この情報は、従来のコースビューのみに適用されます。利用可能なツールは、あなたの教育機関によって管理されています。

コンテンツプレーヤーを使用するためのコンテンツパッケージの追加

コースで使用可能なWebベースの学習コンテンツの1つにSCO(Shareable Content Object)と呼ばれるものがあります。これらのSCOは、コンテンツパッケージと呼ばれるZIPファイルに圧縮してまとめられます。このZIPファイルは、コンテンツプレーヤーでパッケージ解除および再生できます。通常は学校、発行者、企業、またはその他のソースから、個別のコンポーネントまたはパッケージ全体が提供されます。

SCORMエンジンを利用可能にするかどうかは、教育機関が管理します。所属教育機関が有効にした場合には、SCORMエンジンB2が、新たにアップロードされたすべてのコンテンツパッケージだけでなく、再アップロードされたすべての既存のコンテンツパッケージに対してもデフォルトのコンテンツプレーヤーとなります。コンテンツエリアのプレーヤーを調べるには、[コントロールパネル]に移動して[カスタマイズ]セクションを開き、[ツールの利用可否の設定]を選択します。

Open Standards Content Player (JavaベースのSCORMプレーヤー) は2015年4月に廃止されました。このBuilding BlockはBlackboard Learnにまだ同梱されていますが、古いコンテンツを再生できるようにするためで、非推奨となっています。管理者と教員が、移行、再アップロード、および、代わりのSCORMエンジンを使用した既存のコンテンツのテストを完了することは重要です。

SCORMコンテンツ

SCORMエンジンは、SCORM 1.2標準、SCORM 2004標準、AICCに準拠するコンテンツ、およびTin Can APIパッケージの再生をサポートします。Blackboard Learnには現在、Tin Can Learning Record Store (LRS) は含まれていませんが、渡される基本データは、Learnの成績管理で表示できます。

コンテンツ追加オプションでは、サポートするすべてのタイプで同じプロセスが使用されるので、コンテンツタイプを事前に判断する必要はありません。たとえば、IMSコンテンツパッケージをアップロードする場合、コンテンツの追加ワークフローでは、[再生能力に支障をきたす可能性のあるエラーが、コースで検出されました。]というメッセージと、パッケージがSCORM形式ではないためIMSコンテンツパッケージと推定されることを示すサブメッセージが表示されます。

SCORMコンテンツの詳細

Tin Can APIコンテンツの詳細


コンテンツパッケージの追加

  1. コンテンツエリアまたはフォルダにアクセスします。
  2. [コンテンツ]で[コンテンツパッケージ (SCORM)]を選択します。
  3. [コンテンツパッケージの追加]ページで、必要な基準に適合するファイルを添付します。[マイコンピュータの参照]を選択して、ファイルをコンピュータからアップロードします。また、コースのストレージの以下のリポジトリからファイルをアップロードすることもできます :ユーザアクセスを制御する設定。

ファイルがアップロードされ確認されると、[コンテンツパッケージの追加]の2ページ目がコンテンツパッケージの詳細をどこに設定するか、表示します。

  1. [コンテンツパッケージの追加]の2ページ目の[SCORM情報]セクションに、タイトルを入力します。
  2. オプションで、[説明]を入力します。
  3. [SCORMのアクセス設定]オプションを選択します。この選択によって、コンテンツプレーヤーを学生に利用可能とするかどうかの決定、試行回数の制御、コースコンテンツの利用可否の設定が可能になります。
    1. SCORMをアクセス可能にするには、[はい]を選択します。
    2. [試行回数]では、[1回だけ受けられるようにする]または[回数無制限で受けられるようにする]を選択できます。または、可能な回数を[試行回数]に入力できます。
    3. [表示開始日]および[表示終了日]チェックボックスをオンにすると、選択した日付と時刻が有効になります。表示制限はコンテンツパッケージのアクセス設定には影響せず、表示のタイミングにのみ影響します。
    4. はい]を選択して[ビューの数の追跡]を開きます。
  4. 採点オプションの選択。
    1. [SCORMの採点]では、[採点なし]を選択するか、[成績:満点]に、[SCORMの得点]、[SCORMの完了]、もしくは、[SCORMの満足度]の何れかに基づいて、数値を入力することができます。
    2. [SCOSの採点]に[はい]を選択し、つぎに、採点する個々の項目を選択します。

