従来のコースビューで利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。Ultraコースビューでは、インストラクタは成績表を常に利用できます。
成績管理へのアクセス
成績管理にはコントロールパネルからアクセスします。[成績管理]セクションを展開して、[要採点]ページ、[成績管理全体]、スマートビューへのリンクを表示します。
[要採点]ページで、課題、グループ課題、テスト、ブログおよび日誌のエントリ、Wikiページの保存、掲示板への投稿の採点を開始できます。
「成績センタ全体」リンクには、成績センタのすべての列と行が表示されます。これが、成績センタのデフォルトビューです。
スマートビューのリンクは、[成績管理全体]セクションにインデントされたリストとして表示されます。スマートビューは成績管理の参照用ビューで、一連の条件に一致したデータのみが表示されます。成績管理に数多くの学生や列が表示されているときに、スマートビューを使用するとデータをすばやく検索できます。たとえば、デフォルトの[テスト]スマートビューには、テスト列のみが表示されます。
成績管理のビューをカスタマイズし、採点スキーマ、採点期間、カテゴリ、および必要な情報の表示と収集を行うための列を作成できます。
成績管理の機能
成績管理では、ページ上部に2行で表示される機能を利用して、多くのアクションを実行することができます。
次の機能は1行目に表示されます。
- 列の作成: 成績列を作成します。
- 集計対象の列の作成 : オプションのあるメニューを開いて集計対象の列を作成します。
- 管理 : オプションには、採点期間、スキーマ、カテゴリ、カラーコード、行の表示/非表示、Eメール、列の編成があります。
- レポート : 成績管理のデータからレポートを作成したり、すべての学生の成績履歴にアクセスしたりします。
- フィルタ : 成績管理のデータのビューを絞り込みます。[フィルタ]を選択してフィールドを展開し、次のメニューからオプションを選択します。
- 現在のビュー : [成績管理全体]ビュー、スマートビュー、採点期間が含まれます。現在のビューをデフォルトに設定アイコンを使用して、デフォルトビューとして使用するビューを選択できます。
- カテゴリ : すべてのデフォルトカテゴリと作成したカテゴリが含まれます。
- 状態
- ユーザの成績に貢献しない答案を表示 : 成績セルのメニューのデフォルト表示では、各答案が表示されます。このチェックボックスをオフにし、各成績セルのメニューに採点する必要がある答案のみを表示することができます。
- オフラインで作業 :Blackboard Learn外の成績管理データと連携します。
これらの機能は2行目に表示されます。
- 先頭へ移動 : ユーザの1つまたは複数のチェックボックスを選択し、[先頭へ移動]を選択してその行をグリッドの先頭に移動します。
- Eメール : ユーザの1つまたは複数のチェックボックスを選択し、[Eメール]を選択して必要な選択を行います。
- 列のソート条件 : オプションのあるメニューを開いて、成績管理の項目をソートします。
- オーダー : データを昇順または降順にソートします。ビューは列を再度ソートするか、ログアウトするまで有効です。
成績管理のメニューへのアクセス
Blackboard Learn全般にわたって、項目によっては固有のメニューオプションを持つものがあります。
成績管理では、すべてのセルおよび列ヘッダにメニューがあります。たとえば、テスト列のメニューには、[列の統計]と[質問の採点]のオプションが含まれています。[氏名 (名)]など、採点対象外の列には、列を非表示にするオプションと、セルをソートするオプションしかありません。メニューにオプションが表示されない場合は、その列、行、またはセルでは操作を実行できません。
セルまたは列ヘッダをポイントすると、[クリックすると、さらにオプションが表示されます]のアイコンが表示されます。アイコンを選択してメニューを開きます。
所属の教育機関がBlackboard Learnの過去のバージョンを使用しているか、一部の機能を無効にしている場合、メニューオプションの一部が表示されません。
