通知システムアーキテクチャ」で述べたように、通知は2つの部分から成ります。

  • 通知項目 : これには、通知のタイプ、開始日や終了日、作成されたコースといった一般的な属性が記載されます。
  • 通知の受信者 : ここで通知の実際の受信者を定義します。通常、各通知には複数の受信者が割り当てられます。

二者のうち、受信者のほうが数は格段に多くなります。


通知項目

通知項目は次の状況において削除されます。

  • 対応する項目が削除されるか、利用不可能になった場合。
  • 親コースが削除される場合。

このため、通知項目は頻繁には削除されません。Blackboard Learnは、ほとんどの場合経理上の理由から長期にわたってこれらの項目を保持しすぎて失敗します。


通知の受信者

通知の受信者は次の場合に削除されます。

  • 関連付けられた通知項目が削除される。
  • ユーザが明示的にいずれかのビューから通知を削除する。
  • 通知の上書きにより、通知が置き換えられる。たとえば、同一のユーザと課題に対する提出した課題の通知が課題の期日の通知に置き換えられるとします。
  • 一定の時間が過ぎると、その通知は「古い」と見なされ、削除されることがあります。この期間はシステムとユーザレベルの両方で設定可能です。つまり、システム全体で通知の寿命を指定しますが、個々のユーザはそれぞれのスケジュールで通知の消去を選択できます。

一部の受信者は名前のみ削除されます。つまり、関連する記録は実際には保存されますが、[削除 ]のステータスのマークが付けられます。