SCORM答案の詳細の表示

SCORMパッケージを採点用に設定した後、ユーザのコンテンツ操作に関する試行の詳細を表示できます。詳細には、ユーザがコンテンツを表示した合計時間、完了ステータス、パッケージに含まれている質問への回答、および回答が正しかったかどうかなどを含めることができます。答案のデータは、成績管理項目の得点を決定するのに役立ちます。すべてのパッケージが、すべてのデータを追跡するわけではありません。パッケージにBlackboard Learnに提供する情報がない場合、データはN/Aとして表示されます。不足データに関して疑問がある場合には、パッケージの作成者に連絡してどのデータをトラッキングの対象にしたかを判断します。

個々の答案を表示するには、次の手順を実行します。

  1. [コントロールパネル]で[成績管理全体]にアクセスし、コースコンテンツ項目の列を見つけます。
  2. ユーザの答案を選択します。
  3. [成績の編集]ページで[表示]を選択します。[答案の詳細]ページが表示されます。

すべての答案の詳細を表示するレポートを実行するには、次の手順を実行します。

  1. [コントロールパネル]で、[評価]セクションを展開し、[SCORMレポート]を選択します。
  2. [SCORMレポート]ページで、項目のメニューにアクセスして、[実行]を選択します。

SCORMプレーヤーの詳細オプションの編集

ほとんどの場合、SCORMプレーヤーの[詳細オプション]にアクセスしたり、オプションを変更したりする必要はありません。デフォルトで、互換性と性能が最大限になるように設定されているためです。コンテンツパッケージには目的とするナビゲーション、フロー、動作がすでに設定おり、初期設定でほとんどの場合、適正かつ矛盾なしに表示されます。The Navigational Controls and Launch Behavior are likely to be the most useful for instructors with a basic level of understanding of how SCORM content works, while Debugger Options and History Options can help in troubleshooting.これらを変更する必要があると考えた場合には、まず所属する教育機関に問い合わせ、支援とガイダンスを受けてください。

SCORMプレーヤーの高度なオプションにアクセスするには、既存のSCORMコンテンツパッケージを編集しなければなりません。

  1. SCORMコンテンツパッケージがすでにアップロードされているコンテンツエリアまたはフォルダにアクセスします。
  2. SCORMコンテンツパッケージのメニューを開き、[編集]を選択します。
  3. それ以外の非表示のSCORMプレーヤーの高度なオプションにアクセスするには、[SCORMプレーヤーの動作の編集]を[はい]に設定します。SCORMエンジンの高度なオプションは2つまたは3つの列に表示されます。左の列では高度なオプションコントロールのカテゴリを選択することができ、一方、右の列は選択されたカテゴリに関連する選択と設定をリストします。カテゴリーは以下の通りです:
    • ナビゲーションコントロール
    • 動作の起動
    • 基本的なシーケンシング
    • 基本的なロールアップ
    • 互換性設定
    • コミュニケーション設定
    • デバッグオプション
    • 履歴オプション
    • その他の行動のオプション
  4. 送信]を選択します。変更内容を適用しない場合は、[キャンセル]を選択します。


ナビゲーションコントロール

ナビゲーションコントロールにより、受講生がSCORMプレーヤーを使用してコースコンテンツにアクセスする際に表示され使用することができるボタン、バー、その他のナビゲーション手段を追加することができます。

