この情報は、Ultraコースビューのみに適用されます。
Blackboardはすべての製品とサービスでユーザビリティとアクセシビリティに力を入れています。私たちは、障害者コミュニティのフィードバックに基づいたアクセシビリティの共有説明責任モデルを含む、積極的で多面的なアクセシビリティ戦略を採用しています。私たちは、アクセシビリティの専門家からなる国際的なチームを活用して、アクセシビリティと包括性のベストプラクティスを統合するために製品チームを指導しています。アクセシビリティで長年にわたり中心的存在であったことと合わせて、当社の製品は、国際的に認められたWeb Content Accessibilityガイドライン (WCAG) に沿って設計、開発されています。
Blackboardの標準への準拠については、Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) を使用して、ダウンロード可能な アクセシビリティ適合性レポート (ACR) ドキュメント (.docx) でさらに詳しく説明されています。
このページでは、以下の情報を提供します。
- Blackboard Learnのアクセシビリティの概要 (動画)
- 意味構造とナビゲーション
- キーボード操作
- コンテンツエディタ
- 視覚的表現とマルチメディアコンテンツ
- モーション低減設定
- 支援技術の互換性
- フィードバック
お使いの画面表示と異なる場合[Blackboard Originalのアクセシビリティ]に移動します。
Blackboard Learnのアクセシビリティの概要
次のナレーション入りの動画は、このページに含まれる情報の一部を視覚的および聴覚的に表現したものです。動画に描かれている内容の詳細については、YouTubeで動画を開き、[その他のアクション]に移動して、[文字起こしを表示]を選択します。
Youtubeの動画と書き起こし : Blackboard Learnのアクセシビリティの概要
意味構造とナビゲーション
Learn Ultraのページでは、標準の視覚的レイアウトが採用されているため、ユーザがプラットフォーム内を移動してもとまどうことはありません。見出しとランドマークによって論理的に構造化されたアプリケーションであるがゆえ、ユーザはアプリケーション内の任意のページで構造をすばやく理解し、ページの該当セクションやコンテンツ項目に簡単に移動できるようになっています。
見出しによる構造
1つのH1で現在のページが識別されます。Blackboard Learnでは、"Biology 101"などのコース名は常にH1です。
H2見出しは、ページの主要セクションを説明するために使用されます。たとえば、コースページにはH2見出しが3つあります。1つはコース教職員用、もう1つは[詳細と操作]メニュー用、もう1つはコースコンテンツ用です。
ランドマークによる構造
Learn Ultraでは、各ページにHTMLとARIAのランドマークを使用してセクションを定義し、支援技術を利用するユーザがさらに効率的にページを移動できるようにしています。ユーザはアプリケーションのどのページでも構造をすばやく理解し、ページの該当するセクションやコンテンツ項目に簡単に移動できるようになっています。
Learn Ultraには、次のようなランドマークが含まれています。
- バナー
- 補足
- コンテンツ情報
- フォーム
- メイン
- ナビゲーション
- 検索
- セクション
キーボード操作
Blackboard Learnの製品チームは、業界標準のキーボード操作で扱える機能を実装すべく継続的に取り組んでいます。各コンポーネントの要件を考慮し、ユーザが機能を正しく認識して操作できるようにします。
キーボードの操作パターンはブラウザ (Microsoft Edge、Firefox、Safari、Chrome) ごとに異なりますが、特定のブラウザ内での操作は共通であり一貫しています。
スキップしてメインコンテンツへ
Ultraでは、プラットフォーム全体でヘッダやコースナビゲーションなど複数のページで繰り返されるコンテンツのブロックをバイパスするメカニズムとして、スキップリンクが用意されています。そのため、ユーザはメインコンテンツ領域に直接ジャンプできます。この機能により、キーボードのみのユーザやスクリーンリーダーユーザは、コンテンツの繰り返しを回避し、ページ内をすばやく移動できます。
ユーザは、[スキップしてメインコンテンツへ ]リンクがキーボードフォーカスを受け取るまでタブを押すか、スクリーンリーダーでリンクリストを取得してリストから選択できます。また、[コースコンテンツ]ページには[コース情報へスキップ]リンクがあります。
フォーカス順序
