ロールにより、ユーザがBlackboard Learn内でできる操作とできない操作が決まります。管理者はロールを使用して、権限を、ユーザアカウントに割り当てることができるセットにグループ化します。ロールに関連付けられた各ユーザは、そのロールに含まれるすべての権限を持ちます。

1つのユーザアカウントに複数のロールが割り当てられた場合、そのユーザには、割り当てられたすべてのロールに含まれるすべての権限が付与されます。一例として、次のシナリオを考えてみてください。あるユーザアカウントには、コースの[コントロールパネル]へのアクセス権を含まない、あるロールが割り当てられています。ただし、このユーザには、コースの[コントロールパネル]へのアクセス権を含む別のロールも割り当てられています。割り当てられたロールには含まれていませんが、このユーザには[コントロールパネル]へのアクセス権が付与されます。


デフォルトのロール

Blackboard Learnのインストール時に、標準のロールがいくつか作成されます。管理者は、これらのデフォルトのロールを編集できます。

デフォルトのコースロールおよび教育機関ロールは、「学生」や「ゲスト」などの同じ名称でいくつか存在します。教育機関ロールでの「学生」は、コースロールの「学生」と同じものではありません。

システムロール

システムロールは、ユーザに割り当てられた管理者権限を制御します。これによって、管理者は、管理者権限と機能をBlackboard Learnの他のユーザと共有できます。

システムロールの管理の詳細

コースおよびコミュニティのロール

コースおよびコミュニティのロールは、コースまたはコミュニティ内のコンテンツおよびツールへのアクセスを制御します。各ユーザは、参加している各コースまたはコミュニティのロールに割り当てられます。たとえば、あるコースでティーチングアシスタントロールを持つユーザが、他のコースでは学生ロールを持つ場合もあります。教員はこれらのロールを使用して、コースを保守する責任を一部分散できます。

コース/コミュニティロールの管理の詳細

教育機関ロール

教育機関ロールは、Blackboard Learnへのログイン時に、どのブランド、タブ、およびモジュールをユーザに表示するかを制御します。教育機関ロールは、コンテンツ管理ファイルおよびフォルダへのアクセスの許可または拒否も行います。すべてのライセンスにおいて、デフォルトセットでは、限られた種類の教育機関のロールしか利用できません。Community Engagement機能へアクセス権が付与されている組織は、新しい教育機関ロールを追加できます。

教育機関ロールの管理の詳細


カスタムロールのスタートガイド

Blackboard Learnには、システム、教育機関、コースレベルのデフォルトのロールが多数用意されています。教育機関のニーズによっては、それらのロールあるいは権限をカスタマイズする必要があります。下記のスタートガイドをご覧いただき、要件の定義、ロールの開発、自身の所属教育機関への実装にお役立てください。

要件の収集

新規ロールを作成する方法は、要件によって異なります。たとえば、既存の採点者ロールとほぼ同じで若干異なる新規ロールを作成する必要がある場合、既存のロールをコピーして少しの変更を行えば、目的のロールを簡単に作成できます。あるいは、Blackboard Learnの特定部分へのアクセス権をユーザに付与する必要がある場合は、すべての権限を削除してから権限を1つずつ加え直してロールを構築するほうが簡単かもしれません。

システムと教育機関のロールに関しては、既存の権限を土台にすることなく一からルールを構築することができますが、コースロールの場合、一から構築する方法はありません。一からコースロールを構築したい場合には、あるコースロールをコピーした後、関連付けられているすべての権限を修正あるいは削除します。

新規ユーザロールを計画する際に役立つ確認事項 :

  1. 新規ロールの目的は何か?
  2. 今の状況に当てはまりそうな既存のロールはあるか?
  3. 新規ロールに最も関連しているロールはどれか?
  4. このロールでは、アプリケーションのどの部分を表示できるべきか?
  5. このロールでは、アプリケーションのどの部分を操作、変更できるべきか?
  6. このロールに必要なのは、システムレベルのアクセス権 (管理パネルなど) か、あるいはコースのみに限定されたアクセス権か?
  7. このロールには、学生データへのアクセス権は必要か?成績、連絡先情報、登録などの情報を、このロールのユーザによって表示あるいは操作可能とする必要はあるか?

