Blackboardアプリに対してサイト越えトラッキングを許可するiOSの設定
Blackboardアプリv6.11のリリースに伴い、アプリにサイト越えトラッキングを許可するための新しいiOS設定が作成されました。iOSデバイス上のアプリからLTIツールリンクにアクセスする際、この設定が必要となる場合があります。
iOSデバイスで"サイト越えトラッキングを許可する"設定が利用可能になる前は、BlackboardアプリのユーザがLTIツールリンクにアクセスすると、サードパーティセッションのCookieエラーが発生する場合がありました。
これらのサードパーティセッションCookieエラーは、AndroidデバイスでアプリからLTIツールリンクにアクセスする際には発生していません。
Blackboardアプリに対して"サイト越えトラッキングを許可する"設定を有効にするには、次の手順に従ってください。
- iOSデバイス上のBlackboardアプリをv6.11に更新します
- アプリを起動して、"サイト越えトラッキングを許可"オプションをiOS設定メニューに追加します
- アプリを閉じ、設定を有効にします
- [設定とBlackboard]に移動し、設定を有効にします
この情報は、Behind the Blackboardの記事番号000076036にも記載されています。
Ultraコースの連絡事項のプッシュ通知をシステムレベルで有効にする必要がある
ほとんどの場合、連絡事項のプッシュ通知はシステムレベルでオンになっています。現時点では、Blackboard LearnのアプリまたはWebビューでユーザが連絡事項のプッシュ通知をオンまたはオフにできる設定はありません。ユーザがUltraコースの連絡事項のプッシュ通知を受信していない場合は、管理パネルでシステムのデフォルト通知設定を「オン」または「常にオン」に設定してください。現時点では、ユーザはオプトアウトすることができません。デフォルトの通知設定の詳細。
Force to WebログインがActivity Aaccumulatorテーブルで実際より多くカウントされる
Mobile B2がForce to Web認証で設定されている場合、モバイルアプリユーザがiOSまたはAndroidにログインするたびに、Blackboard LearnデータベースのActivity AccumulatorテーブルにMobile Login Attemptが複数回記録されます。これは、BlackboardアプリとBlackboard Instructorアプリの両方からのログインに当てはまります。以下の表は、モバイル使用アクティビティの統計がログインごとにどのように割り増しされているかを示しています。
Learnバージョン |
Blackboardアプリ iOS |
Blackboard Instructorアプリ iOS |
Blackboardアプリ Android |
Blackboard Instructorアプリ Android |
---|---|---|---|---|
Enterprise/Classic | 2回 | 2回 | 3回 | 3回 |
SaaS | 2回 | 2回 | 1回 | 1回 |
サポートされていないテストの表示およびレビューオプション
以下のテストオプションは、テストを実施するときにBlackboardアプリでサポートされていません。
- 「質問を1問ずつ表示」をオンにする
- 自動提出のタイマーをオフにする (時間超過)
以下のテストオプションは、テストを確認するときにBlackboardアプリでサポートされていません。
- 「個々の解答にフィードバックを提供する」をオンにする
- [各質問の得点]の表示 = オフ
- 「不正解の質問を表示」をオフにする
期限日のタイムゾーンの時差
期限日のタイムゾーンは、WebブラウザでのBlackboard Learn 9.1の元のユーザエクスペリエンスとBlackboardアプリでは異なります。Blackboard Learn 9.1の元のユーザエクスペリエンスはサーバのタイムゾーンですべての期限日を表示し、Blackboard Learn UltraユーザエクスペリエンスとBlackboardアプリは、エンドユーザのマシンのタイムゾーンに基づいてすべての期限日を表示します。
ユーザが教育機関のサーバと異なるタイムゾーンにいる場合、アプリにはWebブラウザのBlackboard Learn 9.1の元のユーザエクスペリエンスとは異なる時間が表示されます。時差で期限日が早まったり遅くなったりする場合、学生が混乱する可能性があります。Blackboard Learn Ultraユーザエクスペリエンスはエンドユーザのマシンのタイムゾーンで時間を表示し、協定世界時との差も表示します。
BlackboardアプリがSession Fingerprintに対応していない
Blackboard Learn SaaS 3500.7+で解決しました
Blackboardアプリは、指紋が変更されたときに新しいセッションを作成するSession Fingerprint設定に対応していません。ネイティブUIでサポートされていない複数のコンテンツタイプは、アプリ内ブラウザ (Webビュー) で読み込まれ、ネイティブアプリビューとは異なるユーザエージェントを使用します。Webビューリクエストのトラフィックは、ネイティブリクエストのようにmBaaSリレーを経由しないため、リモートIPアドレスとユーザエージェントが変更されます。そのため、ユーザエージェントとIPアドレスはWebビューワークフローで変更される必要があり、Session Fingerprint変更時に新しいセッションを作成しようとすると、Webビューアプリ内ブラウザでセッションエラーが起こります。
モバイルトラフィックを許可するファイアウォール許可リスト
Blackboardアプリでは、MLCSとmBaaSの2つのサービスが必要です。MLCSは、教育機関を検索するためのMobile B2登録サービスです。mBaaSとは、Blackboardアプリのリクエストトラフィックを処理するAmazon Web Servicesのサービスリレーのことです。
コース一覧
コースの学期または期間の設定により、コースが現在、過去、今後のどのコース一覧に表示されるかが決まります。このプロパティは、すべてのロールのユーザに対して非表示にできます。