多くの場合、コースは複数回提供されます。Blackboard Learnでは、複数のコースを結合して、複数のセクションとクロスリストに存在するコースを一元管理できます。


マルチセクション管理について

場合によって、教員は1つのコース内の複数セクションを指導します。システム管理者はそれらのコースのユーザリストを1つのマスタコースに結合できます。ユーザリストを結合することにより、1つのコース内の複数セクションを指導する教員は、コースのすべてのセクションについて、コンテンツ、コース管理、および通信タスクを一元管理できます。

コースの結合ツールは、アプローチとしては一般的なものであり、その適用性および妥当性については、現地の法律およびポリシーによって異なります。米国の教育機関の多くはFERPAの意味について、共通となるセクションの結合は容認されると解釈しています。これは対面の状況において、学生は顔を合わせて互いにやり取りすることになるからです。同じくこのような教育機関の大半は、インタラクティブツールが設定されていなければ学生はセクション外の情報を把握できないため、FERPAが共通ではないセクションの結合を制限していると判断しました。これにより、ユーザ一覧などをオフすること、メンバーシップがセクションをまたがない場合はやり取りをグループに制限することが必要となる可能性があります。コースの結合ツールについて使用を検討している場合は、ポリシーを確認し、また適切な使用、ポリシー、ツール設定を決めるときに教育機関の法律顧問に確かめる必要があります。

子コースの結合と分割を行う方法の詳細


クロスリストについて

教育機関は一般的に、1つのコースを複数のプログラムで提供します。たとえば、上級文学のコースを英語課程とジャーナリズム課程の単位にできることがあります。教員と教務課には、1つのコースで使用される学生の登録、採点、およびコンテンツを管理する課題があります。クロスリストとは、複数のコース/セクションを1つの統合コースとして提供することでます。物理的な観点では、各自の時間割には異なるコースがリストされた学生が、同じクラスルームで同じ時間に授業を受けます。Learnの観点では、学生の[コース]タブには自分が登録しているコースが表示されますが、クリックして開始するコースは、結合されているコース全体にわたってその他すべての学生と共有しているコースコンテンツです。

コースのエクスポート、アーカイブ、リストアの詳細