ネットワーク接続ステータス

Collaborateは接続速度を監視し、調整します。つまり、低速の接続の場合や、ネットワークの品質不良の場合でも、セッションに参加できるということです。


接続ステータス

セッション内で全員 (自分も含め) の接続ステータスを確認できます。ネットワーク接続のステータスは、以下の2つの場所から観察できます。

  • [出席者]パネルから
  • メインステージのプロフィール画像から

接続ステータスのインジケータ上にマウスポインタを移動します。表示される詳細画面から、接続が優良、良、不良のどの状態であるかわかります。ステータスの詳細については、「接続ステータスの詳細」を参照してください。

キーボードナビゲーションを使用している場合は、キーボードを使って[出席者]パネルの出席者リストにアクセスします。出席者まで移動すると、その出席者の接続の詳細が表示されます。スクリーンリーダのユーザは、標準のキーボードナビゲーションコマンドを使用して、このコンテンツにアクセスできます。

接続不良の場合は、プロフィール画像の上に接続ステータスのインジケータが表示されます。このインジケータの上にマウスポインタを移動すると、接続の詳細が表示されます。

この情報は常に更新されています。Collaborateは、現在の接続に基づき、ユーザエクスペリエンスを調整します。

動的な調整の詳細


接続ステータスの詳細

接続ステータスの詳細には、多くの情報がありますが、何を意味しているのでしょうか?

出席者のネットワーク接続状態は、"最高"、"良い"、"普通"、"悪い" のいずれかになります。

  • 最高 :出席者は、すべてを問題なく共有および視聴できます。
  • 良い :出席者は、すべてをほぼ問題なく共有および視聴できます。
  • 普通 :出席者は、ユーザエクスペリエンスの多少の変化を体験できます。
  • 悪い :出席者は、すべての共有または視聴が困難な可能性があります。

アップロードとダウンロード

[上へ]と[下へ]は、その時点で出席者による情報のアップロードおよびダウンロードが可能であることを示しています。これには、音声、動画、コンテンツの共有または視聴が可能かどうかも含まれます。

[上へ]の状態が "悪い" 場合、出席者による動画の共有は困難な可能性があります。[上へ]の状態が "良い" 場合、問題はありません。[ 下へ]の状態が "良い" 場合、出席者によるすべての視聴に問題はありません。[下へ]の状態が "悪い" 場合、出席者は困難な状況に陥っています。

[上へ]のデータは、出席者が何かを共有している場合にのみ表示されます。

ビットレート

ビットレートは、音声および動画データの配信量を表す測定単位です。一般に、数値が高くなるほど、品質は向上します。ただし、この数値にも、共有されているコンテンツによる影響が生じます。たとえば、音声のみを共有している場合、音声のビットレートがそれほど高くないというだけの理由で、この数値は低くなります。以下に、さまざまな機能がどの程度ビットレートに寄与しているのかを示す例をいくつかご紹介します。

  • 音声は常に48kbpsを使用します。
  • 一般に、各動画で360kbpsを使用しますが、ネットワーク条件によっては20kbpsほどまで下がることがあります。
  • アプリケーション共有の範囲は、共有されているコンテンツおよびネットワーク条件に応じて70kbpsから500kbpsまでとなります。

幸いにも、出席者の接続性をこれらの数値から突き止める必要はありません。Collaborateが代わりに計算を実行します。接続ステータスのインジケータを見れば、出席者の接続性 (最高、良い、普通、悪い) がどうなりそうか、ほとんどわかります。

損失 (音声)

音声および動画がネットワーク上を流れるときに、一部の情報が失われる可能性があります。一般に、動画の損失は重要ではありませんが、音声の損失は重要です。[損失 (音声)]行は、アップリンクとダウンリンクで失われた音声データの割合を示します。以下に示すのは、出席者の接続性を判断する際にCollaborateで使用されるしきい値です。

  • 10%以下 :"良い" または "最高"。出席者は、問題なくすべての音声を聞くことができます。 
  • 10%から20% :普通。出席者は、聞き取りに問題がある可能性があります。ただし、このレベルの損失が生じても、多くの場合、音声は非常に良好です。損失が特定の時間に集中する場合は、問題が生じる可能性があります。
  • 20%以上 :悪い。出席者は、音声のドロップアウトまたは周期的な機械音の発生に気付く可能性が高くなります。

