Blackboard Learnは学生の成績向上に重点を置いた柔軟性のあるオープンな指導であるため、オンラインコース指導のどのような理論やモデルでも使用できます。

オンラインによる手順が初めてでも、短期間で基本的なコースを作成できます。まず、1週間、または2つの教材を使用したコースを作成し、その後付け加えていきます。

オンラインコースでのコンテンツの作成方法を知りたいBlackboard Learn初心者の教員のために、ヒントや基本的な手順をまとめています。ここでは、大原則と、最初からコースを構築するために必要なプロセスについて説明しています。

読み進めながら、ご自分の指導のスタイルや、学生のニーズに合うものを選択してください。

基本的ないくつかのステップを完了すれば、学生にコースを公開する準備が整います。


コースビューを決める

所属の教育機関が選択したエクスペリエンスに基づいて、Blackboard Learnでのコースの表示方法を柔軟に選ぶことができます。

エクスペリエンス :コース外のインターフェイスの見え方や機能やナビゲーションの表示方法を説明します。教育機関は、元のユーザエクスペリエンスまたはUltraエクスペリエンスコースを選択します。

ログイン後、ウィンドウの右上隅に自分の名前が表示されている場合は、元のユーザエクスペリエンスを使用しています。ページヘッダのタブから、他のシステム領域に移動します。

ご使用のインターフェースでは、所属の教育機関独自のカラー、ロゴ、タブ、ツール、名前が表示されることがあります。たとえば、所属教育機関は[所属教育機関]タブの名前を変更したり、タブやツールを完全に削除したりできます。

ログイン後、ウィンドウの左パネルに自分の名前が表示されている場合は、Ultraユーザエクスペリエンスを使用しています。この一覧からは、登録しているコースの外部の中核的な機能にアクセスできます。コースでのすべてのアクションを示すアクティビティストリームや、コース別にすべての採点タスクを示す成績ページにアクセスできます。

元のユーザエクスペリエンスと違い、Ultraユーザエクスペリエンスは、所属する学校を含むすべての教育機関で同様に表示されます。

コースビュー :コースの見え方やどの利用可能な機能、ツール、ナビゲーションを説明します。コースは元のコースビュー、Ultraコースビューのどちらかで表示されるか、両方で表示されることがあります。

所属の教育機関が元のユーザエクスペリエンスを使用している場合、コースは元のコースビューでのみ表示されます。

所属の教育機関がUltraユーザエクスペリエンスを使用している場合、両方のコースビューを提供できます。ただし、所属の教育機関がコースビューを1つに制限していることがあります。2つのコースビューの使用を許可されている場合、各コースに適したコースビューを選択します。どちらのコースビューも、コース一覧にシームレスに表示されます。

元のコースビュー

元のコースビューには、従来のワーフクロー、Blackboard Learnが特徴とする機能がすべて含まれています。

コースメニューはウィンドウの左側に表示されます。コミュニティの基盤であり、コースのナビゲーションとして機能します。コースメニューにリンクを作成して、学生にツールや教材を提供します。

コースメニューの後ろのエリアがコントロールパネルです。成績管理とファイルリポジトリにアクセスして、学生が使用できるコースツールを選択できます。学生にはこのコントロールパネルは表示されません。

コンテンツは、コースメニュー右のメインウィンドウに表示されます。[コンテンツ]や[アセスメント]など、メインウィンドウ上の機能を使用してコンテンツを追加します。コース全体のほとんどの項目やツールにメニューがあります。

元のコースビューの詳細

Ultraコースビュー

Ultraコースビューでは、シンプルなワークフロー、モダンな見た目と使い心地、レスポンシブなインターフェイスをすべてのデバイスで体験できます。

[コースコンテンツ]ページで、コンテンツを作成したい場所のプラス記号を選択します。新しいコースで、[作成]や[アップロード]など、機能を使用してコンテンツを追加します。ナビゲーションバーのアイコンを選択して、掲示板など、よく使用するツールを開きます。

ページのメイン部分に、自分のコースのすべてのコンテンツが表示されます。レイヤーの後ろに左のナビゲーションエリアが常に表示されます。

フォルダや課題など、ほとんどのコンテンツ項目にオプションを備えたメニューがあります。コンテンツの一部を開くと、[コースコンテンツ]ページ上部のレイヤーにスライドで表示されます。レイヤを閉じると、コースの元の位置に戻ります。

コンテンツで会話を有効にしている場合、新しい会話アクティビティにアクティビティアイコンが表示されます。アクティビティアイコンは掲示板のほか、グループ会話を有効にしている場合、テストおよび課題に表示されます。

Ultraコースビューの詳細


基本の手順

最初の4つの基本的なステップを完了すれば、学生にコースを公開する準備が整います。評価は継続的に行うべきステップです。

  1. 計画を立てる
  2. コンテンツの作成
  3. プレビューとフィードバック
  4. 学生に対してコンテンツを利用可能にする
  5. コースの利用状況

手順の最中に、特別な指示に従って他のページにアクセスできます。アクセスしたページでは、リンクを使用して元の、またはUltraの情報へ移動することができます。元の情報は、常に[このページ]パネルでリストの上部に表示されます。Ultraの情報は必ず「ULTRA」から始まります。


