この情報は、元のユーザエクスペリエンスにのみ適用されます。

コンテンツエディタへのフォントの追加

新しいフォントフェースをコンテンツエディタに追加できるのは、3900.0.0より前のバージョンのみです。

新しいフォントフェースをコンテンツエディタに追加することで、コースのテキストをより幅広い方法でユーザに表示できます。コンテンツエディタにフォントフェースを追加すると、Blackboard Learn内でコンテンツエディタが表示されるところならどこでも、新しい方法でテキストをフォーマットできるようになります。

エンドユーザが新しいフォントを表示するには、フォントが各ユーザのコンピュータにインストールされている必要があります。各ユーザのブラウザにも設定されている必要があります。詳細については、「コンテンツエディタ」を参照してください。

コンテンツエディタに新しいフォントを追加するには、言語パック内のファイルを編集し、その言語パックをユーザが利用できるようにします。要件に応じて、2つのリソースファイルのうち1つを変更できます。font.additionキーを編集して、新しいフォントを追加します。または、font.overrideを編集してデフォルトのフォントセットを上書きし、追加したフォントが、コンテンツエディタの利用可能なフォントのドロップダウンリストにアルファベット順で表示されるようにします。サポートする各言語パックについて以下の手順を繰り返します。以下の手順に従って、新しいフォントフェースまたはフォントフェースのセットをコンテンツエディタに追加します。

  1. 管理パネルの[ツール/ユーティリティ]で、[言語パック]を選択します。
  2. English(United States) (英語 (米国)) など、使用中の言語パックのメニューを開きます。
  3. [エクスポート]を選択して、zipファイルをローカルコンピュータに保存し、ファイルを保存した場所を記録します。
  4. ZIPファイルを解凍します。解凍したファイルには、manifest xmlファイルと、エクスポートした言語パックの名前が付いたフォルダが含まれています。

    manifestファイルを開いたり編集したりしないでください。インポートを正しく機能させるには、manifestファイルを変更せずに編集した言語パックのzipファイルに含める必要があります。

  5. このフォルダでbb-vtbe-tinymce.propertiesファイルを探して、テキストエディタで開きます。
  6. font.overrideまたはfont.additionの前にある#記号を削除します。両方のキーを同時に使用することはできません。font.overrideが優先されます。
  7. 必要に応じてフォントを追加します。フォントの名前はセミコロンで区切ります。以下の例を書式設定に使用できますが、#記号はどちらか一方のキーについてのみ削除してください。

    #font.addition=Book Antiqua=book antiqua,palatino;Dax Bold=dax-bold-webfont;Bradley Hand ITC Regular=bradley-hand-itc-regular;Open Dyslexic=OpenDyslexic

    #font.override=Andale Mono=andale mono,times;Arial=arial,helvetica,sans-serif;Arial Black=arial black,avant garde;Book Antiqua=book antiqua,palatino;Calibri=calibri;Comic Sans MS=comic sans,comic sans ms,sans-serif;Courier New=courier new,courier;Georgia=georgia,palatino;Helvetica=helvetica;Impact=impact,chicago;Open Dyslexic=OpenDyslexic;Symbol=symbol;Tahoma=tahoma,arial,helvetica,sans-serif;Terminal=terminal,monaco;Times New Roman=times new roman,times;Trebuchet MS=trebuchet ms,geneva;Verdana=verdana,geneva;Webdings=webdings;Wingdings=wingdings,zapf dingbats

  8. bb-vtbe-tinymce.propertiesファイルを保存します。
  9. ロケールコードフォルダをzipファイルに圧縮します。

    zipファイルは、ダウンロードしたバージョンに合わせて正確に設定する必要があります。フォルダ構造とファイル数が完全に一致していなければなりません。zipファイルが一致しないと、新しい言語パックはアップロードされず、エラーメッセージが表示されます。

    Mac OSのネイティブの圧縮アプリケーションでは、非表示のファイルが追加され、アップロードが失敗する原因になります。互換性のないzipファイルによるアップロードエラーを防ぐために、Win Zip for WindowsやYemuzip for Macなどのzipアプリケーションを使用することをお勧めします。

  10. [言語パック]ページに戻ります。
  11. [インポート]を選択します。
  12. [参照]をクリックし、ローカルコンピュータ上にある更新済みの言語パックのzipファイルを選択します。[名前]および[コード]ボックスに、選択したカスタムロケールコードを入力し、[送信]をクリックします。
  13. [言語パック]ページで、メニューから[管理]を選択して、新しい言語パックをユーザが利用できるようにします。次に、利用可否の設定のオプションを選択して[送信]をクリックします。
  14. 新しい言語パックがシステムのデフォルトではない場合は、各コースのユーザがこの言語パックを利用できるようにする必要があります。コースのコントロールパネルで[プロパティ]を選択し、ドロップダウンリストから新しい言語パックを選択します。

    コースで言語パックが指定されていない場合、ユーザは[個人設定]から言語パックを選択する必要があります。

変更内容をテストするには、コンテンツエディタを含むページに移動します。たとえば、コンテンツエリアに、コンテンツエディタにアクセスする項目を作成するとします。コンテンツエディタで、[フォント]メニューに新しいフォントが表示されることを確認します。

フォントを選択してテキストを入力します。フォントがコンピュータに存在しない場合、選択したフォントでテキストが表示されないことがあります。この場合は、コンテンツエディタのツールバーから[HTMLコードビュー]を選択して、テキストが適切なフォントでラップされていることを確認します。