オプション機能
ナビゲーションバーの表示SCORMプレーヤーが受講生にナビゲーションバーを表示するかどうか指定します。ナビゲーションバーは、以下の設定が有効な場合には使用可能にする必要があります:
  • [終了]ボタンの表示:[コースを終了]ボタンをナビゲーションバーに表示します。これを押すと、現在の状況が完了しているかどうかにかかわらず、現在のコンテンツを終了させ主授業に戻ります。
  • SCOを閉じるボタンの表示:[SCOを閉じる]ボタンをナビゲーションバーに表示します。これを押すと現在のSCOを閉じます。このオプションは、大抵の受講生には無用なのでオフのままにしておいてください。
  • [前へ]/[次へ]を有効にする:[前へ]と[次へ]のコントロールをナビゲーションバーに追加し、受講生がコンテンツを前または後ろに移動させることを可能にします。
  • プログレスバーの表示:コンテンツのプログレスバーを表示させ、受講生が自分の進度を測ることができるようにします。
    • プログレスバーに測定を使用する設定されると、プレーヤーは進度の計算に進行状況測定ロールアップ値を使用します。設定しなければ、現在のコンテンツオブジェクト完了が使われます。これはSCORM 2004 4th edition以降のみで使用可能です。
  • ヘルプの表示:受講生に[ヘルプ]ボタンを表示します。
タイトルバーの表示SCORMプレーヤーが受講生にタイトルバーを表示するかどうか指定します。使用可能にするにはナビゲーションバーの表示オプションが有効になっている必要があります。
右クリックの防止学生は、SCORMプレーヤーのウィンドウで右クリックできなくなります。マウスの右ボタンをクリックしても何も起こりません。この設定は重要なアセスメントを行う場合、もしくは、プレーヤーの内部構造またはコンテンツを受講生が見られるようにしたくない場合に便利です。この設定は、コース構造とナビゲーションバー(表示されている場合)を含むSCORMプレーヤーのウィンドウだけに影響を与え、他のコンテンツ、参照ウィンドウ、または、コンピュータのデスクトップ機能には影響しません。
コース構造の表示SCORMプレーヤーでコース構造を表示するかどうかを指定します。選択すると、コース構造はコンテンツの左側にアウトラインフォーマットで表示されます。複数のコンテンツオブジェクトを持つコースには便利です。このオプションは、以下の設定を利用可能にするためには有効にする必要があります:
  • コース構造を開いた状態で開始:SCORMプレーヤーで、コース構造を表示と非表示のどちらで開始するかを指定します。受講生は、[コース構造の表示]と[ナビゲーションバーの表示]が有効になっている限り、構造を表示/非表示に切り替えることができます。
  • 選択のナビゲーションを有効にする:SCORMプレーヤーが、受講生にアウトライン中のリンクを選択してコース構造内に移動することを可能にするかどうかを指定します。指定しなければ、コース構造表示は情報と参照のみとなります。
  • コース構造の幅 :コース構造ウィンドウの幅(ピクセル数)を設定します。デフォルトはゼロ(0)で自動幅に設定します。
  • 構造ステータスの表示:成功と完了ステータスを意味するアイコンを受講生に表示する方法を定義します。
    • 成功のみ:コース取得のステータスのみ(合格/不合格)。
    • 完了のみ:完了ステータスのみ(完了/未完了)
    • 個別:成功と完了の両方のステータスが個別に表示されます。
    • 組み合わせ:成功と完了が組み合わされた測定基準として表示されます。
    • なし:SCOレベルステータスは受講生に表示されません。
  • 無効なメニュー項目アクション:SCORMプレーヤーが無効なメニュー項目オプション選択を処理する方法を指定します。
    • リンクの表示と有効化:無効なメニュー項目リンクは表示されますが、それらを選択すると無効なアクションのメッセージが表示されます。
    • 非表示:無効なメニュー項目リンクは表示されません。
    • リンクの表示と無効化:無効なメニュー項目リンクは表示されますが、それらを選択しても何も起こりません。