Blackboard Learnで教育機関の階層を使用している場合は、カスタムのシステムロールを作成して、ユーザが管理パネル内の教育機関の階層にのみアクセスできるようにすると便利です。

ロールの設定

開始する準備はできましたか?要件を収集した後、方向性を決定します。

新規ロールで実現したい内容に最も近いロールをコピーします。

コースロールのコピーの詳細

システムロールのコピーの詳細

権限が一切ない、まったく新しい教育機関ロールまたはシステムロールを作成することも可能です。

教育機関ロールの作成の詳細

システムロールの作成の詳細

ロールのテスト

新規ロールのテストに使用するユーザアカウントを作成します。たとえば、教育機関ロール、システムロール、あるいはコースロールごとにテストユーザアカウントを作成し、テストユーザとしてログインして、Blackboard Learnにアクセスしたときにどのロールのユーザに何が表示されるか確認します。

教育機関ロールをゲストに設定したテストユーザを作成して、未認証ユーザが表示できる内容をプレビューすることをお勧めします。ゲストの教育機関ロールは、ログインしていないときにBlackboard Learnに表示されるコンテンツを制御するロールであるため、このロールを変更すると重大な影響が生じるおそれがあります。


権限の説明スプレッドシート

Blackboard Learnには、教育機関のニーズに合わせてさまざまなロールに適用可能な管理者権限が多数用意されています。参考用に、Blackboardは包括的な「管理者の権限と説明」スプレッドシートを作成しました。管理者の権限およびその説明がまとめられています。

このスプレッドシートには、Blackboard Learn 9.1 Q2 2019リリース (3700.0.0) 時点での最新情報が反映されています。

「権限の説明スプレッドシート」では、各権限でデフォルトでオン/オフになっている設定を確認できます。いくつかの権限がグループ化されており、1つのまとまりとしてロールに割り当てる必要があります。

このスプレッドシートは、ロールを設計するときに有益な参考資料になります。たとえば、カスタムロールを作成する基礎としてデフォルトのシステムロール/コースロールをコピーする場合、このスプレッドシートを見ることで、デフォルトでオンの設定とデフォルトでオフの設定、および各権限の目的がわかります。このスプレッドシートを参考にすると、システムロールの作成やコピーやコースロールの権限の管理に役立ちます。

Outcomes Assessmentの権限は含まれていません。

スプレッドシートには、次のシステムロールの初期設定がまとめられています。

  • コミュニティ管理者
  • コース管理者
  • 世話役
  • ゴールパフォーマンスビューア
  • ゴール管理者
  • ゲスト
  • 学習環境管理者
  • なし
  • オブザーバー
  • アセスメント管理者
  • アセスメントマネージャ
  • ルーブリックマネージャ
  • サポート
  • アンケート作成者
  • システム管理者
  • システムサポート
  • ユーザ管理者

スプレッドシートには、次のコースロールの初期設定がまとめられています。

  • コース作成者
  • 世話役
  • 採点者
  • 教員
  • 受講者
  • ティーチングアシスタント
  • ゲスト

Learn Guest Account can't be enrolled in courses


Guest Account can't be enrolled in courses

Previously, when an unauthenticated user accessed Blackboard Learn and the "Enable Guest" property was enabled they were associated with the "Guest" account. Instructors were able to enroll this "Guest" account in courses and organizations, circumventing application entitlement handling.

This account is a unique Blackboard System Level account that was never intended to be enrolled. Allowing this account to be enrolled meant possible data exposure to unauthenticated users as multiple un-authenticated users could be associated with the account.

Therefore, we removed the ability for the "Guest" account to be enrolled in courses stopping potential data exposure concerns between unauthenticated users. Existing "Guest" account enrollments will remain and be visible to instructors and administrators so they can clean up these existing enrollments through the user interface.