管理者は、コンテンツ管理のユーザインターフェイスのセットアップおよびスタイルに変更を加えることができます。これらの設定には、コンテンツエリア、ツール、およびカタログ操作があります。インターフェイスをカスタマイズする前に、コンテンツ管理領域とツールを特定できるようにしておきます。これらの領域とツールには以下の項目が挙げられます (ただし、これらだけに限定されるものでありません)。
- マイコンテンツやコースコンテンツなどのコンテンツエリア
- Learning Objectsカタログなどのツール
- コンテンツリストの[操作]バーに表示される、項目に対して実行可能なアクション
コンテンツ管理のオプションの最適な表示を指定するには、対象となるユーザグループや教育機関での標準という観点からユーザインターフェイス要素を検討してください。
カスタマイズの計画
教育機関の色
大部分の教育機関では、色のセットを含む方針が確立されています。Blackboard Learnでは、[コンテンツ管理]メニューを含む全体にわたって、色のカスタマイズが可能です。色の選択は、後で一部のツールを使用することを計画している場合でも、すべてのツールに対して一度に行うことをお勧めします。この方策により、色の選択が1回のタスクになります。
コントラストが高い色にすると、テキストが読みやすくなります。教育機関の色が互いに読みにくい場合は、黒色または白色の使用を検討してください。
ツール
システム上の特定のツールの使用に影響し得るポリシー決定を検討してください。ポータルクライアントは、ポリシー決定およびシステムの展開計画に基づいて、教育機関の特定のロールに対してツールを利用可能することを検討できます。
規則
ファイル共有、著作権法による特定のファイルタイプの使用、ハードドライブスペースと利用可否の設定についての規則を検討してください。コンテンツ管理をセットアップする前に、関係者とこれらの規則について検討してください。
用語
使用するツールを表示する際には、適切な教育機関の命名規則を検討してください。たとえば、教育機関が「コース」ではなく「セクション」という用語を使用する場合、この領域に適切な名前はクラスコンテンツとなります。教育機関が別の名前でLearning Objectsカタログを拡張している場合、ツールボックスヘッダーとショートカットラベルにその名前を使用します。
操作バーのカスタマイズ
管理者は、[コンテンツリスト]の操作バーに表示されるアクションをカスタマイズできます。コンテンツリストに表示されるものとして、Webフォルダ/共有場所、コピー、削除、ワークフローアクティビティなどがあります。Webフォルダ/共有場所は、ツールおよびアクション項目です。
操作バーにこの機能を表示するかどうかは、[コンテンツリスト表示オプション]ページで選択します。ただし、ツールのシステムの利用可否の設定は、[管理パネル]の[Webフォルダ/共有場所]リンクで扱われています。
Webフォルダ/共有場所がシステムで利用不可になっている場合、操作バーのユーザ表示からそのアクション項目を削除しておくことをお勧めします。
ツールおよびアクションのカスタマイズ
コンテンツ管理の各活動タイプは、アクションまたはツールと見なされます。アクションは、コピー、移動、削除など、コンテンツ管理に保存されているアイテムに対して実行されます。ツールは、1回または連続するアクションの操作で、Learning Objectsカタログなど、[コンテンツ管理]メニュー (ブラウザの左フレーム) に表示されます。
ツールおよびアクションは、システム全体でカスタマイズおよび制限できます。コンテンツ管理で利用可能なツールを設定するには、管理パネルの[Content Management]メニューに移動します。