ユーザは、キーボードを使用してアプリケーションを順番に移動できます。インタラクティブな要素は、コンテンツが視覚的に配置される順序でフォーカスされ、意味と操作性が維持されます。
ドラッグアンドドロップ機能
Ultraでは、ドラッグアンドドロップ機能でコースコンテンツアウトラインの項目を並べ替えたり、ユーザのデバイスから画像をアップロードしたりできます。この機能は、キーボードまたはスクリーンリーダーを使用して認識および操作できます。
[コースコンテンツ]ページでは、キーボードを使用して次の操作を実行できます。
- コースアウトライン内の新しい位置に項目を移動する。
- 展開済みのフォルダまたは学習モジュールに項目を移動する。
- 別の展開したフォルダまたは学習モジュールにフォルダを移動する。
キーボードショートカット
- Tabキーで項目の並べ替えボタンに移動する
- [Enter]キーを押し、移動モードを有効化します。
- 上下の矢印キーを使用して、位置を選択します。
- 左右の矢印キーを使用して、フォルダまたは学習モジュールを展開、または折りたたみます。
- [Enter]キーを押して、移動先に項目をドロップします。
コンテンツエディタ
Learn Ultraのコンテンツエディタは、ラベルで識別されたアクセシビリティ対応のコントロールと、そこで作成されたコンテンツを書式設定するためのキーボードショートカットを提供しています。エディタでは、Microsoft Office文書からコンテンツをコピーしたときに混入する可能性がある不要なHTMLコードが、適切にクリーンアップされます。HTMLがクリーンアップされることで、スクリーンリーダーでは、エディタで作成された、またはエディタにコピーされたコンテンツを完全に読み取ることができます。
キーボードショートカット
- キーボードを使用してコンテンツエディタのツールバーに移動する場合は、[Alt]+[F10]を押します。Macでは、Fn + Alt + F10。
- 左右の矢印キーを使用して、オプション間を移動します。
- 下矢印またはスペースバーを使用して、サブメニューを開きます。
- [Enter]キーを押して、オプションを選択します。
- [Esc]を押して、サブメニューを閉じます。
視覚的表現とマルチメディアコンテンツ
- テキスト、グラフィック要素、およびユーザインターフェイスのコンポーネントと状態を視覚的に表現することで、適切な色のコントラストを実現します。
- ユーザは、コースコンテンツ、コースバナー、またはコンテンツエディタを使用してアップロードされた画像の代替テキストを定義できます。
- Ultraインターフェイスのボタンには、アクセシビリティに対応する名前やラベルが付けられており、支援技術を使用しているユーザが要素の目的を認識できるようになっています。
モーション低減設定
Blackboard Learn Ultraでは、Ultraコースビューと、ベースナビゲーションが有効になっている元のコースビューの両方で、アニメーションの動きを低減できます。この設定は、デバイスから有効にできます。
- iOS : [アクセシビリティ] > [動作] > [視差効果を減らす] (オン)
- Android : [設定] > [アクセシビリティ] > [アニメーションの削除] (オン)
- Windowsの場合: [設定] > [アクセシビリティ] > [視覚効果] > [アニメーション効果] (オフ)
- Mac OSの場合 : [システム設定] > [アクセシビリティ] > [ディスプレイ] > [視差効果を減らす] (オン)
有効にすると、パネルなどのBlackboard Learn Ultraアニメーションで、不要なモーションが低減されます。
支援技術の互換性
スクリーンリーダーを快適にご利用いただくには、次の組み合わせをお勧めします。
スクリーンリーダー | オペレーティングシステム | ブラウザ |
---|---|---|
JAWS | Windows | Google Chrome |
NVDA | Windows | FirefoxまたはGoogle Chrome |
VOICEOVER | MAC OS | FirefoxまたはGoogle Chrome |
基本的なキーボードショートカットであるJAWS、NVDA、およびVOICEOVERには、スクリーンリーダーの種類に応じてWebページをナビゲートするためのコマンドが用意されています。
フィードバック
当社製品のアクセシビリティに関するご意見をお待ちしております。ご質問やご不明な点がございましたら、[email protected]までご連絡ください。このメールアドレスは、Anthology製品での支援技術の使用に関する質問への回答のみに使用されます、ご了承ください。