Collaborateセッションを作成
スケジューラセッションのリストから、[セッションの作成]を選択します。[セッションの作成]パネルは、タブで編成されています。
表示されるタブは、セッションをコース内から作成するかどうかによって異なります。セッションを作成する上で必要となるのはイベントの詳細だけです。その他のタブはオプションです。
- イベントの詳細 :セッションに必要な基本情報。イベントの詳細の詳細。
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招待メール :必要に応じて、特定の出席者に招待メールを送信します。招待メールの詳細。
この機能は、スケジューラWebページからのみ利用できます。LMSコース内から招待メールを送信することはできません。
- セッションの設定 :必要に応じて、ユーザが記録のダウンロード、音声または動画の共有、チャットメッセージの投稿などができるかどうかを決定します。セッションの設定の詳細。
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出欠記録 :必要に応じて、セッションの出欠データをBlackboard Learnコースと共有します。出欠記録の詳細。
この機能はBlackboard Learnでのみ利用できます。
イベントの詳細
イベントの詳細には、セッションの名前、日付、時刻が含まれています。セッションが、無期限か繰り返しかを決定します。名前は、出席者がセッションの目的を把握できるような意味のあるものにします。
Collaborateでは、セッションの開始および終了時間にコンピュータのローカルタイムゾーンを使用します。
[イベントの詳細]タブからゲストアクセスを許可することもできます。
繰り返しセッションの編集
繰り返しセッションは、シリーズ内の最初のセッションに基づいています。シリーズ全体の時間を変更するには、最初のオカレンスで更新を行います。また、個々のオカレンスを更新することもできます。
- スケジューラから、繰り返しセッションを見つけます。
- セッションを展開して、すべてのオカレンスを表示します。
- [セッションのオプション]メニューを選択し、[オカレンスの編集]を選択します。
- オカレンスを編集して保存します。
ゲストアクセス
ゲストは、セッションに参加するために、セッションへのサインインやコース登録の必要がない出席者です。ゲストには認証が必要がありません。
ゲストアクセスを許可すると、セッションのゲストリンクが利用可能になります。このリンクは、リンクを持っている人なら誰でも使用し、共有できるパブリックリンクです。ゲストリンクを持っていれば誰でもセッションに参加できます。
ゲストアクセスは、認証された出席者にアクセスを制限するため、デフォルトでオフになっています。セッションの安全性を保ちたい場合は、ゲストリンクを使用しないでください。
ゲストアクセスを許可した後、ゲストに与えたい権限に基づいて、ゲストのロールを選択します。ゲストにロールを割り当てる前に、各ロールとその権限の違いを確認してください。
出席者にセッションへのテレカンファレンスを許可している場合、匿名ダイヤルイン情報も利用できます。ゲストリンクと同様に、ダイヤルイン情報を知っている人であれば誰でも使用できます。匿名なので、出席者が誰であるかはわかりません。セッションの安全性を保ちたい場合は、匿名ダイヤルイン情報を共有しないでください。その場合でも参加者はテレカンファレンスできますが、認証に使用するダイヤルイン情報が必要です。
ゲストアクセスの削除
ゲストアクセスを許可したものの、後で気が変わった場合は、セッションの[イベントの詳細]タブの[ゲストアクセス]チェックボックスをクリアします。共有されていたゲストリンクがすべて機能しなくなります。ゲストリンクが使用できないだけで、セッションは引き続きアクティブです。出席者は、コースまたは招待メールから参加する必要があります。
セッションの設定
開始前およびセッション中のCollaborateセッションの設定
[セッションの設定]では、セッションで許可するものを制御できます。一部の設定は、セッションを開始する前に設定する必要があります。それ以外の設定は、セッションの開始前、またはセッション中にいつでも変更できます。
セッション開始前に行う設定
設定のほとんどはセッション中いつでも変更できますが、一部はセッション開始前に設定しておく必要があります。
- ゲストアクセス
- 既定の参加者ロール
- チャットのメッセージを匿名にする
- セッションの電話通信を有効にする
- プライベートチャット設定
- 不適切な表現のフィルタ
- 250人以上の参加を許可する
この大規模セッションのオプションが表示されない場合は、ご利用の統合で同オプションが利用できない設定になっている可能性があります。この設定は、管理者が変更できます。
セッション中に変更できる設定
一部の設定は、セッション中に変更できます。セッション中に設定を変更するには、[Collaborate]パネルを開いて、[設定]を選択し、[セッションの設定]を開きます。
