スペースについて

スペースツールを使用すると、ユーザは一時的なコミュニケーションおよびコラボレーション用のグループスペースを作成できます。用途は、学習グループ、同じ興味を持ったグループ、またはその他の非公式な学習目的です。個々のスペースには、そのスペースのメンバが投稿したり、他のメンバとコミュニケーションできるウォールがあります。これらのウォールの投稿は、各メンバの投稿ツールにまとめられるので、いつでも、進行中の会話の最新情報が把握できます。

ユーザが、自分のウォールを作成するのには1分もかかりません。ユーザは、教員や管理者を通じてスペースを作成する必要はありません。ただ、My Blackboardのスペースツールに進み、[スペースの作成]を選択するだけです。ユーザは、同じ教育機関、またはグローバルネットワーク全体から、他のユーザが作成したスペースを検索して参加することもできます。

Blackboard Learnで、グループ、コミュニティ、およびスペースの違いは何ですか?

グループツールは、個々のコース内で教員が学生のグループを定義および管理するためのツールです。グループ課題用として、既存のコースツール (例:ブログ、Wiki、日誌、掲示板など) と同様の高機能性を実現しています。

コミュニティは、コースの外部に存在するフル機能のコラボレーションエリアで、コース環境と同様の多彩な機能を持っており、常置のクラブ、グループ、委員会、組織などに最適です。

スペースは、コースの外部に存在するライトなコミュニケーションおよびコラボレーション用の領域で、ユーザにより一時的に作成され、非公式なラーニング、(例、スタディグループ)、同好会、およびコミュニティの構築などの用途に最適です。最も重要なのは、スペースには、グローバルラーニングネットワーク全体から異なる教育機関のユーザを追加できるので、他のBlackboard Learnの機能では実現できない複数の教育機間にまたがるコミュニケーションおよびコミュニティの構築手段が得られるということです。

これらのツールは、異なるシナリオおよびユーザのニーズに対応するものであるため、Blackboard Learnでは、これら3つのツールが提供され続ける予定です。


保存

スペースはクラウドベースのため、Blackboardクラウドに保存されます。そのため、スペースは、お使いのBlackboard Learnのストレージ容量に影響しません。

ソーシャルプロフィールおよびソーシャルツールを提供開始する時点で、Blackboardのインフラストラクチャには、米国ヴァージニア州レストンにあるBlackboard Managed Hostingデータセンターと、Amazon Webサービス (AWS) インフラストラクチャでホストされているサービスおよびコンポーネントが両方とも含まれます。プロフィールおよびソーシャルデータは、米国にあるAWSでホストされているコンポーネントに置かれる予定です。現在、クラウドサービスデータはすべて、米国内でホストされています。

クラウドベースのサービスの利点の1つは、複数のインフラストラクチャプラットフォームの活用を可能にする柔軟性を備えていることです。これにより、インフラストラクチャプラットフォームを通じて、サービスの配置の詳細を時間の経過に伴い変更していくことが可能になります。


プライバシーオプション

スペースには、次のような異なるプライバシー設定があります。

  • すべてのBlackboardユーザ - Blackboard Learnユーザは誰でも、このスペースを見つけて参加できます。
  • 保護 - Blackboard Learnユーザは、誰でもこのスペースを見つけられます。ユーザは参加をリクエストしたり、参加の招待を受けることができます。スペースマネージャが、すべてのメンバを承認します。
  • プライベート - このスペースは、そのスペースのマネージャおよびメンバ以外が検索しても表示されません。ユーザを招待して参加させる必要があります

スペースのデフォルト設定は[保護]です。システム管理者は、特定のプライバシー設定を制限したり、またはデフォルト設定を変更できません。これらの設定は、クラウドベースのグローバルラーニングネットワークに接続しているすべてのLearn教育機関で同一であるためです。


不適切なコンテンツのスペースを監視

スペースは、プロフィールと同じ方法で監視および報告できます。ユーザは誰でも、スペースから[レポート]を選択して、スペースを報告するためのフォームに記入できます。

スペースは、特定のBlackboard Learnインスタンスに関連付けられているため、スペースが報告されると、(どのBlackboard Learnインスタンスから) 誰がレポートしたのかに関係なく、システム管理者に通知されます。管理者は、管理パネルの[クラウド管理]の下にある[レポートされた項目]から、アクションを実行したり、報告されたスペースをブロックできます。スペースがブロックされると、そのスペースは、グローバルラーニングネットワーク全体でブロックされます。これは、プロフィールの場合と異なります。システム管理者がプロフィールをブロックした場合、そのプロフィールは同じLearnインスタンスのユーザに対してしかブロックされません。


