Blackboard Collaborateは、環境全体で、完全な統合ツールとしてCourseSitesと統合されています。
ただしCourseSites内のCollaborateの統合には、次のような制限があります。
- 参加できるのは10人までです
- セッションを記録できません
- ブレークアウトグループを使用できません
- タイマーを使用できません
- どのユーザの接続ステータスも表示できません
- ゲストリンクアクセスは利用できません
所属教育機関がCollaborateライセンスを所有している場合は、CourseSitesコースに完全バージョンを追加できます。
CollaborateのライセンスバージョンをCourseSitesと統合する
デパートメントライセンスまたはエンタープライズライセンス料金を支払っているCollaborateユーザは、LTI認証資格をリクエストして、CollaborateをLMSと統合できます。これは通常、サイト全体のツールとして、システム管理者ロールを持つユーザによって行われます。CourseSitesは、数十万人のユーザが使用している共有プラットフォームで、CourseSitesユーザには、コースコンテキストにおいて教員または学生のロールのみが付与されます。
ただし、個々の教員がCollaborateのようなLTIツールをコースに追加して、その結果Collaborateの統合バージョンを使用することは簡単です。
LTI認証資格をリクエストする
システム管理者だけがLTI認証資格をリクエストできます。
お持ちのライセンスでCollaborateをLMSと統合することが許可されている場合、Behind the Blackboardでチケットを起票することで認証資格をリクエストできます。
Collaborateをすでに別のLMSと統合してある場合、チケットを起票して別の認証資格をリクエストする必要があります。ただし、同じ認証資格をCourseSitesの異なるコース内で使用することができます。
- LTIサービスURL。URLは、ホストされている地域によって異なります。
- US-SAS :https://us-lti.bbcollab.com/lti
- CA-SAS :https://ca-lti.bbcollab.com/lti
- EU-SAS :https://eu-lti.bbcollab.com/lti
- AU-SAS :https://au-lti.bbcollab.com/lti
- ユーザ名=顧客キー
- パスワード=共有シークレット/セキュリティトークン
CSAサービスURLが提供されている場合もあります。このURLは、統合を設定するのには必要ありません。
統合をコースに追加する
- CourseSitesに教員としてサインインし、Collaborateを追加するコースに移動します。
- [作成]を選択します。
- [LTI接続を用いる指導ツール]を選択します。
- 「新しいLTIリンク」というテキストを、学生にとって意味のあるものに置き換えます。たとえば、Blackboard Collaborateなどです。このテキストは、[コースコンテンツ]ページに表示されます。
- 設定URLを追加します。自分の地域のLTIサービスURLを使用します。
- 提供されたキーとセキュリティトークンを追加します。
- [Open in new window]チェックボックスをオフのままにします。
- [保存]を選択します。
Collaborate統合が[コースコンテンツ]ページに表示されます。何か意味のあるものに変更しなかった場合、統合ではデフォルトの「新しいLTIリンク」というテキストが使用されます。
学生に使用させる場合は、統合が学生に表示されることを確認します。
統合を選択すると、Collaborateスケジューラがコースパネル内に開かれます。セッションに参加する出席者は、CourseSitesコースの登録時に使用した名前で参加します。
元のコースルームを無効にする
学生の混乱を抑え、間違ったコースルームに参加するのを防ぐために、[詳細&操作]でCollaborateコースルームを無効にします。学生は、統合内のルームにのみ参加できます。
- [詳細&操作]からBlackboard Collaborateを見つけます。
- [Collaborateの詳細オプション]メニューを選択します。