動作の起動

動作の起動オプションは、コンテンツが最初に受講生に起動される際の初期外観を制御します。

オプション
オプション機能
SCOの起動タイプこれらの設定は、それぞれのSCOの起動方法を指定します。可能な値は以下の通りです:
  • フレームセット : SCOはライン内で起動します。ブラウザ枠内となり、新しいウィンドウは開きません。
  • 新しいウィンドウ:SCOを新しいブラウザウィンドウで起動します。
  • クリック後、新しいウィンドウを開く:SCOを、受講生にリンクをクリックするよう要求した後で新しいブラウザウィンドウで起動します。この設定は、ブラウザのポップアップブロッカに対応する場合に便利です。リンクのクリックは通常ブロッカに優先します。
  • ブラウザのツールバーを使用せずに、新しいウィンドウを開く:ツールバーを使用せずに、SCOを新しいブラウザウィンドウで起動させます。
  • クリック後、ブラウザのツールバーを使用せずに、新しいウィンドウを開く:SCOを、受講生にリンクをクリックするよう要求した後、新しいブラウザウィンドウによりツールバーなしで起動します。
プレーヤーの起動タイプこれらの設定は、SCORMプレーヤーの起動方法を指定します。可能な値は以下の通りです:
  • フレームセット : SCORMプレーヤーはライン内で起動します。ブラウザ枠内となり、新しいウィンドウは開きません。
  • 新しいウィンドウ:プレーヤーを新しいブラウザウィンドウで起動します。
  • クリック後、新しいウィンドウを開く:プレーヤーを、受講生にリンクをクリックするよう要求した後で新しいブラウザウィンドウで起動します。この設定は、ポップアップブロッカに対応する場合に便利です。リンクのクリックは通常ブロッカに優先します。
  • ブラウザのツールバーを使用せずに、新しいウィンドウを開く:ツールバーを使用せずに、プレーヤーを新しいブラウザウィンドウで起動させます。
  • クリック後、ブラウザのツールバーを使用せずに、新しいウィンドウを開く:学生にリンクをクリックするよう要求した後、ツールバーのない新しいブラウザウィンドウでプレーヤーを起動します。
新しいウィンドウのオプションこれらの設定は、どちらかのコンテンツプレーヤーが新しいウィンドウで起動された場合の寸法を指定します。これらの設定は、新しいウィンドウのオプションがSCOの起動タイプまたはプレーヤーの起動タイプとして選択されていなければ何の効果もありません。
  • ユーザ値のデフォルト:新しいウィンドウをクライアントのブラウザのデフォルトサイズで起動します。
  • 全画面 :新しいウィンドウを全画面モードで起動します。このオプションを選択した場合、受講生にコンテンツを終了させる何らかの方法、たとえば終了またはウィンドウを閉じるボタンかリンクなどを用意する必要があります。
  • 新しいウィンドウのサイズを指定:新しいウィンドウのサイズを明示的に設定します。
    • コンテンツの幅:新しいウィンドウの幅(ピクセル単位):
    • コンテンツの高さ:新しいウィンドウの高さ(ピクセル単位):
  • 必須:上記のサイズ設定はコースを正常に機能させるために必要です:選択されてもクライアントのブラウザが指定されたサイズをサポートしていない場合は、受講生に警告メッセージを表示します。
ウィンドウのサイズ変更の防止コンテンツプレーヤーのウィンドウを受講生がサイズ変更できないようにするかどうか指定します。

基本的なシーケンシング

基本的なシーケンシングオプションは、受講生がSCORMコンテンツパッケージを完了させた際、あるいは完了前に止めた際に、正常状態とエラー状態の両方で、次に何が発生するかを制御することを可能にします。これらの設定に従い、SCORMプレーヤーは次にどうするかを決定します。

実行するアクションを決定する際に、いくつかの要因が鍵となります:

  • SCOが最初のものか(あるいは1つだけか)、中間SCOか、あるいは、最後か
  • SCOのステータス、個別、および、完全なコンテンツパッケージコースの一部として
  • 完了したか、または、中断されたSCOの終了ステータス

