Blackboard Learnでコースのエクスポートとアーカイブを実行することには、明確な目的が2つあります。
- 新しい学生群に指導するためにコース教材を後で再利用する場合に、コースをエクスポートします。
- コースの記録を保持するために、コースをアーカイブします。
テンプレートとエクスポートパッケージからのコースの作成 (コースのインポート) の作詳細
コースをエクスポートすると、コースパッケージと呼ばれるコースコンテンツのZIPファイルが作成されます。コースパッケージをBlackboard Learnにインポートして、同じコンテンツを持つ新しいコースを作成できます。コースをエクスポートすると、コースコンテンツのみが含まれます。エクスポートには、ブログの投稿や成績などのユーザ対話のデータは含まれません。
コースをアーカイブすると、アーカイブパッケージと呼ばれ、コースコンテンツとユーザ対話のデータを含むZIPファイルが作成されます。アーカイブパッケージをリストアできますが、ユーザ対話のデータもすべてリストアされるので、コースを再び指導するためには使用できません。アーカイブパッケージは、安全な場所に保存してください。
コースパッケージやアーカイブパッケージは、解凍したり、抽出したりしないでください。パッケージからファイルを削除したり、パッケージに含まれるファイルをインポートしたりしないでください。コースのインポートまたはリストアは、パッケージがエクスポート時の状態のままである場合にのみ可能です。ZIPファイルを編集してからパッケージのインポートまたはリストアを行うと、コースの動作が不安定になり、予測不能になります。
旧バージョンのBlackboard Learnから、現在のバージョンにコースをインポートしたり、パッケージをアーカイブしたりできます。ただし、新しいバージョンからエクスポートしたパッケージを旧バージョンにインポートすることはできません。
必要なユーザアクセス権
コースのエクスポート時またはアーカイブ時にコースファイルをコースパッケージに含めるには、パッケージを作成するユーザにコースフォルダの管理権が必要です。
コースのインポート時またはリストア時に、コースパッケージからコースファイルを宛先フォルダに追加するには、操作を実行するユーザにコースフォルダの管理権が必要です。
所属教育機関がContent Managementにアクセスできる場合、読み取り権を持つユーザは、インポート/エクスポートまたはアーカイブ/リストアの実行時にコースファイルへのリンクを含めることができます。管理権を持つユーザは、コースファイルへのリンク、およびコースファイル自体のコピーを含めることができます。
コースのインポートまたはリストアを行うユーザに管理権がない場合、一部のパッケージコンテンツが正常にアップロードされないことがあります。
パッケージの作成時に含められなかったファイルへのリンクは、パッケージのインポートやリストアの実行後に機能しなくなります。たとえば、コース領域がテストにリンクされているがパッケージにテスト、アンケート、およびプールを含めなかった場合、テストへのリンクは新しいコースで機能しません。
すべてのコースユーザは、パッケージに含められたコースコンテンツの読み取り権を持ちます。以下のロールを持つユーザは管理権が付与されます。
- 教員
- コース作成者
- ティーチングアシスタント
コンテンツタイプの利用可否の設定
Blackboard Learn 9.1 SP 4より前のバージョンでは、コースのエクスポート時やアーカイブ時に、利用可能な項目のみがコースパッケージに含められます。SP 4より前の環境からコースパッケージをインポートすると、パッケージには利用可能な項目のみがあり、利用可能/不可の設定内容が含まれていないので、利用不可だった項目が利用可能になることがあります。Blackboard Learnは、エクスポート時に除外された利用不可のコースツールと、旧バージョンには存在せずデフォルトで利用可能に設定された新しい項目を区別することができません。Blackboard Learn 9.1 SP4以降のバージョンでは、コースレベルで行われる利用可能と利用不可の両方の正確な設定が、エクスポートパッケージ内で追跡され、維持されます。
コースのアーカイブ
ユーザが作成したエクスポートおよびアーカイブのパッケージは、作成日から30日後に有効期限が切れて自動的に削除されます。有効期限日は、パッケージの作成時とダウンロード時に表示され、コースのコースパッケージリストビューでも確認できます。
アーカイブパッケージには、次の命名構造があります。
ArchiveFile_Course_ID_date/time_stamp.zip
Blackboardパッケージフォーマットは、Blackboard Learnに固有なコンテンツタイプをサポートするように拡張されたIMS Content Packaging Specificationに従っています。
- [管理パネル]の[コース]セクションで、[コース]を選択します。
- [アクションのバックアップ]を選択し、[コースのアーカイブ]を選択します。