列のメニューオプション
各列のメニューには、その列固有のオプションが表示されます。次のオプションを利用できる場合があります。
オプション | 説明 |
---|---|
簡易列情報 | ポップアップウィンドウに列についての情報が表示されます。 |
リマインダの送信 | 成績管理列から未提出の学習活動がある学生とグループのメンバにEメールリマインダを送信することができます。 |
答案の採点 | この項目の答案について、成績を入力します。 |
ユーザ名を非表示にして採点 | 学生の個人情報を非表示にした状態でこの項目を採点します。 |
項目分析 | テスト成績全体の統計やテストの質問ごとの統計を生成します。このデータは、学生のパフォーマンスの評価基準としてふさわしくない質問を特定するのに役立ちます。この情報を使用して、将来のテスト管理で質問を改善することも、現在の答案の評価を調整することもできます。 |
答案の統計 | テストおよびアンケートの[統計]ページが表示されます。テストまたはアンケートの各質問が、テストの場合は得点情報、アンケートの場合は回答率とともに表示されます。[アンケート統計]ページにはアンケートの結果を表示できます。各回答を選択した学生の割合が表示されます。アンケートの個々の結果は表示できません。 |
ダウンロード結果 | この列の成績管理のデータを、スプレッドシートプログラムまたは統計分析プログラムなどの他のアプリケーションで使用される、区切り記号付きのファイルとしてダウンロードします。 |
全答案の表示 | テストの[すべての答案の表示]ページが表示されます。このページから、答案の採点、匿名の採点、または質問別に採点できます。 |
質問の採点 | 特定の質問の回答すべてに対する成績を一度に入力します。 |
課題ファイルのダウンロード | 学生が課題に添付したファイルを選択してダウンロードします。 |
課題ファイルのクリーンアップ | 課題に添付されたファイルを選択して削除します。 |
列情報の編集 | この列の[列の編集]ページが表示されます。 |
列の統計 | この列の[列の統計]ページが表示されます。統計には、列の詳細、ステータス分布、成績分布、および範囲、平均、中央値、分散などの基本的統計が含まれます。 |
外部の成績として設定 | [外部の成績]列の結果は、学生のコースの最終成績として教育機関と共有されます。外部の成績として設定する列を決定します。新しいコースでは、デフォルトの[合計]列がデフォルトの[外部の成績]列となり、列ヘッダに[外部の成績]アイコンが表示されます。 |
学生から非表示にする (オン/オフ) | ユーザに対して列を非表示にします。列を非表示にした場合、その列は成績管理グリッドには残りますが、学生は[成績表]で確認できません。グリッドでは、[ユーザに表示されない列]のアイコンが、学生に非表示になっている列の列ヘッダに表示されます。もう一度選択すると、列がユーザに表示されます。 |
すべてのユーザの答案をクリア | 教員がすべてのユーザの答案をクリアできる、別のウィンドウを表示します。答案は条件または日付範囲に基づいてクリアできます。 |
昇順にソート/降順にソート | 列の項目を昇順または降順に表示します。 |
教員用の表示から非表示にする | 成績管理のビューから列を非表示にします。列を表示するには、[管理]メニューを選択して[列の編成]を選択します。 |
セルのメニューオプション
[クリックすると、さらにオプションが表示されます]のアイコンを表示するには、成績管理グリッドのセルをポイントします。アイコンを選択してメニューを開きます。
例:
ユーザの名前セルのメニューを開くと、ユーザの行の非表示、その他の行の非表示 (1つの行に集中できるようにするため)、ユーザへのEメール送信のオプションを利用できます。利用可否の設定、公開条件ルール、またはユーザがレビュー済みとマークした項目に基づいて、ユーザに表示する項目を確認できます。
ユーザの成績に関する統計情報を提供する[ユーザ統計]ページも表示できます。
1人の学生の行だけを表示することはできますか?