これらの設定は、SCORM 1.2コンテンツパッケージのみに適用され、SCORM 2004スタンダードに組み込まれた高度なシーケンシングをエミュレートする手段を提供するものです。SCORM 2004(全 edition)では、シンプルシーケンシングによりSCOのシーケンシングをどのように処理するかをコンテンツが決定できます。

オプション
オプション機能
中間のSCOこれらは、複数のSCOからなるコースシーケンスの最初または中間にあるShareable Content Objects(SCO)、すなわち、最後のSCO以外のすべてに適用される設定です。満足なコースまたは不満足なコースが適用されるかどうかによって、発生し得る各々の条件で次に何が起こるかを制御することができます。
  • 通常:受講生が現行のSCOのコンテンツを正常なナビゲーション方法を使用して終了させた。
  • 中断:受講生が現行のセッションを中断させた。たとえば、複数のSCOからなるコースのSCOの間をスキップした。
  • タイムアウト:コースセッションに、受講生が割り当てられた時間内にSCOを完了できなかったため、あるいは、コンピュータとサーバーの間の通信エラーが原因でタイムアウトが発生した。
  • ログアウト : 受講生が、現行のセッションを、SCOがまだアクティブなままログアウトした。

各々の終了と満足なコース条件で選択可能な方法は:

  • 確認後コースを終了:受講生に終了を確認するように要請し、終了したら主授業に戻る。確認をしない場合には、適切なメッセージを表示させる。
  • コースを終了:SCORMプレーヤーを閉じ、主授業に戻る。
  • 次のSCOに移動:受講生をシーケンス上の次のSCOに移す。
  • メッセージを表示:メッセージページを表示します。SCORMプレーヤーはプレーヤーの現在のステータスに応じてどのメッセージを表示するか決定する。
  • 何もしない :SCORMプレーヤーは何もしません。
最終SCOこれらは、コースの最後のSCOに適用される設定です。コースが1つのSCOだけで構成されていれば、最終SCOとして扱われます。満足なコースまたは不満足なコースが適用されるかどうかによって、発生し得る各々の条件で次に何が起こるかを制御することができます。
  • 通常:受講生が現行SCOのコンテンツを終了した。
  • 中断:受講生が現行のセッションを中断した。
  • タイムアウト:セッションに、講生が割り当てられた時間内にSCOを完了できなかったため、あるいは、コンピュータとサーバーの間の通信エラーが原因でタイムアウトが発生した。
  • ログアウト : 受講生が現行のセッションをログアウトした。

各々の終了と満足なコース条件で選択可能な方法は:

  • 確認後コースを終了:受講生に終了を確認するように要請し、終了したら主授業に戻る。確認をしない場合には、適切なメッセージを表示させる。
  • コースを終了:SCORMプレーヤーを閉じ、主授業に戻る。
  • 次のSCOに移動:メッセージページを表示させる。これはすでにシーケンス中の最後のSCOであるためです。
  • メッセージを表示:メッセージページを表示します。SCORMプレーヤーはプレーヤーの現在のステータスに応じてどのメッセージを表示するか決定する。
  • 何もしない :SCORMプレーヤーは何もしません。

基本的なロールアップ

基本的なロールアップオプションは、SCOの得点とその受講生のステータスを評価する方法を決定することを可能にします。「ロールアップ」という用語は、個々のSCO得点と完了ステータスを収集し、そのデータを使用してSCORMコンテンツパッケージコースの累積の最終成績および全体的な完了ステータスを計算して割り当てるプロセスを意味します。基準の選択、テスト得点の平均、そして、成績と完了ステータスの両方を計算するには、いくつかの異なる方法があります。

これらの設定は、SCORM 1.2コンテンツのみに適用され、SCORM 2004スタンダードに組み込まれた得点とステータスのロールアップをエミュレートする手段を提供するものです。SCORM 2004のシンプルシーケンシングではコンテンツがロールアップを処理する方法を決定するため、これらの設定はSCORM 2004コースには適用されません。