- [ソースコースID]ボックスに有効なコースIDを入力します。正確なコースIDがわからない場合は、[参照]を選択してコースを検索します。詳細については、「コースの検索」を参照してください。
- 成績管理の履歴を含めるには、コースIDに続くチェックボックスを選択します。このオプションを選択するとファイルサイズが増加し、処理の時間も長くなります。
- [添付ファイル]セクションで、コースファイルへのリンクのみを含めるか、コースファイルコンテンツへのリンクやコピーを含めるかを選択します。
[コンテンツの実ファイルをコピー]を選択した場合、[サイズの計算]を選択して、パッケージサイズが表示されている[許容パッケージサイズ]を超過しないことを確認します。パッケージからファイルとフォルダを削除するには、[パッケージコンテンツの管理]を選択します。
- [送信]を選択します。Blackboard Learnはアーカイブパッケージを作成し、管理者のBlackboard LearnアカウントにEメールを送信します。このEメールには、パッケージのログファイルコンテンツへのリンクが記載されており、アーカイブパッケージが準備されていることを示します。
- 自分のBlackboard LearnのEメールアカウントに移動し、確認Eメールを受信したことを確認します。
- [管理パネル]の[コース]セクションで、[コース]を選択します。
- アーカイブするコースを検索します。
- コースのメニューを開いて、[エクスポート/アーカイブ]を選択します。[エクスポート/アーカイブ]ページには、Blackboard Learnから削除されていない、このコースのエクスポート/アーカイブパッケージがすべてリストされます。すでにダウンロード済みのパッケージも含まれます。ファイル名には、パッケージが作成された日付と時刻が含まれます。
- ZIPファイルのメニューを開いて、[開く]を選択します。
- [ファイルを開く]ダイアログで、[ファイルの保存]オプションを選択し、[OK]を選択して、アーカイブパッケージを自分のコンピュータにダウンロードします。
- オプションで、パッケージをBlackboard Learnから永久に削除するには、ZIPファイルのメニューを開いて[削除]を選択します。
SafeAssign課題は、アーカイブに含まれておらず、復元できません。詳細については、「SafeAssign」を参照してください。
関連付けリストのコースをアーカイブする方法は、親コースをアーカイブすることです。親コースのみがコンテンツを持っており、親コースのアーカイブには子コースが含まれます。子コースには登録しか含まれないため、子コースをアーカイブする必要はありません。
無効になっている登録とユーザIDが無効な登録は アーカイブパッケージに含まれていません。利用できない登録やユーザは含まれています。
コースのエクスポート
ユーザが作成したエクスポートおよびアーカイブのパッケージは、作成日から30日後に有効期限が切れて自動的に削除されます。有効期限日は、パッケージの作成時とダウンロード時に表示され、コースのコースパッケージリストビューでも確認できます。
エクスポートしたファイルをインポートして、新しいコースを作成できます。詳細については、「テンプレートとエクスポートパッケージからのコースの作成 (コースのインポート) 」を参照してください。
Blackboardパッケージフォーマットは、Blackboard Learnに固有なコンテンツタイプをサポートするように拡張されたIMS Content Packaging Specificationに従っています。
- [管理パネル]の[コース]セクションで、[コース]を選択します。
- [アクションのバックアップ]を選択し、[コースのエクスポート]を選択します。
- [ソースコースID]ボックスに有効なコースIDを入力します。正確なコースIDがわからない場合は、[参照]を選択してコースを検索します。詳細については、「コースの検索」を参照してください。
- [送信]を選択します。
- [コースのエクスポート]ページで、コースファイルへのリンクのみを含めるか、コースファイルコンテンツへのリンクやコピーを含めるかを選択します。
[コンテンツの実ファイルをコピー]を選択した場合、[サイズの計算]を選択して、パッケージサイズが表示されている[許容パッケージサイズ]を超過しないことを確認します。パッケージからファイルとフォルダを削除するには、[パッケージコンテンツの管理]を選択します。 - [コース教材の選択]セクションで、エクスポートする各コース領域とツールのチェックボックスをオンにします。各項目に含まれる内容の詳細については、「コースの作成」を参照してください。
- [送信]を選択します。
コースのリストアについて
コースをリストアすると、アーカイブされたときと同じ状態で、アーカイブパッケージがBlackboard Learnにアップロードされます。アーカイブパッケージには、コースコンテンツ、ユーザデータ、およびユーザ対話が含まれます。