1人の学生の行だけを表示し、その学生の答案と成績にフォーカスするように表示を絞り込むことができます。ライブオフィスセッションでは、学生と成績表を共有することもできます。他の学生の成績は保護され、プライバシーは守られます。ユーザ行を非表示にした場合もデータは保持され、いつでも表示できます。
学生の名前セルのメニューを開いて、[その他の行を非表示]を選択します。
[行の表示/非表示]ページでは、ユーザ行の表示と非表示を切り替えることができます。成績管理グリッドの自分のビューだけに影響します。学生の利用可否の設定には影響しません。[管理]メニューからそのページを開きます。
コントロールパネルの[ユーザ]ページでユーザを利用不可にしていた場合、[ユーザは利用不可]のアイコンが、成績管理のユーザの最初のセルに表示されます。ただし、グリッドではユーザ行は非表示になりません。利用不可のユーザはコースにアクセスできません。
また、成績表をフィルタリング、並べ替え、ソートすることもできます。
成績管理アイコンの凡例
成績管理の右下にある[アイコンの凡例]を選択すると、アイコンの説明が表示されます。アイコンは、[成績の詳細]ページの成績管理セル、答案メニュー、列ヘッダや[要採点]ページに表示されます。
所属の教育機関がBlackboard Learnの過去のバージョンを使用している場合、[ユーザの成績に貢献しない]アイコンは表示されません。採点する答案の選択の詳細を参照してください。
成績表へのアクセス
担当するすべてのコースで採点が必要なものを確認します。あるいは、コースに正しくドリルダウンし、開始します。
グローバル成績ページ
担当のコースで採点が必要なものをすべて確認しますか?
この情報はコミュニティにも適用されます。
教員の名前が表示されるリストでは、グローバル[成績]ページの採点タスクにアクセスできます。項目のタイトルを選択し、レイヤで開きます。提出物を選択して、採点を開始します。
採点タスクはコースごとに整理されています。採点準備ができているものを確認するのに、各コースに移動する必要はありません。さらに詳細な情報を表示するには、タイトルを選択し、すべての作業と管理機能を表示します。
採点準備ができている項目やどの課題、テスト、採点対象の掲示板で何人の学生が期限超過しているかを確認できます。
教員または学生としてコースに参加している場合、ページには両方に関する情報が表示されます。
コースはアルファベット順で一緒に表示されます。
元のコースビューでは、成績管理のインターフェイスで採点の作業を完了します。
コースの成績表
採点を開始する準備ができましたか?
コース内では、ナビゲーションバーからコースの成績表を開くことができます。[成績表]タブを選択すると、登録しているコースの学習活動にアクセスできます。
学生は、コースに登録した時点で成績表に入力されます。次の2つのビューから、学習活動の採点、項目の管理、成績の投稿ができます。
- 採点可能項目のリスト
- 学生のグリッド
採点可能項目のリスト
採点可能な項目一覧は、コースの成績表のデフォルトビューです。割り当てたすべての学習活動と採点の進捗状況を表示できます。管理機能にアクセスすることもできます。
[学生]タブに切り替えると、各学生の取り組みの概要を確認できます。
表示方法の指定。リストビューから学生のグリッドビューに変更します。
項目を開く。項目のタイトルを選択し、新しいレイヤーを開きます。誰の提出物を採点する必要があるか、まだ成績を受け取っていないのは誰かを確認できます。[フィルタ]メニューを使用して、採点が必要な提出物のみを表示します。現時点では、[すべてのステータス]と[要採点]でフィルタリングできます。グループおよび掲示板の項目に対応する[フィルタ]メニューは表示されません。現時点では、日誌の提出の採点は学生のグリッドビューからのみ行えます。日誌採点のワークフローへの機能拡張が現在進行中です。