オプション
オプション機能
得点ロールアップモード:SCORMプレーヤーが個々のSCO得点を収集し、それらを分析して計算された全体の得点をレポートする方法を指定します。可能な値は以下の通りです:
  • コースによって提供される得点:1つのSCOから構成されるコンテンツパッケージに主に役に立ちます。この設定は最初のSCOから提供された得点を単純にレポートします。
  • すべてのユニットの平均得点:提供された得点をすべて合計し、その数値を、その内の何回が点数をレポートされたかにかかわらず、コース中のSCOの総数で割ります。
  • 固定平均:提供された得点をすべて合計し、採点オブジェクト数に指定された数値で割ります。
  • 0点以外の得点があるすべてのユニットの平均得点提供された得点をすべて合計し、その数値をSCOの得点レポートの総数で割ります。
  • 最終SCOの得点:単純に最後のSCO得点をレポートします。

採点オブジェクト数:いくつのSCOが得点をレポートしなければならないかを表示します。この値は得点ロールアップモード固定平均に設定されている場合のみに有効です。

ステータスロールアップモード全体の完了ステータスを決定する方法を指定します。可能な値は以下の通りです:
  • コースによって提供されるステータス:1つのSCOから構成されるコンテンツパッケージに主に役に立ちます。この設定は最初のSCOから提供された完了ステータスを単純にレポートします。
  • すべてのユニットが完了したら完了とする:コンテンツパッケージのすべてのSCOが完了したら、結果が不合格、完了、合格にかかわらず、コースも完了と見なされる。
  • すべてのユニットが完了し、不合格ではない場合に完了とする:コンテンツパッケージのすべてのSCOが完了し、結果が完了か合格のどちらかのステータスなら、コースも完了と見なされる。
  • しきい値が満たされた場合に完了とする得点(得点ロールアップモードにより判定される)が完了するためのしきい値に設定されたしきい値に達したか超えた場合に、コースは完了と見なされる。この場合には、すべてのSCOユニットが完了している必要はありません。
  • すべてのユニットが完了し、しきい値が満たされた場合に完了とする:コンテンツパッケージのすべてのSCOが完了し、得点(得点ロールアップモードにより判定される)が完了するためのしきい値に設定されたしきい値に達したか超えた場合に、コースは完了と見なされる。
  • すべてのユニットが合格したら完了とする:コンテンツパッケージのすべてのSCOが完了し、合格したらコースは完了と見なされる。

完了とするためのしきい値:0.0-1.0 :コース完了のしきい値を決定し、ステータスロールアップモードしきい値が満たされた場合に完了とするもしくはすべてのユニットが完了し、しきい値が満たされた場合に完了とするに設定されている場合のみ適用される。この数値は0.0から1.0の間の小数点1桁までの値となります。(相当するパーセンテージ値は100倍します。たとえば、0.8に設定されたら、必要な閾値は80%となります。)

成功ステータスにロールアップステータスを適用このオプションを選択すると、ステータスロールアップモードが、単なる完了ステータスに替わって成功ステータスに適用されます。
最初のSCOは予備テストこのオプションを有効にすると、最初のSCOで合格のレッスンシーケンスステータスを達成した場合に、SCORMコンテンツパッケージ内の残りすべてのSCOが完了としてマークされます。このことにより、受講生が合格点を証明できればそのトピックを飛ばすことが可能なコースの設計ができるようになります。

互換性設定

これらの設定は通常はデフォルトから変更する必要はありませんが、互換性設定はコースコンテンツパッケージが、エラー、起動の失敗、その他の問題に遭遇した場合のトラブルシューティングに使用することができます。詳細設定はすべて同様ですが、特に[互換性設定]を調整する必要があると考えた場合は、まず所属教育機関に問い合わせて支援やガイダンスを受けてください。

以前に古いコンテンツプレーヤーを使用していたコースコンテンツを再アップロードする際に問題やエラーがあるとすれば、それらは変更を必要とする設定で、特に古いコンテンツか、標準外の可能性があるコンテンツです。問題の所在を的確に判断できるようにするために、詳細なデバッガオプションを有効にして、結果として得られるメッセージログをレビューすることをお勧めします。