多くの場合、Blackboardの音声処理アルゴリズムによって、非常に高いデータ損失率でさえも軽減可能です。ある期間にわたって均一にデータが失われる場合、20%から30%の音声データの損失でも引き続き音声は使用可能です。損失がこのレベルにある場合、通信は引き続き可能ですが、保証はされません。

遅延

[遅延]の値は、出席者のマシンからの音声データがBlackboardサーバに届くまでの長さを示しています。

遅延が1秒以上と特に大きい出席者は、対話形式で応答していない可能性があります。出席者からの応答がないと見なす前に、出席者が応答するための時間を確保してください。


最適なエクスペリエンスを実現するためのベストプラクティス

全出席者

  • Collaborateセッションに使用しているブラウザのみ残し、コンピュータ上のその他のプログラムをすべて閉じます。
  • 可能であれば、有線 (イーサネット) 接続を使用します。利用できない場合には、WiFi接続を使用します。
  • Blackboard Collaborateが対応している最新のインターネットブラウザのみを使用します。
  • セッション中の動画の使用は必要なときのみにします。

モデレータ

ネットワーク接続の不良により出席者が何かを失っているのではないかと心配な場合は、以下のことも試すことができます。

Behind the Blackboardのベストプラクティスの詳細 (英語版のみ)


参加と再接続

Collaborateでは、出席者が参加手続きをしている、またはセッションに再接続している状況もわかります。

  • 出席者が参加手続き中の場合、名前の下に参加中...と表示されます。[出席者]パネルの出席者のアバターが、紫色の円から緑色になります。出席者が参加したあと、アバターは通常表示になります。
  • 出席者が再接続している場合、名前の下に[再接続中...]と表示されます。[出席者]パネルで、再接続している出席者のアバターの円は赤色です。再接続の後は、アバターが通常の表示になります。
  • 再接続している場合は、再接続中であることを示すようステータスが変化し、音声や動画などの主要ツールが無効になります。

動画と音声の通知をオンにして、参加または再接続する出席者がいる場合に通知するよう設定できます。[設定]に移動し、[通知設定]を選択します。必要な通知を選択します。

Collaborateの動的な調整


動的な調整

Collaborateは、インターネットの接続品質に応じて帯域幅の送受信を動的に調整します。接続が向上または低下すると、動画の帯域幅が調整されます。

また、その他の調整が必要となる場合もあります。Collaborateでは、ユーザエクスペリエンスに明確な変更を追加してさまざまな接続障害に対応しています。

ユーザエクスペリエンスが変更された箇所では、その変更と理由が通知されます。

ダウンロード条件に対応したユーザエクスペリエンスの変更

ご使用のネットワーク接続がダウンロードに対応できない場合、動画やアプリケーション共有関係のユーザエクスペリエンスが変更されます。

ダウンロード条件に対応したユーザエクスペリエンスの変更
最適な帯域幅低帯域幅変更される理由
1人のアクティブな発言者の動画が表示されます。出席者全員の音声がオンになっています。アクティブな発言者の動画は、プロフィール画像に置き換わります。

音声そのものは変化しません。

その接続では、動画のダウンロードはできません。
アプリケーションが共有されている間、1人のアクティブな発言者の動画が表示されます。出席者全員の音声がオンになっています。アクティブな発言者の動画は、プロフィール画像に置き換わります。

音声とアプリケーション共有は変化しません。

その接続では、動画とアプリケーション共有のダウンロードはできません。
アプリケーションが共有されている間、1人のアクティブな発言者のプロフィール画像が表示されます。出席者全員の音声がオンになっています。アクティブな発言者のプロフィール画像と音声は変化しません。

十分な帯域幅があれば、アプリケーション共有は低品質で送信されます。この場合、共有バッジが壊れた形で表示されます。十分な帯域幅がない場合は、アプリケーション共有が停止します。

その接続では、アプリケーション共有のダウンロードはできません。
複数の発言者の動画が表示されます。出席者全員の音声がオンになっています。アクティブな発言者に対してのみ、動画が表示されます。