進行状況の確認。採点が必要な提出物の数や投稿しなければならない成績の数を確認します。[完了]アイコンは、その項目で未処理の採点タスクがないことを示しています。[すべて採点済み]は、提出済みの答案に関してはすべて採点が終了し、投稿済みであるものの、一部の学生がまだ提出しておらず、採点が終わっていない場合に表示されます。
成績の管理。項目のメニューを開き、[編集]および[削除]などの管理機能にアクセスします。
行の追加。行を追加する場所のプラス記号を選択します。
- 項目の追加 : 参加成績など、学習活動の行を追加します。タイトルは最大255文字までです。点数または文字など、成績の単位を選択します。
- 計算の追加 : 課題の平均成績など、計算の行を追加します。
- 出欠の追加 : 出欠の行を追加します。出欠を追加した後は、追加オプションがメニューに表示されなくなります。
採点可能項目から出欠を削除したい場合は、出欠設定または成績表グリッドから削除できます。
項目の並べ替え。移動する項目の行にある[移動]アイコンを押します。[移動]アイコンは、2つの矢印が対になったアイコンです。このアイコンは、目的の項目の行の右端にマウスを合わせるまで表示されません。項目の行は、対応する矢印アイコンを押して選択しない限り、移動できません。選択した場合のみ、ドラッグアンドドロップで新しい場所に移動できます。
目的の場所まで項目をドラッグして放します。選択した順序は、グリッドビューと学生の[成績]ページにも表示されます。現時点では、グリッドビュー内の項目を移動することはできません。
学生タブ
学生およびコースでの取り組みに関する情報は[学生]タブに表示されます。
- ビューを変更する。[採点可能な項目]と[学生]タブの間を簡単に移動して、採点タスクと学生に関する最新の情報を表示させることができます。
- 学生情報の表示。学生のリストとともに、学生ID、ユーザ名、最終アクセス、全体の成績の各列が表示されます。成績を成績ピルに表示させるには、総合評価列に総合評価を設定する必要があります。総合評価は成績またはパーセンテージとして表示されます。表示方法を選択してください。対応する列ヘッダの矢印アイコンをクリックすることで、リストを昇順、降順、またはデフォルトの順序で並べ替えることができます。
- 学生の検索。検索を数文字、あるいは姓や名前に制限することで、最適な結果を得ることができます。学生IDとユーザ名で検索することもできます (教育機関がユーザ名を表示するように設定している場合)。
- ビューの設定。[ページあたりの項目数]メニューを使用して、1ページに表示する学生数を選択します。
- リスト内での移動。ページ上部または下部のメニューを使用して、学生リストの前のページや次のページに移動します。
- 優遇措置とメッセージ : 各学生の行の最後にある3つのドットのメニューを選択して、特定の学生の優遇措置を表示または作成したり、直接メッセージを送信したりします。
列の名前の横にある矢印アイコンを選択することで、リストを並べ替えることもできます。矢印アイコンを選択するたびに、学生リストの表示が、昇順、降順、デフォルトの順序に変更されます。
ユーザ名列の下に情報が表示されない場合は、管理者にお問い合わせください。所属教育機関がプライバシー保護ポリシーを実施している場合があります。
学生の名前を選択すると、それぞれの学生の[学生の成績]ページに提出物が表示されます。[ステータス]列には、完了した作業、採点が必要な項目、投稿が必要な成績が表示されます。また、提供した成績とフィードバックを表示したり、優遇措置を作成したり、直接メッセージを送信したりすることもできます。
採点が必要な項目を選択すると、提出物が開きます。
[学生の成績]ページに直接成績を入力する場合、このビューには[上書き]ラベルが表示されません。[上書き]ラベルは該当項目の[提出物]ページに表示されます。
学生リストビューからメッセージを送信する
学生リストから、コースに参加しているユーザにメッセージを送信できます。
学生の行の右端にある3つのドットのメニューを選択します。[学生にメッセージを送る]オプションを選択します。画面の右側に[メッセージ]パネルが表示されます。
