ユーザが最初にコンテンツ管理に入る場合、そのユーザの名前を持つフォルダがユーザのディレクトリ内に自動的に作成されます。管理者は、[バーチャルハードドライブ]ページで、これらのフォルダがどのロールのために作成されるかを選択できます。たとえば、管理者は、学生用ではなく、教員用のフォルダが作成されるように選択できます。ユーザには自分のフォルダへのフルアクセス権が与えられます。これらのアクセス権には、読み取り権、書き込み権、削除権、および管理権が含まれます。

管理者は、[初期設定フォルダ作成設定]ページで、これらのフォルダの初期設定ディスク容量を選択できます。詳細については、「初期設定フォルダ作成設定の指定」を参照してください。

ユーザIDがスナップショットコマンドラインツールから変更される場合、そのユーザのバーチャルハードドライブフォルダの場所も変更されます。コンテンツとアクセス権はすべて、そのまま維持されますが、そのユーザに属するバーチャルハードドライブを指すショートカットまたはWebフォルダ/共有場所を更新する必要があります。

スナップショットコマンドラインツールの詳細

Webフォルダおよび共有場所のWebDAVの構成の詳細


バーチャルハードドライブ設定の構成

  1. [管理パネル]の[Content Management]で、[コンテンツ管理の設定]を選択します。
  2. [バーチャルハードドライブ]を選択します。以下の表に使用できるフィールドを示します。
バーチャルハードドライブ設定
フィールド 説明
バーチャルハードドライブの利用可否の設定
システムの利用可否の設定 [はい]を選択すると、ユーザ検索ツールにフォルダが自動的に作成されます。
利用可能 ユーザ検索ツールのフォルダは、[選択したロール]ボックスに表示されているロールを持つユーザに、自動的に作成されます。[ロールの選択]ボックスからロールを選択し、矢印を使用して、選択したロールを[選択したロール]ボックスに移動します。

システムの利用可否の設定の変更

システムの利用可否の設定を変更すると、ユーザがマイコンテンツ内の自分のフォルダにアクセスできるかどうかに悪影響を与える場合があるため、管理者は、設定を変更する場合、特に慎重に作業する必要があります。このオプションが最初に[はい]に設定されていて、ユーザが項目を追加した後で[いいえ]に変更されると、そのコンテンツは表示されなくなります。コンテンツはシステムから削除されませんが、ユーザはアクセスできなくなります。システムの利用可否の設定がリセットされて[はい]になると、ユーザコンテンツは再び表示されます。


ロールの削除

システムからロールを削除する場合、そのユーザグループのフォルダの作成設定は無効化されます。ロールが作成された場合、たとえ同じロール名を使用していたとしても、フォルダの作成設定は、設定し直す必要があります。