アーカイブパッケージは、コースの永続レコードを提供するように設計されています。後で別の学生群を指導するためにコース教材を保存するには、コースをアーカイブするのではなく、エクスポートします。詳細については、「テンプレートとエクスポートパッケージからのコースの作成 (コースのインポート) 」を参照してください。
コースがリストアされると、アーカイブパッケージに指定されている設定およびオプションで、新しいコースで有効な初期設定およびコースメニューオプションが置き換えられます。
旧バージョンのBlackboard Learnで作成されたコースパッケージはサポートされていない場合があります。サポート対象のバージョンについては、使用しているリリースの「リリースノート」を参照してください。
コースのリストアのサイズ制限
ユーザインターフェイスからアップロードされるコンテンツのデフォルトのサイズ上限は2.5 GBです。インターフェイスを使用して2.5 GBを超えるファイルをアップロードしようとすると、エラーが表示されます。この上限は、Webフォルダまたは共有場所(WebDAV)のアップロードには適用されません。
より大きなファイルをアップロードするには、管理者がコマンドラインを使用してファイルをアップロードするか、Tomcatのデフォルトのサイズ設定を大きくします。
最大アップロード制限を増やすには、config/bb-config.properties を開き、アップロード制限パラメータを変更します。ファイルサイズのアップロード制限はTomcatと関連しているため、WebDAVアップロードには適用されません。この設定はTomcatと関連しているため、変更を反映されるにはサービスを再起動する必要があります。
[システム管理]パネルから最大アップロードパッケージサイズを増やすこともできます。[コース設定] > [デフォルトコースサイズ制限]を選択し、新しいサイズを入力するか、[無制限]を選択します。
ユーザレコードのリストア
リストアの実行時に、Blackboard Learnは、ユーザ名をEメールアドレスに対して検証し、ユーザがシステムに存在しているかどうかを確認します。
アーカイブパッケージに含めたものとは異なるEメールアドレスを持つユーザ名が存在する場合、Blackboard Learnは新しいユーザアカウントを作成します。新しいアカウントのユーザ名の後には、番号が付けられます。
同じEメールアドレスを持つユーザー名が存在する場合、Blackboard Learnは新しいユーザーを作成しません。
ユーザアカウントが存在するが、そのアカウントが無効になっている場合、Blackboard Learnは新しいユーザアカウントを作成します。システム上に別のユーザが作成されないように、元のユーザアカウントを有効にする必要があります。
例 : アーカイブパッケージは、ユーザ名がbb_userのアカウントでアップロードされます。リストアプロセスは、このユーザ名を持つユーザをBlackboard Learnから検索します。bb_userがシステムに存在する場合、プロセスは電子メールアドレスを比較します。Eメールアドレスが一致する場合、プロセスは、既存のユーザ (bb_user) を使用してcourse_usersに新しい登録レコードを作成します。Eメールアドレスが一致しない場合、新しいユーザ(bb_user1)が作成されます。
セキュリティ上の理由により、リストア中に追加されたすべてのユーザは、一次システムロールのみが割り当てられて作成されます。二次システムロールは含められません。
コースのリストア
- [管理パネル]の[コース]セクションで、[コース]を選択します。
- コースを検索します。詳細については、「コースの検索」を参照してください。
- [コースの作成]をポイントし、[リストア]を選択します。この表は使用できるフィールドを示します。[r]は、必須フィールドを示します。
コースのリストアで利用可能なフィールド フィールド 説明 宛先コースID 新しいコースIDを入力します。Blackboard Learnにより、アーカイブパッケージのデータと設定を持つコースが作成されます。 コースIDには、数字、文字、ハイフン (-)、アンダースコア (_)、ピリオド (.)を使用できます。その他の文字 (スペースを含む) は使用できません。
コースIDを、設定後に変更することはできません。
このフィールドは検索可能です。
パッケージの選択 アーカイブパッケージの正確な場所を入力するか、[マイコンピュータの参照]を選択してファイルに移動します。 コンテンツ管理ファイルのフォルダ このフィールドは、所属教育機関がContent Managementにアクセスできる場合のみ表示されます。 コンテンツ管理のファイルをリストアから除外するには、[コースファイルのデフォルトのフォルダ]を選択します。
コンテンツ管理のファイルをリストアに含めるには、[フォルダの選択]を選択します。[参照]を選択して、フォルダに移動します。Blackboard Learnがサブフォルダを作成し、コンテンツ管理のファイルをそのサブフォルダにコピーします。
- [送信]を選択します。
エクスポートおよびアーカイブログの表示