学生リストビューからメッセージを送信すると[メッセージ]ページにも表示されます。
コースメッセージのEメールのコピーを送信できます。学生の受信箱にコピーを送信すると、学生が重要な連絡事項やコースメッセージを見て確認し、その連絡事項やメッセージに従って行動する可能性があります。Eメールのコピーが送信されるのは、受信者のBlackboard Learnプロフィールに有効なEメールアドレスがある場合のみです。このオプションを選択すると、メッセージの受信者全員にEメールのコピーが送信されます。
受信者は、メッセージをEメールの受信箱で表示できますが、Eメールに返信することはできません。
リストから学生の名前を選択すると、[学生の成績]ページが表示されます。右上隅で[メッセージの送信]ボタンを選択して、ここからその学生にメッセージを送信することもできます。
学生リストビューから優遇措置を追加する
個々の学生に対して優遇措置を設定することができます。アセスメントの期限日または制限時間を免除することができます。優遇措置を設定して、一部の条件のクリアが困難な学生の進捗を助けます。
学生の行の右端にある3つのドットのメニューを選択します。[優遇措置]オプションを選択します。画面の右側に[優遇措置]パネルが表示されます。
リストから学生の名前を選択すると、[学生の成績]ページが表示されます。学生の名前の横で、3つのドットのメニューを選択して、ここからその学生の[優遇措置]パネルを開くこともできます。
学生の優遇措置を作成すると、学生の名前の前に紫のマークが表示され、学生に優遇措置があることが示されます。
教員は個別の学生に対して、特定のテストまたは課題に例外を設けることもできます。例外設定として、他の学生には課題が非表示になっている場合でも追加で答案を提出することや、アクセスの延長などがあります。例外設定では、その他全員に適用されている2つの設定が、特定のアセスメントにおいてのみ上書きされます。
学生のグリッド
学生のグリッドは、学生が獲得した得点を表示します。セルを選択して採点を開始します。
同じ名前の学生が存在する場合は、学生のプロフィール写真を選択します。ポップアップされるプロフィールカードに学生のIDが表示されます。重複する名前はID順に並べられます。
質問のないアセスメントで学生の名前を非表示にすると、各学生のセルに匿名と表示されます。その場合、成績の割り当てや編集はできません。
列を管理する。列のタイトルを選択して、[編集]および[削除]などの管理機能にアクセスします。
成績を割り当て、管理する。学生が作業を提出すると、[新しい提出物]がセルに表示されます。セルのどこかをクリックして管理機能にアクセスするか、成績の割り当てを行います。セルまたは成績の値を選択し、既存の成績を編集するか、新しいエントリを追加します。値を割り当てたら、成績エリア外のどこかをクリックして保存します。
提出物を表示します。提出物がある場合は、メニューで[表示]を選択すると学生の課題が表示されます。提出物がなければ、[表示]オプションは無効になります。
成績の投稿。学生に成績を公開する準備ができたら、列ヘッダで[投稿]オプションを選択します。この列に割り当てたすべての成績が投稿され、学生に表示されます。一度にひとつの成績を投稿したい場合は、学生のセル内をクリックし、メニューで[投稿]を選択します。投稿された成績には、[投稿済み]というメッセージが列に表示されます。
項目または計算を追加します。項目または計算を追加する場所でプラス記号を選択します。
合計点数を表示します。各列ヘッダでは、各項目や計算の合計点数を表示したり、学生各人が獲得した成績を簡単に確認したりできます。
採点の進捗状況を表示します。各列ヘッダに、採点済み提出物の数と、投稿済みの成績の数が表示されます。すべての提出物を採点して投稿すると、[完了]と表示されます。
成績表を検索する
グリッドビューでは、1人の学生の行、1つの列、または課題などの1つのカテゴリ全体だけを表示するように絞り込むことができます。