外部ユーザ

スペースはBlackboard Learn教育機関のグローバルラーニングネットワークの一部であるので、ユーザがスペースに参加するためにはBlackboardプロフィールを作成する必要があります。このネットワークは、Blackboard Learnインスタンスのユーザアカウントを持ち、ソーシャルプロフィールおよびソーシャルツールが有効になっている人だけが利用できます。スペースおよびそれ以外のソーシャルラーニングツールには、Blackboard Learnのユーザアカウントのない人はアクセスできません。現在、他のプラットフォームはサポートされておらず、また、グローバルラーニングネットワークは「パブリック」に開かれていないからです。


スペースとメンバシップの表示

ユーザのプロフィールには、ユーザがメンバになっているパブリックスペースや保護されたスペースがプロフィールのサイドバーの下部に表示されます。これらのスペースはスペースの検索機能で検出できるため、プロフィールにはパブリックスペースと保護されたスペースのメンバシップのみが表示されます。プライベートスペースは招待によってのみ検出できるため、プロフィールにはプライベートスペースのメンバシップは表示されません。ユーザが参加しているプライベートスペースを他のユーザ (Learnのシステム管理者を含む) が知る方法はありません。

パブリックとプライベートすべてのスペースのリストを入手する方法はありません。パブリックと保護されたスペースは、スペースの検索機能で見つけることができますが、キーワードで検索する必要があります。パブリックと保護いずれも検出できますが、これらすべてのスペースのリストを生成する方法はありません。

そのメンバに招待された場合のみ検出できるようにするため、プライベートスペースの検索はありません。ただし、Learnのシステム管理者はLearnのインスタンスでユーザによって開始されたプライベートスペースのリストを入手できます。これは使用されているプライベートスペースすべてのリストではない点にご注意ください。すなわち、Learnのシステム管理者は、他の教育機関のユーザが作成したプライベートスペースを見る権利や権限はありません。Learn管理者は、Learnインスタンス上でユーザによって (スペースがパブリックか保護されているか、プライベートかを問わず) 不正なスペースが作成された場合レポートを受信するため、Learnインスタンス上でユーザが開始したプライベートスペースのリストが存在します。


切り離されたスペース

プロフィールとスペースはBlackboard Learnの機能ではないことに注意してください。これらはBlackboard Learnに密に統合されているクラウド環境の機能です。ただし、両方とも複数の教育機関にまたがって作られており、生涯にわたるものです。このため、これらは、LearnのユーザアカウントもしくはBlackboard Learnのインスタンスとは生涯にわたって独立しています。

同じプロフィールが同時に他のBlackboard Learnインスタンスで使用されたり、Blackboard Learnを所有する別の教育機関にユーザが移動した場合に同時に使用されたりするため、Learnでユーザの記録を削除しても、ユーザのプロフィールは削除されません。同様に、他の教育機関でプロフィールとスペースが使用されている可能性や、将来Blackboard Learnのインスタンスからユーザがプロフィールに再度接続してプロフィールとスペースを使用する可能性があるため、そのユーザによって作成されたスペースも削除されません。他のBlackboard Learnインスタンスからユーザがプロフィールに再接続した場合、ユーザは必ず以前所有していたのと同じすべてのスペースにアクセスしなければなりません。

スペースを存在させるには、マネージャが最低1人必要です。スペースの唯一のマネージャであるユーザがそのスペースから脱退する場合、システムによって、他のユーザをマネージャに昇進するか、スペースを削除するかを促す警告が表示されます。システムでは、マネージャのいないスペースの存続は許可されません。

まだ導入されていませんが、当社はスペース削除に関する方針を開発しています。すなわち、スペースが数か月間使用されていない状態が続く場合、スペースが1か月後に自動的に削除されることを伝えるメッセージがスペースのマネージャに送信されます。これにより、使用されていないスペースが検索にたくさん表示されることを防ぐことができます。


スペースの削除

プロフィールとスペースは、システム管理者の完全な管理下にあるBlackboard Learnの機能ではありません。これらは、複数の教育機関にまたがって作られており、生涯にわたるものです。このため、それらを作成したエンドユーザの管理下にあります。エンドユーザが、学習ネットワークへの生涯にわたる複数の機関にまたがるアクセスを維持することを阻止することになるため、管理者がプロフィールやスペース (さらに言えば、メッセージ) を削除することは許可されていません。