音声そのものは変化しません。

その接続では、複数の動画のダウンロードはできません。

アップロード条件に対応したユーザエクスペリエンスの変更

ご使用のネットワーク接続がアップロードに対応できない場合、動画やアプリケーション共有関係のユーザエクスペリエンスが変更されます。

アップロード条件に対応したユーザエクスペリエンスの変更
最適な帯域幅低帯域幅変更される理由
ユーザは高品質の動画を共有しています。共有しているのはカメラ動画または動画コンテンツです。動画は、低品質動画ストリームに切り替わります。その接続では、高品質動画のアップロードはできません。
ユーザは高品質の動画を共有しています。共有しているのはカメラ動画または動画コンテンツです。カメラは無効です。動画は送信されません。

音声送信は維持されます。

他の人は、動画ではなくこの出席者のプロフィール画像を見ることになります。

その接続では、動画のアップロードはできません。
モデレータは、動画を無効にした状態でアプリケーション共有を行っています。音声送信は維持されます。十分な帯域幅があれば、アプリケーション共有は低品質で表示されます。十分な帯域幅がない場合は、アプリケーション共有が表示されなくなります。その接続では、アプリケーション共有のアップロードはできません。

よくある質問

Collaborate with the Ultra Experienceを使用するときの帯域幅消費の主な要因は何ですか?

Collaborateは、帯域幅の使用を動的に調整します。これにより、ユーザのネットワーク接続を積極的に監視して、ユーザの問題が発生する前にダウンロード速度を調整することができます。

Collaborate Ultraの帯域幅消費の主な要因は、Webカメラ動画の共有とアプリケーションの共有です。

  • Webカメラ動画の帯域幅は1つのカメラにつき360kbpsから20kbpsまでで、最大4つのカメラを使用
  • 音声は常に48kbpsを使用
  • アプリケーション共有と音声は最低88kbpsで受信可能
  • アプリケーション共有の帯域幅は500kbpsから70kbpsまで
  • 最低128kbps、最大1488kbpsの音声で、4つのカメラを表示可能

チャットなどにも少量のオーバーヘッドが必要です。

ネットワークの状態が低下して、必要な最小帯域幅を維持できない場合、カメラとアプリケーション共有がオフになります。1つのカメラと音声の場合、トリガは68 kbpsで、アプリケーション共有と音声の場合は118 kbpsです。

ネットワークの状態が改善すると、カメラとアプリケーション共有が自動的にオンに戻ります。

帯域幅が心配な場合、どうすればいいですか?

帯域幅が懸念されるセッションの場合は、手順で必要な場合を除いて、出席者がWebカメラ動画を共有しないことをお勧めします。また、モデレータまたはプレゼンタは、アプリケーション共有の代わりにファイル共有とホワイトボードをコンテンツに使用することをお勧めします。アプリケーション共有は、手順で必要な場合に使用します。動画とアプリケーション共有がなければ、128kbps接続のユーザはセッションに完全に参加できます。

教員に対して、参加者の動画共有を無効にし、アプリケーション共有よりファイル共有を使用するよう通知することをお勧めします。また、帯域幅はネットワークに関する問題だけではないことに注意してください。遅延、ジッター、パケットロスなどその他の要因は、すべてセッションの品質に影響します。

出席者の管理の詳細

Collaborateのフレームレート


フレームレート

  • アプリケーション共有 :アプリケーションを共有するときのフレームレートは、プレゼンタと受信者の両方が利用できる帯域幅に依存します。信頼性の高いブロードバンドネットワークがあり、静止コンテンツの場合、1秒あたり25~30フレーム (fps) 程度になるでしょう。コンテンツが動画の場合、フレームレートは動画フレームの大きさと動画の内容に依存します。信頼性の高いネットワークであっても、動画が大きく、変化が多い内容の場合、急激にフレームレートが低下する可能性があります。
  • 動画 :動画のフレームレートには40 fpsの上限があります。ただし、動画のフレームレートはユーザの帯域幅とカメラの制限の影響を受けます。信頼性の高いネットワークでは、30 fpsが現実的です。