たとえば、名前やIDで特定の学生を検索し、その学生の答案と成績に焦点を絞ることができます。ライブオフィスセッションでは、学生と成績表を共有することもできます。他の学生の成績は保護され、プライバシーは守られます。
検索ボックスに文字を1文字以上入力します。検索結果には、条件に合致するすべての学生、列、およびカテゴリがこの順序で表示されます。リストから選択するか、検索を絞り込みます。
選択すると、学生の行、列、または列のカテゴリが表示されます。検索ボックスの[X]を選択すると、成績表全体のグリッドビューに戻ります。
特定の学生またはグループに関する項目の提出物リストを検索することもできます。
マージされたコースでフィルタリングする
マージしたコースに基づいて成績表ビューをフィルタリングすることができます。学生のグリッドビューで、[フィルタ]を選択して[フィルタ条件]パネルを開きます。[フィルタ]は、コースをマージした場合にのみ表示されます。すべてのマージされたコースのすべての学生がアクティブなフィルタエリアに表示されます。
パネルで子コースを選択すると、その子コースへの登録に応じて学生のリストが変わります。1つまたは複数の子コースを選択できます。
パネル上部の情報に、選択したコースの数が表示されます。[X]を選択すると、パネルが折り畳まれ、学生グリッドを表示する領域が増えます。[すべてクリア]を選択すると、すべてのチェックボックスがオフになります。
ビューをフィルタリングした後、検索機能を使用して結果をさらに絞り込むことができます。
成績表の設定
コースの成績表から、採点方法に合うよう既存の設定の追加または変更を行うことができます。[設定]アイコンを選択して、[成績表の設定]パネルにアクセスします。
[成績表の設定]パネル
[成績表の設定]パネルから、成績評価と成績カテゴリを管理したり、自動ゼロ設定を追加したり、学生のパフォーマンス設定を確立したりできます。
学生のパフォーマンス
このセクションでは、非アクティブの日やパーセンテージでの成績の制限など、アクティビティストリームの警告を受け取るために必要なアクティビティパフォーマンス基準を調整したり、その警告を学生に送信したりできます。[クラスのパフォーマンスを表示]行動グラフィックへのリンクは、入力するのに十分なデータがあるコースにのみ表示されます。
[クラスのパフォーマンスを表示]を選択して、対応するグラフィックとそのコースの学生のリストを表示します。次に、学生を選択して、個々のパフォーマンスを確認できます。
成績評価
成績評価の初期設定に変更を加えることができます。また、成績表のカテゴリを表示し、ルーブリックの作成と管理が行えます。さらに、成績の記号を作成および管理して、学生の全体の成績を上書きして自動ゼロ評定を割り当てることもできます。
カテゴリ
採点可能な項目を作成すると、成績表に自動的に表示され、適切なカテゴリに関連付けられます。カテゴリは、課題の平均など、計算項目を作成するときに使用できます。
新しいカテゴリを作成して、コースでの学習活動の分類方法をカスタマイズできます。全体の成績を設定するときは、カスタムのカテゴリを使用することができます。
新しい成績表カテゴリを作成するには、[設定]アイコンを選択します。[成績表の設定]パネルで[新しいカテゴリを追加]を選択して名前を入力します。
コース内に採点対象の項目を作成すると、成績カテゴリを変更でき、その項目をカスタムの成績表カテゴリの1つにグループ分けすることができます。[成績表の設定]パネルで[成績カテゴリ]メニューのカスタムカテゴリを選択します。
全体の成績の記号
成績の記号を作成および管理して、学生の成果が定義された区分外に該当する場合に、学生の全体の成績を上書きすることができます。たとえば、学生が学期の途中にコースをやめなければならない場合、成績の記号を使用して、実際の成績を割り当てることなく学生の状況を示すことができます。
[成績表の設定]パネルで成績の記号を作成します。成績の記号を適用するには、グリッド表示の成績表に戻り、学生の全体の成績セル内を選択します。メニューから記号を選択します。そのセルはグレーに変わり、全体の成績が上書きされたことを示します。
