ライブ字幕 (クローズドキャプション)
Ultraユーザエクスペリエンスは、ライブ字幕 (クローズドキャプション) に対応しています。聴覚に障害を持つ学生や、モデレータとは違う母国語を使用する学生たちに、アクセス可能な学習体験を提供します。
現時点では、ライブ字幕 (クローズドキャプション) のテキスト読み上げはサポートされていません。
モデレータは出席者を字幕入力担当者に設定する必要があります。字幕入力担当者は、セッション中の発言を入力します。その他の出席者は、入力された内容をリアルタイムで確認できます。複数の字幕入力担当者を設定して、複数の言語に対応できます。
出席者を字幕入力担当者に設定する方法の詳細 (モデレータ向け)
セッションが記録される場合、ライブセッション中に入力された字幕も含まれます。セッションにキャプショントラックが複数ある場合には、最初のものが記録されます。
字幕入力担当者になる
字幕入力担当者として、セッション中の字幕を他ユーザに提供します。このロールは、モデレータによって割り当てられます。
1つのセッションで、字幕入力担当者を何人か指定できます。字幕入力担当者は、出席者パネル上で、クローズドキャプション (CC) アイコンで表示されます。
ライブ字幕は、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語には対応していません。これらの言語がブラウザで設定されている場合、字幕の開始時にエラーが表示されます。
- モデレータによって字幕入力担当者に指定されると、「このセッション中の字幕を他のユーザに提供できるようになりました」というメッセージがページの上部に表示されます。
- スペースバーを押すか、[視聴者への字幕の提供を開始してください]ボタン (画面上では[開始してください]) を選択します。
- 字幕を選択すると、フォーカスが[視聴者に字幕を提供する]という編集フィールド (プレースホルダテキストは「字幕を入力」) に移動します。
- これで字幕を編集フィールドに入力できるようになりました。
字幕の提供開始を選択すると、すべての出席者に字幕が利用可能であることが通知されます。字幕入力担当者が文字を入力すると、画面上に字幕がリアルタイムで表示されます。
デフォルトでは、字幕のタイトルとして入力担当者の名前が使用されます。他の参加者が字幕を識別できるよう、タイトルを変更することをお勧めします。例えば、「字幕」や「スペイン語字幕」といった感じです。
- 字幕編集フィールドの右上の自分の名前に移動します。
- スペースバーを押すか、[字幕ストリームのタイトルを編集 :[あなたのゲストの名前]]ボタンを選択します。
- あなたの名前を削除します。
- 「字幕ストリームの新しい名前を入力してください。[Enter]を押して更新するか、[Escape]を押してキャンセルします。」という編集フィールド (プレースホルダテキストは「字幕ストリームのタイトルを入力」) に新しいタイトルを入力します。
- [Enter] を押して更新します。
- フォーカスが[視聴者に字幕を提供する]という編集フィールド (プレースホルダテキストは「字幕を入力」) に移動します。
共有されているコンテンツが表示されている状態で、発言者を見たいですか?ピクチャインピクチャを選択すると、アクティブな発言者を表示できます。
字幕を表示する
字幕入力担当者が役割を引き受けると、「このセッションでは字幕をご利用いただけます。字幕を使用しますか?」というメッセージがページの上部に表示されます。
- 字幕を表示するには、スペースバーを押すか、[はい、字幕を有効にします。]ボタン (画面上では[はい]) を選択します。
- [はい]を選択すると、ページの下部中央の「[字幕ストリームタイトル]字幕」という編集フィールドが有効になります。
字幕をオフにするには、スペースバーを押すか、[いいえ、字幕なしで続けます。] (画面上では[いいえ]) ボタンを選択します。
字幕のフォントサイズを変更する
- 読み取り専用の字幕編集フィールドから、[字幕テキストのフォントサイズを選択する]選択フィールドに移動します。デフォルトでは、[M]が設定されています。
- スペースバーを押すか、[字幕テキストのフォントサイズを選択する]選択フィールドを選択します。
- 次のオプションのいずれかに移動して選択します。
- XS
- S
- M
- L
- XL
- フォントサイズと字幕フィールドのサイズが、変更に応じて調整されます。
ライブ字幕と中国語、日本語、韓国語のブラウザ
ライブ字幕の入力プロセスは、言語が中国語、日本語、韓国語に設定されているブラウザではサポートされません。つまり、入力した内容が正しく表示されない可能性があります。出席者は結果として表示される文字だけではなく、キー入力も目にすることになります。
例:日本語の「河口」を入力する場合、字幕入力担当者がkakouとタイプすると、「kかkこう」と表示されます。これらの文字は手動で「河口」に変換されます。字幕を見る出席者は、入力された文字と変換された文字の両方を見ることになるため、読みにくくなります。
字幕とチャットのトランスクリプトの記録
Collaborateの記録とトランスクリプトのダウンロード
モデレータがセッション記録のダウンロードを許可している場合は、記録プレーヤーの[記録]メニューから、記録とトランスクリプトをダウンロードできます。
画面の左上部で[記録]メニューを開きます。
- 完全な記録のダウンロード
- キャプションのトランスクリプトのダウンロード
- チャットのトランスクリプトのダウンロード
メインの[記録]リストから字幕をダウンロードすることもできます。
- [記録]から、字幕 (CC) 付きの記録を検索します。
- [字幕オプション]メニューを選択し、[字幕のダウンロード]を選択します。