開始前およびセッション中のCollaborateセッションの設定
[セッションの設定]では、セッションで許可するものを制御できます。一部の設定は、セッションを開始する前に設定する必要があります。それ以外の設定は、セッションの開始前、またはセッション中にいつでも変更できます。
セッション開始前に行う設定
設定のほとんどはセッション中いつでも変更できますが、一部はセッション開始前に設定しておく必要があります。
- ゲストのアクセス
- 既定の参加者ロール
- チャットのメッセージを匿名にする
- セッションの電話通信を有効化
- プライベートチャット設定
- 不適切な表現のフィルタ
- 250人以上の参加を許可する
この大規模セッションのオプションが表示されない場合は、ご利用の統合で同オプションが利用できない設定になっている可能性があります。この設定は、管理者が変更できます。
セッション中に変更できる設定
一部の設定は、セッション中に変更できます。セッション中に設定を変更するには、[Collaborate]パネルを開いて、[設定]を選択し、[セッションの設定]を開きます。
- 優先言語を選択する
- モデレータのプロフィール画像のみを表示
- ギャラリービュー
- 参加者の権限
Video: Session Settings in Blackboard Collaborate with the Ultra Experience
Watch a video about session settings
The following narrated video provides a visual and auditory representation of some of the information included on this page. For a detailed description of what is portrayed in the video, open the video on YouTube, navigate to More actions, and select Open transcript.
Video: Session settings shows you session settings that must be set before a session and settings you can change during a session.
ゲストのアクセス
ゲストは、セッションに参加するために、セッションへのサインインやコース登録の必要がない出席者です。ゲストには認証が必要ありません。
ゲストアクセスを許可すると、セッションのゲストリンクが利用可能になります。このリンクは、リンクを持っている人なら誰でも使用し、共有できるパブリックリンクです。ゲストリンクを持っていれば誰でもセッションに参加できます。
Collaborate既定の参加者ロール
既定の参加者ロール
デフォルトでは、すべての人が参加者としてセッションに参加します。セッション所有者とコースの教員は、モデレータとして参加します。[規定の参加者ロール]メニューを使用して、ゲストおよび学生のデフォルト設定を変更します。
セッション中にデフォルト設定を変更することはできません。ただし、セッションの終了日がない場合は、次にセッションを使用する前にデフォルト設定を変更することができます。
デフォルト設定を変更する前に、各ロールとその権限の違いを確認してください。
セッションの記録の設定
- 記録のダウンロードを許可する : セッション所有者の場合は、記録をダウンロードするためにこのオプションをオンにする必要はありません。セッション所有者、コースの教員、および管理者は常に記録をダウンロードできます。[記録のダウンロードを許可する]チェックボックスを使用すると、他のユーザも記録をダウンロードできるようになります。参加者や学生が記録をダウンロードできるようにするには、このオプションを選択します。
この設定は、セッションの終了後にオンにすることができます。セッションが終了している場合は、セッションの終了日を現在または将来の日付に変更して、[保存]を選択します。
Collaborate Downloader Chrome拡張機能を使用すると、[記録のダウンロードを許可する]チェックボックスが選択されていない場合でも記録をダウンロードできます。
- チャットのメッセージを匿名にする : セッション中に投稿されるチャットメッセージは、記録では匿名の投稿として表示されます。このオプションは事前に計画し、セッションを記録する前にオンにする必要があります。記録が開始されると、変更できなくなります。このオプションは元に戻せません。
Collaborateセッション権限
優先言語を選択する
これまで、Collaborateではブラウザに設定された既定の言語が使用されていましたが、それは優先言語でない場合がありました。現在は、[セッションの設定]でCollaborateでサポートされているどの言語でもセッション中の既定の言語として選択できるようになりました。選択内容は次のセッションのために、このデバイス上でこのブラウザによって記憶されます。
このリリースによりセキュリティを向上させるために、BlackboardではCollaborate統合のセキュリティを強化する製品の変更を実装します。この変更はスケジュールされたリリース期間内に、リリースの一部として自動的に展開されます。
モデレータのみにプロフィール画像を表示する
セッションを安全な状態に保ち、不適切なプロフィール画像を避けるには、モデレータにのみ表示されるようにします。これを選択すると、セッションのどこにも参加者のプロフィール画像は表示されません。これには出席者リスト、チャット、ブレークアウトグループ、メインステージが含まれます。代わりに、参加者にはデフォルトのアバターが表示されます。
