管理者は、ユーザに利用可能にする前に、eReservesを有効にする必要があります。eReservesが有効になると、各コースのフォルダがこの領域に生成されます。
eReserveを有効にする
- [管理パネル]の[Content Management]で、[コンテンツ管理の設定]を選択します。
- [eReserves]をクリックします。
- [はい]を選択します。
- [送信]を選択します。
管理者は、いつでもeReservesを有効にできます。ユーザがコンテンツ管理をすでに盛んに使用している場合で同様です。コンテンツ管理が使用されるようになった後でeReservesが有効にされた場合、eReserves内のコースフォルダは、教員、ティーチングアシスタント、またはコース作成者のロールを持ったユーザが最初にコンテンツ管理にアクセスするときに生成されます。
eReserveを無効にする
eReserves機能が無効化されると、新しいコースのフォルダは自動的に作成されなくなります。既存のコンテンツはeReservesから削除されませんが、領域が、左側のナビゲーションエリアの[ライブラリ]の下に表示されなくなります。
eReserves機能を1度オフにしてから、後でオンにした場合、(オフのときに)表示されていなかったコースフォルダは教員、ティーチングアシスタント、またはコース作成者が最初にコンテンツ管理にアクセスしたときに表示されるようになります。
eReserveコースフォルダの作成
管理者はcreate-course-directoryコマンドラインツールを使用して、コースのディレクトリをコンテンツ管理に作成し、さらに対応するフォルダをeReservesに作成できます。このツールは、eReserveフォルダをあらかじめアクティブ化しておく場合に特に有用です。このツールの使用例の1つとして、ライブラリ管理者が学期の開始前に教材をアップロードできるようにすることが挙げられます。
このコマンドラインツールを実行する前に、そのコースがBlackboard Learn内に存在している必要があります。
コマンド構文
create-course-directory コースID
コマンドラインでこの構文を使用した場合、create-course-directory history100は、history100のコースディレクトリを作成します。
自動フォルダ作成
管理者がコマンドラインツールを使用してeReserveコースディレクトリを作成しない場合、eReserve内のコースフォルダは、教員、ティーチングアシスタント、またはコース作成者のロールを持つユーザが最初にコンテンツ管理にアクセスするときに自動的に生成されます。この時点で、そのコースに登録しているすべてのユーザはeReservesのコースフォルダを表示できます。
教員、ティーチングアシスタント、またはコース作成者がコンテンツ管理にアクセスする場合は常に、これらの権限を所有するすべてのコースが、/coursesフォルダおよび/eReserves/coursesフォルダに同時に生成されます。
ライブラリ管理者ロール
Blackboard Learnのライブラリ管理者とは、eReserve内のフォルダのフルアクセス権を有するユーザです。管理者は、ユーザをライブラリ管理者のロールに割り当てて、eReservesコンテンツを管理するためにフルアクセスを付与する必要があります。
教員、ティーチングアシスタント、コース作成者もまた、登録しているコースのeReservesコースフォルダのフルアクセス権を有します。その他のすべてのユーザは、ゲストおよびオブザーバーを除き、この領域の読み取りアクセス権があります。また教員は、eReservesから項目を自身のコースに追加できます。