- モデレータのプロフィール画像のみを表示
- 参加者の権限
Collaborate既定の参加者ロール
既定の参加者ロール
デフォルトでは、すべての人が参加者としてセッションに参加します。セッション所有者とコースの教員は、モデレータとして参加します。[規定の参加者ロール]メニューを使用して、ゲストおよび学生のデフォルト設定を変更します。
セッション中にデフォルト設定を変更することはできません。ただし、セッションの終了日がない場合は、次にセッションを使用する前にデフォルト設定を変更することができます。
デフォルト設定を変更する前に、各ロールとその権限の違いを確認してください。
記録
モデレータはセッションを記録し、共有することができます。記録はMP4ファイルとして保存されます。ユーザは記録をストリーミングしたり、ダウンロードして見ることができます。音声や動画、セッション中に共有されるその他のコンテンツも記録可能です。セッション中に使用されるリアルタイム字幕やサブタイトルのキャプチャも可能です。セッションで使用された字幕が複数ある場合には、最初のものが記録されます。
Behind the Blackboardの記録ストレージの詳細 (英語版のみ)
セッションの記録の設定
セッションの記録の設定
- 記録のダウンロードを許可する :セッション所有者の場合は、記録をダウンロードするためにこのオプションをオンにする必要はありません。セッション所有者、コースの教員、および管理者は常に記録をダウンロードできます。[記録のダウンロードを許可する]チェックボックスを使用すると、他のユーザも記録をダウンロードできるようになります。参加者や学生が記録をダウンロードできるようにするには、このオプションを選択します。
この設定は、セッションの終了後にオンにすることができます。セッションが終了している場合は、セッションの終了日を現在または将来の日付に変更して、[保存]を選択します。
- チャットのメッセージを匿名にする :セッション中に投稿されるチャットメッセージは、記録では匿名の投稿として表示されます。このオプションは事前に計画し、セッションを記録する前にオンにする必要があります。記録が開始されると、変更できなくなります。このオプションは元に戻せません。
Collaborateセッション権限
モデレータにのみプロフィール画像を表示
セッションを安全な状態に保ち、不適切なプロフィール画像を避けるには、モデレータにのみ表示されるようにします。これを選択すると、セッションのどこにも参加者のプロフィール画像は表示されません。これには出席者リスト、チャット、ブレークアウトグループ、メインステージが含まれます。代わりに、参加者にはデフォルトのアバターが表示されます。
参加者の権限
参加者が250人未満のセッションの場合、デフォルトではすべての参加者の権限がオンに設定されています。参加者は音声や動画の共有、チャットメッセージの投稿、ホワイトボードとファイルへの描画を実行できます。いずれかのチェックボックスをクリアすると、その権限をオフにできます。
セッションの前またはセッション中に、いつでも参加者の権限を変更できます。これらの設定は、すべての参加者に対して権限をオンまたはオフにします。1人の参加者の権限だけを変更することはできません。特定の参加者に異なる権限を与えたい場合は、その参加者のロールを変更します。
参加者の権限を変更しても、モデレータとプレゼンタの権限には影響しません。
より大規模なセッションの場合、すべての参加者の権限はデフォルトでオフに設定されており、変更できません。詳細については、ウェビナーモードの設定をご覧ください。
セッションの電話通信を有効化
[電話によるセッションへの参加を参加者に許可する]を選択して、参加者がセッションのテレカンファレンスにダイヤルインできるようにします。電話でセッションに参加できるのは最大25名です。ダイヤルインによる出席者が最大数に達した場合、それ以上は電話参加できません。
セッション中は、この設定を変更することはできません。参加者がダイヤルインできるようにするには、セッションの開始前にこのチェックボックスを選択します。
プライベートチャット設定
参加者間のプライベートチャットは、デフォルトでオンに設定されていますが、使用方法を制限することができます。
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参加者はモデレータのみとチャットできる : 選択すると、参加者はモデレータのみと個人的にチャットができます。選択しなければ、参加者はセッション内の誰とでも個人的にチャットできます。
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モデレータはすべてのプライベートチャットを監視する : 選択すると、モデレータには出席者間のプライベートチャットチャンネルでの発言がすべて表示されます。チャットが監視されていることを出席者に知らせる警告が、プライベートチャットチャンネルの上部に表示されます。選択しなければ、モデレータはプライベートチャットチャンネルを見ることができません。