上書きを取り消すためには、学生の全体の成績セルを選択し、[上書きを取り消す]を選択します。全体の成績が、コース用に設定した全体の成績の計算に戻ります。
成績表のダウンロードとアップロード
成績表全体をダウンロードするか、Ultraコースから列を選択することができます。ファイルはカンマ区切り (CSV) またはタブ区切り (XLS) 形式でエクスポートできます。ファイルの保存先として、デバイスまたはコンテンツ管理を選択します。
ダウンロードしたファイルは、Microsoft® Excel®などのアプリケーションにインポートして、統計分析やその他の特別な計算作業を行うことができます。
オフラインで作業した成績ファイルをアップロードして、成績表を更新することもできます。
自動ゼロ評定を割り当てる
期限日を過ぎても提出されていない作業には、自動的にゼロ評定を割り当てるよう選択できます。学生とグループは、自動ゼロ評定が割り当てられた後でも課題を提出することができます。その後、教員は通常通り採点できます。
この設定を有効にすると、成績表に手動でゼロ評定を割り当てる必要がなくなります。自動ゼロ評定の設定は、次の採点対象項目に適用されます。
- 課題とグループ課題
- テストとグループテスト
- 採点対象の個々の掲示板およびグループ掲示板
自動ゼロ評定の設定は、提出物をオフラインで収集する場合には適用されません。教員は学生の答案と提出日時を手動で作成します。
[成績表]で、[設定]アイコンを選択して、[成績表の設定]パネルにアクセスします。[期限を過ぎた課題に自動ゼロ評定を割り当てる]チェックボックスを選択します。この設定は新しいコースにおいてデフォルトで有効になります。
次に、[ゼロを割り当てる]を選択します。期限日を過ぎた課題の評価はすべて自動ゼロ評定となります。対象の学生の総合得点が更新されます。
成績表ページの自動ゼロ評定
リストビューでは、課題の提出がなく期限を過ぎている場合、その学生の成績ピルに"0"と表示されます。その成績ピルの横に[自動ゼロ評定]ラベルが表示されます。採点するものがない場合は、[完了]ラベルも表示されます。自動ゼロ評定は自動的に投稿されます。
グリッドビューの[成績表]ページでは、期限日を過ぎると列タイトルが赤く表示されます。学生のセルには、「0」と「自動ゼロ評定」が表示されます。
学生は、成績を更新するために、期限日を過ぎていても提出することができます。教員は、期限日を過ぎた提出物の採点方法について、項目の説明やシラバスに記載することができます。期限日を過ぎてから学生が提出すると、自動ゼロ評定は削除されます。その代わりに、提出日時と「(遅延)」のラベルが表示されます。
期限日の優遇措置を受けている学生は、この設定の影響を受けません。教員は、期限日の優遇措置を追加して自動ゼロ評定を取り消すことができます。自動ゼロ評定は、教員が新しい学生またはグループをコースに追加すると、期限日を過ぎている作業に割り当てられます。
グループのメンバに期限日の優遇措置がある場合、そのグループはその優遇措置を継承します。期限日が経過しても、グループ内の誰も自動ゼロ評定にはなりません。
自動ゼロ評定を無効にする
自動ゼロ評定の設定は、いつでも無効にできます。[成績表の設定]パネルで、自動ゼロ評定のチェックボックスをオフにします。次に、以下のいずれかを選択します。
- 既存の自動ゼロ評定を維持する
- 既存の自動ゼロ評定をクリアする
自動ゼロ評定が割り当てられなくなります。自動ゼロ評定をクリアすると、対象の学生の総合得点が更新されます。
期限日の変更
成績表にすでに自動ゼロ評定が割り当てられている項目の期限日を変更することができます。結果に関する確認が表示されます。
- 期限日を未来の日付に変更する : 期限日を過ぎた課題に割り当てられた既存の自動ゼロ評定はクリアされます。
- 期限日を過去の日付に変更する : 項目が期限切れとなり、ゼロ評定が割り当てられます。
[キャンセル]を選択すると、期限日は元に戻ります。