このページでは、Anthology Illuminateプラットフォームでの個人情報の使用方法、収集元、ホストされている場所、アクセスできる第三者、その他のデータプライバシー情報について概要を説明します。
これは、Anthology Reporting Stackのレポート層リリースのマイルストーンに先立って公開を予定している情報のドラフトバージョンです。データプライバシーのレビューに役立つ情報が含まれています。これは私たちが取り組んでいるテンプレート、Anthology Illuminate Protection Impact Assessmentからの抜粋です。
データプライバシー情報の概要についてどう思われたでしょうか。皆様やプライバシー/法務チームにとって役に立ちますか?追加した方がいいと思う情報はありますか?[email protected]までEメールを送ってください。ご意見をお待ちしています。
これはドラフトバージョンです。進行中の開発であるため、この情報は完全に包括的ではなく、変更の可能性があり、最新の開発状況を完全に反映していない可能性があります。必要に応じて更新する場合があります。
目的
この処理の目的は、クライアントが使用するAnthology SaaS教育および学習システム (以下のソースシステムのリストを参照) の既存のデータを、一貫したアーキテクチャ、データ構造と辞書、およびAPIプロトコルを備えた、1つの中央クライアントデータベースに統合することです。これにより、クライアントは (Snowflakeの読み取り専用データアクセスを介して) 統合データに直接アクセスできるようになり、レポートや分析のソリューションをAnthology Illuminateプラットフォームに構築できるようになります。
データソース (ソースシステム)
以下のソースシステム (クライアントが使用する場合) からすべてのデータが直接収集されます。個人から直接データが収集されることはありません。
- Blackboard Learn SaaS (クライアントが使用する場合)
- Blackboard Mobile App (クライアントが使用する場合)
- Collaborate Ultra (クライアントが使用する場合)
- SafeAssign (クライアントが使用する場合)
- Ally (クライアントが使用する場合)
データ主体 (処理されるデータの持ち主である個人)
使用される上記のソースシステムのすべての認定ユーザ。これには通常、次のユーザが含まれます。
- 学生およびその他の認定ユーザ
- 教師、ティーチングアシスタント、および同様のロール
- 管理者
- 顧客または認定ユーザによって招待されたゲストユーザ (Collaborate Ultraの場合)
データカテゴリ
データカテゴリは、上記のソースシステムによって異なります。ユーザとその学習活動に関する個人情報が含まれます。各アプリケーションのデータ要素の完全なリストは、Anthology Illuminateのデータディクショナリ―をご覧ください。
Blackboard Learn SaaS
- 名前または一意のID
- 教育機関のEメールアドレス、住所、性別などの人口統計情報および連絡先情報
- 生年月日、性別、国籍、親/学生の関係
- 成績レベル、教師、クラス/セクション/コース、成績、課題、テスト、本、出欠、宿題、学位タイプなど、モジュール、コース、および学位に関する情報
- アクセス資格情報のユーザ名とパスワード
- Learn SaaS、サービス、または閲覧履歴にアクセスするデバイスに関連する情報、位置データ、ソーシャルネットワーク (ソーシャルネットワーク統合が使用されている場合)、認定ユーザまたは顧客の通信によって提供される情報
- アクティビティのタイプ、システム、時間、モジュール、コースおよび関連する学位を含む学習アクティビティ
- 提出された論文、課題、ブログ、掲示板の投稿、その他のユーザ生成コンテンツに含まれる情報
Collaborate Ultra
- 名前または一意のID
- ユーザタイプ
- アクセス資格情報のユーザ名とパスワード
- Collaborate Ultraにアクセスするデバイスに関連する情報、サービスまたは閲覧履歴、位置データ、ソーシャルネットワーク、認定ユーザまたは顧客の通信によって提供される情報
- Collaborateセッションおよび出欠情報、チャット情報、音声/動画の記録、および関連するユーザアクティビティ
Blackboard Mobileアプリ
- 一意のユーザID
- ユーザがアクセスしたオブジェクトに関するコンテキスト付きの情報、モバイルデバイスの種類と使用されたバージョン、関連するユーザアクティビティ情報
SafeAssign
- 一意のユーザID
- 提出された課題と課題処理の結果に含まれる情報
- Originality Reportと関連するユーザアクティビティに関連する情報
Ally
- 一意のユーザID
- ルール名、前後のスコアなど、アクセシビリティレポートと関連するユーザアクティビティに関する情報
- 変更タイプ、前後のスコアなど、代替フォーマットと関連するユーザアクティビティに関する情報。
機密性の高い個人情報
以下のデータソースをクライアントがどのように使用しているかによって異なりますが、上記のデータソースには、一般的に機密性の高い個人情報は含まれません。このような情報の処理は、クライアントによって決定され、収集されます。
ホスティング情報
場所 : Anthology Illuminateのクライアントアカウントは、クライアントのソースシステムと同じリージョンにホストされます。したがって、場所は一般的に次のとおりです。
- USおよびLATAMのクライアント : 米国西部
- ヨーロッパ、中東、およびアフリカのクライアント : ドイツ、フランクフルト
- ANZのクライアント : オーストラリア、シドニー
これらのリージョン以外のクライアントは、現在Anthology Illuminateを使用できません。
テナント : シングルテナント。
データ共有 (サブプロセッサ)
Anthology Illuminateを提供するため、個人情報は以下のサブプロセッサと共有する場合があります。
サードパーティのサービスプロバイダ (追加のサードパーティが契約上の合意に従ってソースシステムにアクセスする場合があります)
- AWS (US) (ホスティングインフラストラクチャ、データレイクパイプライン)
- Snowflake (US) (ホスティングインフラストラクチャ、データレイクおよび分析機能)
Anthologyの関連会社および子会社
世界中のAnthologyチームが、クライアントサポート、製品メンテナンスなどの目的で、Anthology Illuminateのクライアントデータにアクセスする場合があります。主なクライアントサポートの場所は次のとおりです。米国、チェコ共和国、オランダ、英国、オーストラリア、コロンビア、インド。
保持と削除
保持期間は、一般的に、データ管理者としてクライアントが決定します。削除は、該当するシナリオによって異なります。
シナリオ1 : レコードをソースシステムから削除 : クライアントのAnthology Illuminateデータベースの対応するレコードも削除されます (同期プロセスの一環として)。
シナリオ2 : クライアントがAnthologyのすべてのソースシステムを終了 : すべてのデータ/サーバの通常の廃止です。Snowflake内のAnthology Illuminateデータベースの廃止が含まれます。データは契約上合意された期間内に削除されます。
シナリオ3 : クライアントがソースシステムの1つを終了 : 期限切れのソースシステムに関連するデータは、同期処理の一環としてAnthology Illuminateから削除されます (ただし、その他のソースシステムのデータはAnthology Illuminateに残ります)。