- [管理パネル]の[コース]セクションで、[コース]を選択します。
- コースを検索します。詳細については、「コースの検索」を参照してください。
- コースのメニューを開いて、[エクスポート/アーカイブ]を選択します。[コースのエクスポート/アーカイブ]ページには、Blackboard Learnから削除されていない、このコースのエクスポート/アーカイブパッケージがすべてリストされます。すでにダウンロード済みのパッケージも含まれます。ファイル名には、パッケージが作成された日付と時刻が含まれます。
- ZIPファイルのメニューを開きます。
- パッケージが作成された日付と時刻、およびステータスを表示するには、[基本ログの表示]を選択します。
- パッケージが作成された日付と時刻、ステータス、およびパッケージに含まれるコース教材のリストを表示するには、[詳細ログの表示]を選択します。
一括によるコースのエクスポート/アーカイブ/リストア
Blackboard Learnは、一度に多数のコースのインポート/エクスポートおよびアーカイブ/リストア、およびデフォルトの最大アップロード制限を超えるファイルのインポート/リストアを処理するbatch_ImportExportツールを搭載しています。
このツールは、コースIDとZIPパッケージのフルパスを含むバッチファイルを処理します。
デフォルトの最大アップロード制限
ユーザインターフェイスからアップロードされるコンテンツのデフォルトのサイズ上限は2.5 GBです。インターフェイスを使用して2.5 GBを超えるファイルをアップロードしようとすると、エラーが表示されます。この上限は、Webフォルダまたは共有場所(WebDAV)のアップロードには適用されません。
より大きなファイルをアップロードするには、管理者がコマンドラインを使用してファイルをアップロードするか、Tomcatのデフォルトのサイズ設定を大きくします。
最大アップロード制限を増やすには、config/bb-config.properties を開き、アップロード制限パラメータを変更します。ファイルサイズのアップロード制限はTomcatと関連しているため、WebDAVアップロードには適用されません。この設定はTomcatと関連しているため、変更を反映されるにはサービスを再起動する必要があります。
[システム管理]パネルから最大アップロードパッケージサイズを増やすこともできます。[コース設定] > [デフォルトコースサイズ制限]を選択し、新しいサイズを入力するか、[無制限]を選択します。
エクスポート/アーカイブ用およびインポート/リストア用のバッチファイルの作成
batch_ImportExportツールで使用するバッチファイルの各行には、コースID、およびZIPパッケージのフルパスの2つの値のみがあります。
- エクスポートまたはアーカイブの実行時には、指定したパスとファイル名を使用して、Blackboard LearnによりZIPパッケージが作成されます。
- インポートまたはリストアの実行時には、指定したパスとファイル名は、宛先コースIDに関連付けられたZIPパッケージを指します。
以下に、batch_ImportExportツールで使用するバッチファイルのコンテンツの例を示します。バッチファイルをテキスト(TXT)ファイルとして保存します。
例 : エクスポートとアーカイブ用のバッチファイル
エクスポートとアーカイブ用のバッチファイルには、各パッケージが保存されるディレクトリのパスのみが必要です。パッケージ名を含めないでください。パッケージ名を追加すると、エラーが発生します。
パッケージオプションを指定する3つのオプションのブールフラグがあります。
- オプション1: コースのホームディレクトリ内で見つかったコースファイルをアーカイブ/エクスポートするかどうかをtrueまたはfalseで指定します。値が指定されない場合、デフォルトはtrueです。
- オプション2: 成績の履歴をアーカイブ/エクスポートするかどうかをtrueまたはfalseで指定します。値が指定されない場合、デフォルトはfalseです。
- オプション3: コースのホームディレクトリ外で見つかったコースファイルをアーカイブ/エクスポートするかどうかをtrueまたはfalseで指定します。値が指定されない場合、デフォルトはfalseです。
HIST101, C:\Course_archives\,true,true,true
HIST201, C:\Course_archives\,true,,true
HIST301, C:\Course_archives\,true,false,true
HIST401, C:\Course_archives\
例 : インポートおよびリストア用のバッチファイル
インポートおよびリストア用のバッチファイルには、パッケージの名前を含む、正確なファイルパスが必要です。
HIST101, C:\Course_archives\Archive_File_HIST101.zip
HIST201, C:\Course_archives\Archive_File_HIST201.zip