フリーダイヤル番号の使用
学生の長距離通話料金を節約して、セッションでのダイヤルイン用のフリーダイヤル番号を追加します。フリーダイヤル番号の所有者が代わりに料金を負担します。
Collaborateではフリーダイヤル番号を提供しません。フリーダイヤル番号を持っていない場合は、Toll-Free Forwardingなどのサービスから購入できます。
- フリーダイヤル番号をCollaborateのダイヤルイン電話番号の1つに転送するように設定します。
- Behind the Blackboardで、セッションユーザインターフェイス内の番号をフリーダイヤル番号に置き換えるリクエストを送信します。
Collaborateチャットの不適切な表現のフィルタ
チャットの不適切な表現のフィルタ
誰かがチャットで不適切な言葉を使用した場合、その言葉はライブセッションと記録の両方で排除され、一連の星印に置き換えられます。
この不適切な表現のフィルタは、人種/国籍、性の自認/表現に関してよく用いられる差別的な言葉や、体の部位や性的行動に対する軽蔑的な表現の一部を除外します。英語、フランス語、スペイン語に対応しています。幼稚園小中高等学校での使用を想定しています。デフォルトでは、機能は無効となっています。言葉という特性上、Blackboardはこのようなリストが万全ではないこと、リストに収録されている語彙に過不足があることは理解しています。
モデレータは[セッション設定]から機能をオンにすることができます。
- [チャットメッセージで不適切な表現を非表示にする]の横にあるチェックボックスを選択します。
- 現在のセッションを終了します。
- 新しいセッションを開始すると、変更した設定が適用されます。変更は、その後のセッション記録にも適用されます。
セッションをリロードするだけでは不十分です。
ウェビナーモードをオンにする
モデレータアクセス (クラスルーム) ライセンスのクライアントは、ウェビナーモードを使用できません。ウェビナーモードは、デパートメントライセンスおよびエンタープライズライセンスのクライアントで使用できます。ライセンスまたはアップグレードに関するご質問は、Blackboard Account Executiveにお問い合わせください。
セッションをウェビナーモードに変更すると、最大500人の出席者に対応できます。より多くの出席者を管理できるようにするため、ウェビナーセッションには以下の制限があります。
- ウェビナーセッションの長さは24時間を超えることはできません
- ゲストには参加者ロールを割り当てる必要があります
- 参加者権限はオフになっています。
モデレータは、セッション中にチャットをオンにできます。
- ブレークアウトグループは使用できません
- 予定された終了時刻にセッションが終了し、出席者が削除されます
セッションをウェビナーモードで作成するには、[セッションの設定]に移動して[250人以上の参加を許可する]を選択します。オプションが[セッションの設定]に表示されない場合は、Behind the Blackboardでオプションをオンにするリクエストを送信してください。
Collaborate出席者の一括招待
出席者の一括招待
コンマ区切り (CSV) ファイルを作成して、最大500人の出席者を一度に招待することができます。
Collaborateセッションでは、一度に250人の出席者がサポートされます。管理者がウェビナーモードをオンにすると、最大500人の出席者の大規模セッションをサポートできます。セッションでサポートされる人数を上回る出席者を招待すると、招待者全員が参加することはできません。
まずはCSVファイルを作成します。CSVファイルを500人の出席者に制限します。CSVファイルには、次のフィールドを以下の順序で使用し、列ヘッダを以下のように記入する必要があります。
- displayName (必須)
- email (必須)
- role (任意)
- moderator
- presenter
- participant
role (ロール) を空白にした場合、participant (参加者) がデフォルトで割り当てられます。
CSVの列ヘッダは、ここで示したとおり正確に記入する必要があります。たとえば、"Display Name" ではなく "displayName" を使用します。また、ヘッダは英語で記入する必要があります。翻訳されたヘッダは機能しません。
ファイルのアップロード
- [セッションの設定]で[招待メール]を選択します。
- [参加者をインポート]を選択します。
- [新しい参加者を検索]を選択し、該当するCSVファイルを参照して[アップロード]を選択します。
- 問題がなければ、[確認]を選択して参加者のアップロードを終了します。エラーがある場合は、CSVファイル上で修正してから、ファイルをもう一度アップロードします。
- [セッションに追加]を選択します。
- [保存]を選択して招待メールを送信します。