オプション
オプション機能
終了で即時コミットこの設定は、単一のSCOコースで終了ステータスをキャプチャすることが困難なコースに対応します。単一のSCOコースがレコードを正確に終了させることできない場合に、このオプションを有効にすることを試してください。
SCOウィンドウをAPIでラップする1つのSCOを新しいウィンドウで起動した場合に、一部の標準外またはコーディングが適切でないコンテンツはSCORMエンジンを見つけられないか、適切に通信できない場合があります。この設定を有効にすると、プレーヤーが一種のラッパー (API:Application Program Interface) で囲まれ、SCORMエンジンに接続する方法をこのAPIが自動的に判別します。
常に最初のSCOに移動する有効にすると、SCORMプレーヤーは、シーケンスルールがその動作を指示しているかどうかにかかわらず、SCOの最初のコースを常にロードします。
合格点によってレッスンステータスを上書きする有効にすると、合格点によりSCOが完了しているか完了していないかを示す場合に、実際の授業のステータスにかかわらず、これが上書きされます。
完了したレッスンステータスの変更を許可するSCORM 1.2に適用可能なこの設定は、完了とマークされた授業を、以降の日付、もしくは、完了以外の何らかのステータスに変更することが可能かどうかを判断します。
[空集合]を[不明]にロールアップするSCORM 2004のコースでは、この設定はステータス設定のための情報を与えるアクティビティがない場合に、ロールアップステータスを決定します。選択されると、コース完了ステータスと満足度の両方が不明と設定されます。
ルートアクティビティを無効にする受講生が新しい試行を作成できないようにします。コースやSCOをその中で再起動させることが可能なコースナビゲーションツリーや他のリンクを強制的に無効にしクリックに応答しないようにします。
SCOアンロードでロールアップするSCOアンロード時にロールアップを強制し、ロールアップの実行を明示的に呼び出せなかったSCOを処理します。
コンテンツがTrueに設定された目的と完了を上書きするSCORM 2004のデフォルト設定とSCORM 1.2プレーヤーのデフォルト設定では、SCOが適正なランタイムステータスデータをレポートできない場合に、SCOを完了および満足とマークしてしまう場合があります。この設定は、適切なデフォルトシーケンシングルールを変更しないコースのデフォルト動作を上書きします。
学生の設定をコース全体に適用する学生が定められたSCOに対して行った設定が、定められたSCORMコンテンツパッケージコースのすべてのSCOに適用されます。
完了した登録をNo-Creditとして起動する完了した登録を今後起動した場合にno-creditで起動するかを指定します。
失敗した成功ステータスの完了ステータス受講生が不合格となったSCOの完了ステータスのオーバーライド値を設定します。
  • 完了
  • 不完全
  • 不明
ルックアヘッドシーケンサモードルックアヘッド処理を使用すると、現在のSCOの状況に応じて、表示と有効化がされているコースナビゲーション構造をSCORMエンジンで動的に更新することができます。デフォルトでは、この設定は有効になっています。非常に大きいコースでは、このことがウェブブラウザがはっきりと遅くなる原因となる場合があるので、不適切と見なされる場合には、これを無効に設定することができます。使用可能な設定は以下の通りです:
  • 無効:SCORMルックアヘッドシーケンサを無効にします
  • 有効:SCORMルックアヘッドシーケンサを有効にします(デフォルト)
  • リアルタイム:SCORMリアルタイムルックアヘッドシーケンサを有効にします。これは特定のランタイム値が変更された後に実行され、表示されるコースナビゲーション構造をすぐに更新します。
ランタイムデータタイミングのリセットSCORMプレーヤーがCMI(computer managed instruction)データタイミングをいつリセットするか指定します。以下の選択肢があります。
  • なし : SCORMプレーヤーはランタイムステータスをリセットしません
  • 終了が一時停止ではない場合:SCORMプレーヤーは終了ステータスが一停止でない場合のみランタイムデータを保存します
  • 新しいシーケンシング試行ごと:SCORMプレーヤーはランタイムデータを、システムルールが新しい答案の開始を指示するたびに、ランタイムデータをリセットします
[LMSに戻る]のアクションSCORM 2004 4th Editionでは、コースを終了する際に受講生が終了タイプを選択できるインターフェイスを学習コンテンツが提供することを必要とするため、SCORMプレーヤーは受講生が[コースを修了]をクリックした際にプロンプトを表示することができます。このプロンプトはオンまたはオフに切り換えられるので、このオプションによってプロンプトがオフになっている場合に自動的に取られるアクションを選択することができます。この設定は、コースが現在のステータスを一時停止して保存するか、または、終了時にコース全体を終了させるかを指定します。以下の有効な選択肢があります:
  • レガシー:SCORM 3rd Editionの動作を使用し、メインコースに戻りながら答案の現在のステータスを保存します。
  • すべて中断:開いているすべてのSCOを含む、現在の答案の現状を保存します (SCORM 4th Editionのみ)
  • すべて終了:答案を終了します (SCORM 4th Editionのみ)
  • 選択可能:受講生がすべて中断またはすべて終了を選択できるようにします(SCORM 4th Editionのみ)