HIST301, C:\Course_archives\Archive_File_HIST301.zip
HIST401, C:\Course_archives\Archive_File_HIST401.zip
HIST331, C:\Course_archives\Archive_File_HIST331.zip
バッチツールの実行
インポート/エクスポート機能およびアーカイブ/リストア機能を実行するバッチツールは、コマンドラインから実行する必要があります。このツールは、Web/アプリケーションサーバーから実行してください。コマンドの構文を以下に示します。
Windowsの構文 :
C:\Blackboard\apps\content-exchange\bin\batch_ImportExport.bat -f path_to_file -l delimiter -t operation -n virtual_hostname
ツールを実行するためのコマンドラインを開くには、cmd.exeを使用します。command.exeからツールを実行すると、エラーが発生します。
UNIXの構文 :
/usr/local/blackboard/apps/content-exchange/bin/batch_ImportExport.sh -f path_to_file -l delimiter -t operation -n virtual_hostname
Blackboard Learnがインストールされた場所によっては、Blackboardディレクトリへの正確なパスが異なる場合があります。
引数 | 説明 |
---|---|
path_to_file | バッチファイルのフルパスを指定します。 |
delimiter | 以下のいずれかの値を指定します。
|
operation | 以下のいずれかの値を大文字と小文字を区別して指定し、実行する操作を指定します。
|
virtual_hostname | ツールの実行対象であるバーチャルインストールの名前です。バーチャルインストールがない場合、またはこの引数を指定しない場合には、デフォルトのバーチャルインストールに対してツールが実行されます。 |
batch_ImportExport操作では、フィードファイルの第4列にあるオプションのtrue/falseパラメータを利用できます。このパラメータはアーカイブでのみ使用され、成績管理の履歴をパッケージに含めるかどうかを設定します。
batch_ImportExportツールのJVMヒープサイズのカスタマイズ
- ファイルbatch_ImportExport.batまたはbatch_ImportExport.shを編集のために開きます。
- $OPTSパラメータまたは%OPTSパラメータを追加して、カスタマイズしたJVMヒープサイズを含めます。構文を以下に示します。以下の例では6 GBのJVMヒープサイズを使用していますが、所属教育機関の要件に合わせて変更する必要があります。
Windowsの構文 :OPTS="%OPTS -Xmx6g"
UNIXの構文 :
OPTS="$OPTS -Xmx6g"
コースのインポートおよびリストア時にサポートされているパス
次の表に、以前の学習管理システムからエクスポートまたはアーカイブされたコースのインポートおよびリストア時にサポートされているパスを示します。認定済みのパスは、Blackboardにより十分なテストの上サポートされています。互換パスは、十分にテストされていませんが、過去のパフォーマンスから正しく動作すると考えられるものです。
コースのインポートおよびリストア時のパスには、後方互換性はありません。コースを新しいバージョンにインポートまたはリストアすることはできる場合でも、新しいバージョンから以前のバージョンにインポートまたはリストアできない場合があります。
ソース | サポート |
---|---|
Blackboard Learn 9.1 | 認定済み |
Blackboard Learn 9.0 | 認定済み |
Blackboard Academic Suiteリリース8 | 認定済み |
Blackboard Academic Suiteリリース7 | 認定済み |
Blackboard Academic Suiteリリース6 | 認定済み |
Blackboard ML | 認定済み |
Blackboard 5.5* | 認定済み |
Blackboard 5.0* | 互換性あり |
CourseInfo 4 | 未サポート |
Blackboard VistaおよびCE 8.0.5またはそれ以降 | 認定済み |
Blackboard Campus Edition 4.1.7 | 認定済み |
ANGEL LMS 7.3 | 未サポート |
ANGEL LMS 7.4 | 認定済み |
ANGEL LMS 8.0 | 認定済み |
*Blackboard 5およびBlackboard 5.5には、アーカイブ/リストア機能は含まれません。これらのリリースのコースはインポートできる場合もありますが、ユーザデータおよび対話をそのままリストアすることはできません。