥を作ったりするリスクを回避できます。誰も仲間外れや無視に遭ったり最後まで選ばれないということがありません。また、教員の中には、グループ作業のゴールの1つは知らないユーザネットワークと協力することにあり、ランダム指名がこの可能性を高めると考えている人もいます。


自己登録

自己登録では、学生は登録シートを使用して自らをグループに追加できます。[グループ]一覧ページで、またはコンテンツエリア、フォルダ、学習モジュール、授業計画など、コース領域へのリンクを追加して、学生が登録シートを利用できるようにできます。登録シートでグループを作成する場合は、グループを即座に利用可能にすることも、すべてのメンバがサインアップしてからグループを利用可能にすることもできます。自己登録は、単一のグループとグループセットの両方が利用可能なオプションです。

学生がグループを自分で選択する場合、これまでの関係や特徴に基づいて決める傾向があります。たとえば友人、チームメイト、コミュニティメンバシップ、キャンパス内のサークル、民族、性別などです。あまり団体に属していない学生は、似たような人で構成されるグループのメンバになることに困難を感じるかもしれません。

同種のグループであれば、絆づくりにそれほど多くの時間が要らないかもしれません。すでに高い信頼感や合意があるため、教員の意図する最良の結果が得られる可能性があります。

学生の能力、興味、所属が似ているコースの場合に限り、一体感を促進する方法や自己登録の採用を検討する必要があります。また、自己登録グループは、興味、採点対象外のコラボレーション、特別評価、ボランティア状況に基づくグループ、またはラーニンググループのために使用することもできます。

グループの作成および管理方法の詳細