コミュニケーション設定

コミュニケーション設定はコンテンツプレーヤーがサーバーと対話する方法を指定します。この設定は、受講生のコンピュータとサーバーの間にレポートされたタイムアウトまたは通信エラーがある場合に調整する必要があるかも知れませんが、変更できるのは管理者または経験を積んだSCORM開発者のみです。

オプション
オプション機能
試行失敗の最大回数:エラーを宣言する前に、サーバーに対してランタイムデータの更新を試行する最大回数を設定します。この数値を超えると、エラーメッセージが表示されます。
コミットの頻度ランタイムデータがサーバに更新される頻度を、ミリ秒で指定します。コース完了などのイベントによっては強制的に更新させます。

デバッグオプション

デバッグオプションはログ情報をさまざまなSCORMサブシステム内に記録するかどうか、また、その大きさを指定します。

コースコンテンツの再生またはプレゼンテーションの問題あるいはエラーが発生した場合には、デバッグオプションを有効にし、教員、その管理者、または、SCORMのサポート専門家がメッセージログをレビューできるようにしておくことは、多くの場合にトラブルシューティングと問題解決の基本ステップとなります。履歴オプションを使用してルーティン(非エラー)ステータス詳細を記録しておくことも有効な情報の入手に役立ちます。

オプション
オプション機能
デバッグオプション関連する各々のSCORMサブシステム内で実行するログ収集のレベルを指定します:コントロール(全体のシステム機能)、ランタイム(SCOの起動と操作)、またはシーケンシング(SCOの外側とSCO間で何が発生しているか)
  • [オフ]:デバッグログメッセージを記録しません。
  • 監査:基本デバッグログメッセージを記録します。
  • 詳細::監査レベルのログメッセージが、その他の詳細メッセージと共に記録されます。
タイムスタンプを含めるデバッガログファイルのイベントにタイムスタンプを記録するかどうか指定します。

履歴オプション

履歴オプションは、SCORMコンテンツパッケージコースコンテンツに関するルーティン(非エラー)ステータス情報をログ記録するかどうか、する場合はその大きさを指定します。

オプション
オプション機能
履歴のキャプチャコンテンツパッケージが各試行についての情報を送り返すかどうかを指定します。
詳細履歴のキャプチャコンテンツパッケージが各試行についての詳細情報を送り返すかどうかを指定します。

その他の行動のオプション

オプション
オプション機能
制限時間受講生がコンテンツパッケージを使用することを許可された合計時間(分)です。指定された時間を過ぎると、受講生は自動的に終了させられ、成績とステータスが現在の完了の状況から計算されます。この値をゼロ (0) に設定した場合は、時間制限はありません。