ギャラリービュー
ギャラリービューでは、ほとんどの学生を一度に表示することができます。このビューでは、1ページに最大25人の出席者を表示できます。ページ上に表示する動画として、非言語による視覚的なフィードバックも十分に確認できる最適な数は25です。
[ギャラリービュー]設定で、下記のいずれかに決定します。
- セッションにいる全員がギャラリービューを使用できる
- モデレータのみがギャラリービューを使用できる
- ギャラリービューを全員に対して無効にする
ギャラリービューを無効にすると、最大4つの動画が表示されます。出席者は、それ以上表示することを選択できません。
参加者の権限
参加者が250人未満のセッションの場合、デフォルトではすべての参加者の権限がオンに設定されています。参加者は音声や動画の共有、チャットメッセージの投稿、ホワイトボードとファイルへの描画を実行できます。いずれかのチェックボックスをクリアすると、その権限をオフにできます。
セッションの前またはセッション中に、いつでも参加者の権限を変更できます。これらの設定は、すべての参加者に対して権限をオンまたはオフにします。1人の参加者の権限だけを変更することはできません。特定の参加者に異なる権限を与えたい場合は、その参加者のロールを変更します。
参加者の権限を変更しても、モデレータとプレゼンタの権限には影響しません。
より大規模なセッションの場合、すべての参加者の権限はデフォルトでオフに設定されており、変更できません。詳細については、ウェビナーモードの設定をご覧ください。
セッションの電話通信を有効化
[電話によるセッションへの参加を参加者に許可する]を選択して、参加者がセッションのテレカンファレンスにダイヤルインできるようにします。電話でセッションに参加できるのは最大25名です。ダイヤルインによる出席者が最大数に達した場合、それ以上は電話参加できません。
セッション中は、この設定を変更することはできません。参加者がダイヤルインできるようにするには、セッションの開始前にこのチェックボックスを選択します。
プライベートチャット設定
参加者間のプライベートチャットは、デフォルトでオンに設定されていますが、使用方法を制限することができます。
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参加者はモデレータのみとチャットできる : 選択すると、参加者はモデレータのみと個人的にチャットができます。選択しなければ、参加者はセッション内の誰とでも個人的にチャットできます。
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モデレータはすべてのプライベートチャットを監視する : 選択すると、モデレータには出席者間のプライベートチャットチャンネルでの発言がすべて表示されます。チャットが監視されていることを出席者に知らせる警告が、プライベートチャットチャンネルの上部に表示されます。選択しなければ、モデレータはプライベートチャットチャンネルを見ることができません。
Collaborateチャットの不適切な表現のフィルタ
チャットの不適切な表現のフィルタ
誰かがチャットで不適切な言葉を使用した場合、その言葉はライブセッションと記録の両方で排除され、一連の星印に置き換えられます。
この不適切な表現のフィルタは、人種/国籍、性の自認/表現に関してよく用いられる差別的な言葉や、体の部位や性的行動に対する軽蔑的な表現の一部を除外します。英語、フランス語、スペイン語に対応しています。幼稚園小中高等学校での使用を想定しています。デフォルトでは、機能は無効となっています。言葉という特性上、Blackboardはこのようなリストが万全ではないこと、リストに収録されている語彙に過不足があることは理解しています。
モデレータは[セッション設定]から機能をオンにすることができます。
- [チャットメッセージで不適切な表現を非表示にする]の横にあるチェックボックスを選択します。
- 現在のセッションを終了します。
- 新しいセッションを開始すると、変更した設定が適用されます。変更は、その後のセッション記録にも適用されます。
セッションをリロードするだけでは不十分です。
Collaborateの大規模セッション
大規模セッション
デフォルトでは、セッションでは250人までの出席者がサポートされています。最大500人の出席者をサポートするようにセッションを設定できます。セッションの開始前に、セッションの設定から、[250人以上の参加を許可する]を選択します。
この大規模セッションのオプションが表示されない場合は、ご利用の統合で同オプションが利用できない設定になっている可能性があります。この設定は、管理者が変更できます。
このオプションを使用すると、セッションを最大500人の参加者をサポートするウェビナーにすることができます。ウェビナーモードでは一部の機能が利用できません。次のような機能はオフになっています。
- 動画 : 出席者は最大2つの動画を同時に表示できます。
- 参加者の権限 : 参加者は音声や動画の共有、チャットメッセージの投稿、ホワイトボードとファイルへの描画を実行できません。
モデレータは、セッション中にチャットをオンにすることができます。モデレータの権限は変更されません。
- ブレークアウトグループ : ブレークアウトグループは、ウェビナーモードでは利用できません。
- セッションを終了予定時刻に閉じる : 出席者は予定された終了時刻にセッションから退去させられます。
参加者にチャットさせたい、または音声を使用させたい場合はどうすればよいですか?
1人の参加者に対して音声や動画の共有、チャットメッセージの投稿、ホワイトボードとファイルへの描画を許可したい場合は、参加者をプレゼンタに昇格させてください。