1.計画を立てる

計画は、コースの作成における最も重要な側面です。時間をかけて、コースに含めたい項目やアクティビティの概要を作成します。「web対応」もしくは簡単に修正できる教材のインベントリを作成します。ほとんどの場合、オンラインコースで使用する新しい教材をいくつか作成する必要があります。

場合によっては、クラスの初日までにすべてのコンテンツを準備できないことがあります。クラスの最初の数週間分のコンテンツを準備して、そのコンテンツだけ学生が利用できるようにすることができます。まだ作業を行いたいコンテンツをすべて非表示にします。利用可能にした教材で学生が作業しているとき、コンテンツの次の部分を作成できます。


2.コンテンツの作成

Blackboardでは、最初のコースに追加できそうな基本的な教材リストを作成しています。その他のトピックへのリンクを使用して、コンテンツのタイプを検索して、段階的な手順を確認します。

  1. 学生を歓迎する :学生の参加を歓迎してください。形式ばらず、かつプロフェッショナルな、感じの良いトーンを心がけると、従来の講義で、教室に入ってきた学生を微笑んで迎えるような雰囲気を出すことができます。コースの始め方についての具体的な説明を追加したい場合、たとえば、最初にシラバスを確認する必要がある場合は、そのアクセス方法を提示します。コンテンツの基本的な部分を作成したり、指示をそえてメッセージを送信したりすることができます。
  2. コース情報領域やフォルダで、学期中に学生がアクセスできる教材を提供してください。
    • 目標、目的、教材情報、教員の連絡先情報などを含むシラバス
    • 採点ガイドライン、期日超過後の作業方針、コースの成績へのアクセス場所
    • トピックや授業のスケジュール、コースカレンダーに期日が表示されるリマインダ
    • 技術サポートと教育機関の方針
  3. 講義、参考書、ファイル、マルチメディア :学生がトピックまたは授業の基本的な知識を得るために必要となる教材すべてが含まれます。操作しやすく慣れやすい環境を学生に提供するには、各トピックまたは授業の一貫した構造を作成します。各セグメント用のフォルダを作成して、目標、参考書、手順、Webリソース、マルチメディア、講義など、類似のコンテンツを追加することができます。管理可能な大量のコンテンツを作成し、視覚や音声要素を追加できます。
  4. 課題とテスト :学生に自信をつけさせ、この先もっと難しい作業への準備を整えられるよう、簡単なウォーミングアップ的な課題から始めます。学生がインターフェースに慣れるように、採点対象とならないショートテストを提供することもできます。課題テストと一緒に、学生がフォルダでそれらの準備や整理に必要となるコンテンツを作成できます。
  5. 参加と対話 :オンラインコミュニティをうまく構築するには、掲示板やブログなど、学生同士のやり取りと会話のツールが必要です。会話を通して、お互いや自分自身のこと、トピック、うまくやる方法を学び、グループの意思決定を行います。

3.プレビューとフィードバック

教員は、コースが学生に表示される前に、コースが適切にデザインされており、意図したとおりに機能することを確認する必要があります。元のコースビューでは、コースコンテンツを確認し、コースの動作を検証するには、学生表示を使用します。

学生としてのコースのプレビューの詳細

可能であれば、他のブラウザやオペレーティングシステムを使用する別のコンピュータでコースを確認しましょう。また、マルチメディアが希望通りに表示されるかも確認します。小さいデバイスでコースが望み通りに表示されているかどうかを確認することもできます。

学生や同僚にコースをプレビューしてもらうことも可能です。問題が早く見つかれば、教材を見つけられない学生からメッセージを受け取ることが少なくなります。

  • 直感的なナビゲーションだったか?コンテンツが論理的に整理されているか?
  • 課題やテストを見つけられたか?
  • 教員やクラスメートとやり取りする方法がわかっているか?
  • ユーザはドキュメントをダウンロードし、メディアを開くことができたか?シラバスや成績の表示場所が見つけられたか?

4.コンテンツを利用可能にする

コンテンツを作成すると、教材を編集、削除、移動することがあるはずです。試してみましょう!さまざまなコンテンツの表示方法を試します。学生に表示させたくない項目を非表示にできます。コンテンツをフォルダに移動し、学生に対してそのフォルダを非表示にすることもできます。

作業が完了すると、コンテンツは表示させたい学生にのみ表示されるようになります。

最新のコンテンツをコンテンツリストのトップに移動させても良いでしょう。学生は必要なコンテンツを探したり、最新の追加コンテンツを見逃したりすることがなくなります。

コンテンツのアクセス設定の詳細


5.コースの利用状況

コースを作成する時、作成と評価を繰り返し行いながら構築していきます。評価は、プロセスにおいて継続して行う要素であり、コース作成の最終ステップではありません。何度も確認することは必須ではありませんが、行うことが望ましいです。

評価には、いくつかの手段があります。

  • 教えていて気付いた良い点、良くなかった点を活かして、コースを継続して改善していく。
  • 学期末にコースの評価を学生に提出してもらう。
  • 別のオンライン教員に意見を求める。
  • ほか他のオンラインコースを調べる。常に「良いものを盗む」精神が大切です。
  • 教育学、そして技術上優れているコースを紹介するBlackboard Exemplary Course Programにアクセスしましょう。